せい子

ガンダムが好きな人 ADHDに苦しむ日々をエッセイ風に綴っていきます。 生きづらさ…

せい子

ガンダムが好きな人 ADHDに苦しむ日々をエッセイ風に綴っていきます。 生きづらさ。 これからの生き方。 障害について。

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  • 抒情詩

    身近なことをショートで 比喩的表現 自分のことであり あなたのこと

  • 感じたこと

    ドラマやアニメ、映画、音楽など感じたこと

  • 大人のADHD

    私が経験してきた障害の苦労、歴史、解決策

  • エッセイ風

    エッセイ 日々感じること セイ子の想い

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名もなき花

みんながしていることは それが正解だと勘違いをする どうやら違ってて良いようだ 人と違うことに罪悪感を感じるけど、、、 この間違いがわかっただけで       どうしようもなく救われる 自分自身を変えるのは難しい 嫌いな自分を否定してもらうことで自分の気持ちを肯定された気がする 人と違うこと 誰も望んでそうなったわけじゃないけど どうやらそれでも良いらしい 気づいたのは 最近 障害も 恋愛も どうやら人と違っても良いらしい これが私だから 名もない花は誰にも 知ら

    • 言葉

      種を蒔く 言葉の種を どこに落ちていくのか 心か、若しくは 腑に落ちゆくのか それはやがて実を結び 届くのだろうか 少しづつ間引きされ 洗練されていく 言葉は誰かに届かなければ 枯れていく どうか 散らないで ひと雨ごとに この重みに耐えかねて   過去に過ちを犯した私には 言葉に命を吹き込むことを許されない この胸の内にとどめている 私に灯っているこの言葉は 消えてしまう光 届くことなく朽ちていくのだろう 咲くこともなく ただ彷徨っている

      • 答え合わせ

        普段は意見のぶつかり合いがあっても 引いてしまう私が あの時は 「ごめんね」 その四文字遠くて言えなかった 明日もまた会うだろうと 一年前は疑いもせずに 同性なのに 恋人のように過ごした日々は もう 戻りはしない 学校では正解のある問題ばかりを 教わってきたよ そのせいだろうか 私とあなたが 知りたかった答えは 結局見つからないで終わってしまった 大切なものを戻す方法も 大好きな貴女に許される方法も 正しい答えなんて存在しかなったんだ となり並んでいた気がしたけど

        • なごり雪

          先日関東地方は珍しく雪が積もった、、 大人になるとちっとも嬉しくない それなのに 悲しいことも、ツラいことさえ すべて真っ白に、綺麗にしてくれる そんな気持ちにさえなってしまう 15年前のあの日も 病室の外には雪 3月2日が近づくたびに とてもせつない気持ちになってくる もうすぐ15年になるのかと、、、 あの頃は泣いてばかりいて あなたを忘れることだけを考えていた、、、 だんだんとあなたの年齢に近づいて いまはあなたのことを忘れないように あなたの生き様を 私はず

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        名もなき花

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          にじいろ

          私の障害のせいで 娘と離れて生活している 数年前 苦渋の決断だった いつも会う時は 思い切り甘えさせてあげる その娘が先日   イジメられているかもしれないと連絡あった 学校で上履きが無くなっていたそうだ 友達が流してないトイレの中にあるのを見つけた、、、 担任に確認すると 娘を個人的に嫌がらせで行ったものか それとも無差別にイタズラしたものなのかも解らない、、、 どちらにせよ、娘が深く傷ついたことには変わりはない 母親として、どんな言葉をかけたら良いのか、、 狼

          にじいろ

          Dragon Night

          自分の正義 それを信じて行動する あなたの正義は私の正義じゃない 私の正義もあなたの正義とは違う どちらかが間違っているとかじゃなくて 互いがそれを受け入れない時 傷つけ、傷ついてしまう 大嫌いな誰かは間違っているのか 許せないあの人の正義は不正解なのか 違う宗教 違う環境 違う肌の色や髪の色 違う言語 人はみんな違うのに 毎日どこかで戦争や争いごとがあって そんなニュースをみると悲しくなる ほんとはみんな誰ものぞんで人を傷つけたいわけじゃないはずなのに 国会

          Dragon Night

          帰る場所

          「ただいま」と帰る場所が私にはない 実家に行く時も、 「私はお邪魔します」と玄関を上がる 母もすでに居ないこの場所は もう私の居場所ではない “お邪魔“な存在 仕事から帰る時も 誰も居ない部屋に戻る時は なんだか、、居心地が悪い 私の帰りたい場所はどこにもない スーパーで買い物していると 本来置かれるべき場所じゃないものが 誰かの手によって置かれるのをみて なんだか私をみているようだ あるべき場所に居ない 誰かが「おかえり」って言えばそれが帰る場所なんだろうか 行

