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ギフト

"普通"が当たり前じゃなく、努力もしている、ましてや性格が原因でもない。それが分かったことは、ひとつの"救い"だったと思う。

自分なりの諦めとか落とし所を見つけることで
特性要因の失敗を回避したり、世間では欠点であることを活かすこともできる。

以前、ある友人に自分がADHDであることをカミングアウトした

かえってきた答えは
「かわいそうに」
「大変だね」
たしかに苦労は多いけど…

私はかわいそうなのか…
人より劣っていることは多いし
できないことも多い
人並みに仕事をおぼえるのに時間もかかる

でもね
小さなことで感動したり
嬉しく思うこともあるんだよ

劣っている分…
できたときの嬉しさは
人一倍


そんなに積極的に生きてるわけじゃないけど…
ただ諦めただけ
そんなに自分に期待してない…

才能はギフト
私には見当たらない
でも
私はかわいそうじゃない
当たり前のことができて
嬉しいから



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