見出し画像

トイトレが進まない本当の理由。

いよいよ8月に入り、夏まっ盛りですね🌻

夏と言えば…2、3歳のお子さんを育てている親御さんにとっては、恒例とも言える、アレがやってきます❗️

親にとっても子にとっても、避けては通れない一大イベント。

そう、その名も「トイレトレーニング」です!!

こんにちは!子育て研究者kotoです!

わが家の2歳の娘も、この夏でオムツがとれたらいいなぁ~と思いながら、毎日トイレトレーニングに勤しんでおります。

「大人になってもオムツを履いている人はいない」という言葉に励まされながらも、やっぱり早くとれてほしいのが親心。

一方、子供の方はというと…

最近のオムツは、企業さんの努力によってどんどん性能が良くなり、ちょっとやそっと濡れたくらいじゃ平気なもの。

しかもオムツを履いていれば遊びの途中でもトイレに行かなくていいものですから、子供にとっては逆にオムツを履いてたほうが楽なんじゃ…?

という、オムツ外れとは真逆の方向に進んでしまっている現実もあります…

そんなオムツ事情や子供の思いを考慮しながらも、気持ちよくパンツに移行するために気を付けたい親の関わり方について、本日は考えてみたいと思います!

パンツが濡れて困るのは誰?

トイレトレーニングが進んでいくと、いよいよオムツを外してトレーニングパンツを履いて過ごす!という段階がやってきますよね。

ここで親にとって大きな試練なのが、子供のお漏らしにどう対応するか。ということ。

できれば漏らしてほしくないけど…失敗をせずに一回でオムツ卒業!なんてことは、なかなかありません。

ここは親が腹をくくって、子供のお漏らしと付き合うしかない場面。

ここでちょっと気を付けたいのが、お漏らしをしてしまった後の、親の対応の仕方です。

もちろん、漏らしてしまったことを怒ってはいけないのですが、濡れたズボンやパンツを早く片付けたいと、ママやパパがささっと後始末をしてしまっていませんか?

実はこういった、大人による「全自動的お片付けシステム」を取り入れてしまうと、おしっこを漏らした当の本人は、何の困り感も感じることがなくなってしまうのです。

おしっこを漏らしても、そこに立っているだけで元通りきれいな状態になってしまうため、子供にとってはダメージが0。

そうなると、せっかくパンツに挑戦していても、

「なんだ、トイレでおしっこしなくてもママやパパが全部片付けてくれるから大丈夫じゃん!」

と間違った認識をしてしまい、なかなか自分から尿意を伝えることができなくなってしまうのです。

これじゃ、せっかく子供のお漏らし処理を頑張ってるのに…なんだか報われないですよね。

漏らして困るのは子供自身

本来、おしっこを漏らして困るのは、親ではなく子供自身。

ズボンが濡れて気持ち悪い。

おしっこで濡れたズボンやパンツは脱ぎにくい。

床に付いたおしっこを拭くのは大変。

そういった「おしっこを漏らすと、不快だ」という経験を実際に子供自身が体験しなければ、トイレでおしっこをしようという意欲には、なかなか繋がっていかないと思います。

そのためには、子供がおしっこを漏らしたときに、大人がすぐにズボンを脱がせたり、床を拭いたりしてしまうのではなく、その一連の大変な作業を、子供に経験させてあげるのが効果的だと考えています。

例えば、おしっこを漏らしてしまったら、その場でおしっこが服につたっていく感覚を尋ねてみるのもいいかもしれません。

「おしっこ漏れちゃったね。どんな感じがする?」

と聞いてあげれば、きっと

「気持ち悪い」「冷たい」

などの感想が返ってくると思います。

そのとき着ていたパンツやズボンがお気に入りだったなら、ラッキーです。

「○○ちゃんの好きなお洋服、おしっこでびちゃびちゃになっちゃったね…」

と、ママやパパが悲しい顔を見せれば、子供もことの一大事さに気付きます。

そして、いよいよ濡れた衣服を自分で脱ぐという試練の訪れです。

濡れて脱ぎにくいうえに、足におしっこがついていく、あのいや~な感覚。

あれを経験するだけで、「次は絶対トイレでしよう」と思えるのではないかというくらい、強烈です。

そして極めつけは、脱いだパンツの臭いの経験。

もちろん、無理矢理鼻先に持っていくのはダメですが…

「おしっこの付いたパンツ、どんな臭いかなぁ~」と言って、子供と一緒に臭いを嗅いでみる。

そうすると、自分の大事なパンツにおしっこのくさい臭いが付いてしまっていることが、実感できます。

子供にとっては、これらはショックな経験かもしれません。けれども、「おしっこを漏らしてしまったら、自分にとって不快なことが起こるんだ」ということを体験して初めて、「おしっこはトイレでしよう」と、子供が自分から思えるようになるのだと思います。

まとめ

今回の記事では、「大人が子供の不快を解消してしまうのではなく、子供自身がそれを経験することで、気を付けられるようになる」ということをお伝えしました!

私自身も、娘がなかなか尿意を教えられないことに悩んでいたのですが、このように「おしっこを漏らした不快さ」を体験させることによって、少しずつ自分から「おしっこしたい」と伝えることができるようになってきました。

もちろん、トイレでおしっこができたときには、家族全員で大喜びです

おしっこを漏らされると、確かに大人も困るのですが…

何よりも、子供自身が自立へ向けて進んでいけるよう、その困り感を大人が代わりに解消してしまわないよう、気を付けたいと思います!

トイトレに励む、全国の親子の皆さん!

今年の夏も一緒に頑張っていきましょう!


最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

興味をもっていただけた方は、
ぜひスキ・コメント・フォローなどを
いただけますと嬉しいです^ ^


皆さんからの応援が力になります♡
また読みにきてくださいね!


▼合わせて読みたい記事はコチラ!


この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?