          帰る場所

          君は僕に似ている

          一人暮らしの私の部屋には 普段使わないマグカップがある 「最近、コーヒーが飲めるようになったよ」 笑顔の絵文字とともにメールが届く ひと月に一度 私は娘と会うことを許される 今度会う時は、砂糖たっぷりの コーヒーを淹れてあげよう 甘党なのはきっと私に似ている どんどん私の背の高さに近づく娘 寂しさと喜びをかみしてめて ずっと一緒にいられたら どんなに良いだろうか 母親として‥ 将来この選択が間違ってなかったこと 信じたい だからね ひと月に一度あなたの髪を 撫

          君は僕に似ている

          情熱の薔薇

          このままじゃダメだから 自分を変えたいけれど いままでしてきたことが すべてムダになりそうで 自分でみてきたもの 自分で感じてきたもの 全部デタラメだったら  許される気がするのに 変わらないことが安心する そんなものはあるはずないのに 永遠を望んでしまう 左手首が泣いている 消してしまいたいけれど 自分を変える勇気だけが足りないの 私の中でくすぶってる 情熱の薔薇 心の奥の中に答えはある 水を与え、いつか咲かせよう この胸に

          情熱の薔薇

          キラキラ

          クリスマスのイルミネーションって キラキラしてて 幸せの象徴みたいなのが苦手で もちろん 悪いとこではないんだよね そんなキラキラの中にいっぱい 幸せな人たちが居るんだろうなって あんまり眩しすぎると ひとりだったり寂しい想いとか  心に痛みを感じていると 辛い思いとか持っている時は 目をそむけたくなる 好きだった人が幸せになっていること ほんとは幸せなはずなのに 好きだった人は 私と幸せになって欲しいって、、、 ワガママだけど 束縛なんかしたくないから あきらめるけれ

          キラキラ

          忘れ物

          無個性が良い子なのか 私は何を頑張っていたのか‥ 皆んなと同じ感情になれないのが怖くて 誰かに愛想笑いして うなずくだけの毎日に 私の心だけがひとりだった ちゃんと挨拶して 周りと無理に合わせている 子供の頃 見失った 大切なものを探しているけど 見つからない みんなと同じ気持ちになれないって 怖いもの 人と違うことに罪悪感を感じる 学校で 綺麗に机を並べて キチンと座って 先生に褒めらることが良い子で 個性が強く 良い子じゃない私は 無個性の良い子でいることがで

          エール

          自分が嫌いな時も 理不尽な足かせが 私の動きを止めるんだ 何もかも投げ出したくなる時も あるだろ でもさ 私は私として生きていくしかないんだな その事実を受け入れて 日々を重ねていくしかない 山も谷も 今までの自分の歴史が 感じることの全てが アップデートしていく 目の前にある問題は 必要なことしか起こらない どう感じるかは私次第 結果だけが大切じゃなく “よく頑張っているね“ ちゃんと私が私を応援している

          Beautiful world

          人は私を傷つきやすいという 他愛もないことで  泣き 悪意のない言葉で胸が痛い 繊細な感受性が疎ましい それでも 見つけられたものもある 誰も感動しない景色 あんなにも世界が美しく見えていたのは そんな強過ぎる感受性 同じ景色を目にしていても 心に映るものは違う 春には 頬に風があたる幸せ 雨の日 傘のしずくさえ美しく 夏に ひぐらしの声 秋に 枯れ葉を踏み締める音 冬に 冷たくなった息が 朝日にキラキラ輝いてる きっとみんなと違った景色 私だけの特別な

          Beautiful world

          僕が一番欲しかったもの

          必死で守ろうとしたものはなんだったのか 窒息しそうで それでも  居座り続けてた理由 きっと意味はない そこに居なければ 僕は僕でなくなる気がしたんだ 誰かに必要とされる  そんなちっぽけなことで 僕は僕であり続けた 僕の手のひらには何もない だから  君の手を握り返すことしかできない 居場所を見失えば 意外とあっけなかった それでも 君にしてあげられること 僕にはまだあるんだ

          僕が一番欲しかったもの

          果てない空

          転がるように生きてきて いつもツラいと思う毎日だけど そうやって悩んでいても 何もならないことはわかっている 飛べないことに悔やんでいる 何かあると誰かのせいにしたり ふさぎこんでいるけれど あの日みた空は 悲しい色をしていた 飛ぶ勇気を持てないだけ 見上げれば 大気圏の向こうに 届かない星があるんだ 叶わない夢のためだと 何度も立ち上がるけど そのたびに 私の想いは挫かれる 何度でも やり直せると人は言う ただ… 立ち上がることに意味がある 消えない想いがある

          果てない空

          空が青いのは

          優しい人ばかりだと とても 傷ついてしまう あなたの下手なウソが 優しくて とても 痛いんだ 私に「泣くのはあなたじゃないでしょ?」 と、先に泣き出す私を抱きしめる 無理して笑顔になる必要はないと そんなあなたも泣いている でも、そうやってつくろって無いと いまにも耐えらなくなりそう 空が青いだけで あなたに知らせたくなるのは 「進め」っていう合図だろ? 泣いたときに涙が溢れないように上を向く ほら、青だよ。進まなきゃ。 もう、あなたはいないけど 進まな

          空が青いのは