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気がつけば、自分で自分をフルボッコ。

みなさん、こんにちは!
言葉をつむぐ人mariです!

今でこそ、与えられた肩書もなく、自分のやりたいこと・楽しいことだけに挑戦する、超自由な生活を満喫している私ですが

実はついこの間まで

・人の目がめちゃくちゃ気になる
・人にどう思われているか考えると不安
・とにかく自信がない

という、自由とは真逆の人生を送っていました。


自信がないから、肩書が手放せない

仕事がどんなに苦しくても

自分に自信がないから「教員」という身分証明書を手放せず、それにしがみついているしかなかった。

仕事を辞めて、ただの私で生きていくなんて、恐ろしくてできるわけがない。

そんな状態でした。

いったい何がそこまで自分自身を追いつめていたかというと、

自分の中の「自分いじめ」の存在に気がついたのです。

「自分いじめ」と聞くと…

◆自分の体を痛めつける
(めちゃくちゃハードな筋トレをするとかね)

みたいなイメージがあって

「さすがにそんなことしてないから、私は大丈夫」

と、スルーしてしまいがちなのですが

実は体を傷つけることだけが「自分いじめ」に該当するわけではなかったりするのです。

案外身近にある「自分いじめ」とは

たとえば…

・Instagramの投稿をしたのに、あんまり反響がなかったとき。

「なんで私は『いいね』をつけてもらえないんだろう…
 (あの子の投稿にはたくさんついているのに)」

・仕事で凡ミスをしてしまったとき。

「ああ、またやっちゃった。なんて自分は仕事ができないんだろう」

残念なできごとに対して、がっかりしたり、ショックだったりする気持ちだけでなく

「自分だからダメなんだ」

という思いがわきあがってくることはありませんか?

これって実は、立派な「自分いじめ」。

だって、こんなことを他の人に言ったら

「なんていじわるなこと言うんだ!」

って思われるような言葉たちですよね。

(「なんであなたの投稿には『いいね』がつかないのかねぇ?」なんて言われたら、めちゃくちゃ腹立ちますよね(笑))

そんな辛辣な言葉を、自分にかけ続けていたりしませんか?

しかも重症になってくると、もう何から何までダメ出しの嵐。

飼ってるメダカの元気がないだけで

「自分なんて、なにもできない無能ヤロウだ…」

と言葉で自分をフルボッコし始めたりします。

そんな声が四六時中、頭のなかで響いてたりしたら…

「失敗を恐れず、新しいことにチャレンジ!」

なんて、できるわけがない。

そんなことを考えようものなら

「あんたにできるわけないでしょ。」
「また失敗して恥かくよ。」
「絶対、あの子が裏で笑ってるよ。」

なんて、おぞましい声が聞こえてくる。

そして

「やっぱり私には無理だ。」
「こんなこと想像するもんじゃない」
「もう、挑戦なんてやめよう」

と、悲しい気持ちになって、足を踏み出すのをやめてしまう。

こんな状態が続いていたら、新しいことに挑戦しようと思えなくて当たり前です。

ましてや、自分の「好き!」を自由に表現なんて、できるわけがない。

それっていったい誰の声?

実は深刻な「自分いじめ」。

・なぜかいつも不安
・よく寝たはずなのに、疲れている
・モヤモヤやイライラに心を支配されてしまう

という状態の人は、もしかしたら、頭の中で常に自分自身を否定し、きつい言葉を投げかけているのかもしれません。

しかもこれはオート機能なのでね。

呼吸をするかのごとく、嫌味な言葉を自分に投げつけている。

それじゃあ、心が疲弊してしまうのも当然です。

心が疲れていたら、体のエネルギーだって回らない。

(慢性疲労って、実はこういうところからきていたりするのかも。)

もしも自分の中のそういう声に気づいたら…

一度考えてみてほしいことがあります。

それは

「この声って、いったい誰の声?」

ということ。

・その言葉を言われた相手
・いつ頃のことだったのか
・どんなシチュエーションだったのか

といったことを思い出してみてほしい。

そうすると、それが自分の中から生まれ出たものではなく、いつか誰かが自分に植えつけたものだと気がつく瞬間があるかもしれません。

あまりにも自然にわきあがる自己否定の言葉ですが

一度立ち止まって考えてみると、そのルーツにたどりつける。

そうすると、それは曖昧でわけの分からないものから、実態のある、理解可能なことがらへと変化していく。

癖になってしまった思考というものは、簡単には払しょくしきれないものですが、

一つずつ明らかにし、解きほぐし、そして癒していくことで

ちょっとずつ、自分の自由を取り戻せるようになるんじゃないかなぁと考えています。

これを読んでくださった方の、心が少しでも軽くなりますように。

私もメダカの元気がなくなったら、自分のことをいじめる前に
さっさと水を替えてあげようと思います。

それではまた次回、お会いしましょう!

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最後までお読みいただきありがとうございます。

誰よりも【心】について思いをよせるmariが
複雑怪奇で形のない【心】について

正面から、横から、ななめから
ためつすがめつしながら考察していくページです。

私が【心】と向き合う日々が

読者の皆さまにそっと寄りそい
ときにははたと立ち止まって考える

そんなきっかけになりますように。

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mari【言葉をつむぐ人】

・36歳、3児の母
・13年間の教員生活ののち、自分らしい人生を求めてフリーランスに転向
・現在はライター、モデル、ソウルフル数秘術®プラクティショナーとして多方面に活躍
・幼少期から生きづらさを感じていたことをきっかけに、心について学び、深く考察する日々を重ねる
・好きな哲学者は老子、好きな言葉は「無為自然」

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