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生活保護の超真実~これでも生活保護になりたいですか~1.はじめに(1/2)

突然ですが「生活保護」と聞いてみなさんは何を思うでしょうか。
パッと直感的な思いや感情、または言葉でもいいです。
昔なら「人様、世間様には言えない」「非国民」「悲惨」こんな感じだったでしょうが
今はどうでしょう?日本はもはや先進国とは言えないような低賃金。成長せずに賃金が他国の伸びに比べて極端に低いですよね。

なので今では「ずるい」「低賃金で働いているよりマシ」「貴族」「勝ち組」「羨ましい」
こんな風に変化しているんじゃないでしょうか。
これを見ているあなたもまさに「そうだ、その通り」と思っているかもしれませんね。

人によっては今まさに「自分もそろそろやばい。でもむしろ生活保護になってしまった方が楽に生きられるはずだ。」と保護を受けることを検討している方もいるかもしれません。

結論から言います。楽になるかどうかは、その人によります。
この「その人による」というのが生活保護の1つのキーワードです。

受給者のニュースが出ればSNSをはじめとするネットでは「デモや裁判なんかしている元気があるなら働け!」とバッシングされていますね。

これは言葉がきついですが無知だから起こることです。
いや!生活保護のことなら知っている!と思った方に聞きます。
では、生活保護のことについて教えてください。モデルを分かりやすくしたいので、単身者の場合でお願いします。
多分こんなことが返ってくるのではないでしょうか。

「えーとまず毎月働きもせず15万とかもらって、医療費が無料で病院は行き放題だろ?それにタクシーまで無料で乗っているって見たし・・・昼間からパチンコ屋に行ってタバコに酒、風俗まで。スマホは労働しているオレも買えないiPhoneの最新機種。とんでもない奴らだよ。」

これに似た答えが思い浮かんだのなら、その人は本当の実態を知りません。
今回執筆しようと思った生活保護の超真実は生活保護を叩くなんて許さん!という内容ではないです。
むしろ怒りや、間違った希望を抱えた人にこそ読んでほしい。
間違った希望とは、「自分もバカバカしい労働なんかやめて生活保護になって遊んで暮らすぞ!」ということですね。
若者がネットの情報を鵜呑みにしてしまったら5年、下手したら10年、もしかしたら一生?
取り返しのつかないほどの貴重な時間を使うことになります。

将来的に自分はならないだろうなと思う方も、新たな発見がきっとあると思いますので、ぜひ暇つぶしにでも読んでみてください。
制度の解説を細かいところまでダラダラとやるよりも、実際に私がもらった受給者票や生活保護費などの画像も見ていただきながら
読み物として面白くお話していければと考えて書いていきます。

制度自体を勉強したければ法律の専門家のHPなどいくらでも出てきますからね。

※この「生活保護の超真実」は私が受けた神奈川県相模原市をモデルに書いております。細かい制度等はお住まいの自治体によって変わる可能性があります。
※現役の生活保護受給者を読者対象に書いておりません。そして、読むこともおススメしません。意図せず内容に傷ついたりすることがあるかもしれないので。承知したうえでご覧ください。
※できるだけ分かりやすく書きますが、障害などがある方には少し難しいお話があるかもしれないことをご理解ください。
※続けてお読みいただける方は自己紹介に目を通してから読んでいただくようお願いします。

続く(1/2)


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