良い子の皆さん、こんにちは❣️政治アナリスト❤️政局ウォッチNOW❤️チャオ❤️です。今日から6月です。

参院選まであと７日、現在の与野党情勢は？

いよいよ6月に入り6月15日の通常国会閉会まではあと2週間。今月22日の第26回参議院議員通常選挙(2022年6月22日公示、7月10日投開票が有力とされる)の公示日までは、残り3週間となりました。

今回の参院選は、沖縄の本土復帰から50年を迎える節目に実施される選挙となり。6月23日には沖縄県の慰霊の日を迎えるため、1日早い選挙日程が予定されています。
今年は沖縄における選挙イヤーで、９月には沖縄県知事選があり県知事選のカードは4年ぶり、玉城デニー 知事と佐喜真淳氏と再び同じ顔触れに決まりました。その前哨戦となるのが、参院選沖縄選挙区であり、8年ぶりの県政奪還にむけ政権与党は、力を入れています。おそらく岸田総理は、参院選の公示日初日もしくは、沖縄慰霊の日当日に参院選の公示日直後から沖縄入りする可能性が高く、オール沖縄率いる玉城デニー 知事らの戦いも注目です。

　　　岸田政権が狙う黄金の3年間

今回の参院選で、もし岸田政権が、勝利した場合は、しばらく国政選挙のないため、政権は落ち着いて政治の諸課題に取り組める「黄金の三年間」を手にするとあって与党は、今年年明けにから磐石の布陣で臨むべく、参院選にむけ様々な調整をしてきました。また、年明けからの名護市長選、長崎県知事選、石川県知事選、参院選石川補選、新潟県知事選など重要地方選挙や参院補選は全て与党が勝利を収めています。また、野党分断とも考えられる政権患部らによる連合や連合会長への接近やアプローチも報道でご承知のように度々ありました。と、同時に選対委員長の地元でも当初は参院選山形選挙区の選挙対応をめぐっても奇策を講じました。(結局は、現在、与党は元県議を擁立)こうした水面下での与党幹部らの動きもふくめ様々な奇襲奇策を通常国会中、政権与党はアプローチをし仕掛けてきたのです。

参院選京都選挙区は野党第1党をかけ立憲民主党と維新が激突❣️

一方、野党の方を見渡すと安倍政権、菅政権の時よりも現政権となって一定の距離を置き対決色を打ち出してきたのが昨年の衆院選から躍進した日本維新の会です。
その維新は、今回の参院選でもまず選挙結果において、立憲民主党を抜き野党第一党を目指すべく比例票1000万票の獲得を目標に掲げています。
また全国比例にも、複数の著名候補や元国会議員や元知事経験者を擁立し参院選直前まで猛攻をしかけギリギリまで候補者擁立をしていたす。中でも、立憲民主党の泉健太代表のお膝元であり、福山哲郎前幹事長のいる参院選京都選挙区を維新は最重点選挙区と位置付けており立憲と維新による野党第一党を巡る議席獲得の野党の主導権争いもこの参院選の見どころの一つとなっています。今回のnoteでは、特別特集として参院選北海道選挙区、参院選京都選挙区、参院選大阪選挙区など注目選挙区の情勢も参院選の議席予測とともに各地の各党の勢力図などの一覧表もプラスし解説していきます。ぜひ、こちらのnote巻末まで楽しみにご覧ください。

個性豊かな参院選与野党の比例区注目候補は⁉️

さて、勢いが止まらない日本維新の会は先月末は、猪瀬直樹元東京都知事を擁立し、今月に入っても政党の名に由来する維新にゆかりのある西郷隆盛の末裔であり玄孫の西郷隆太郎氏の参院選擁立を予定しています。(妻は、西郷あゆみ元維新都議)既に一部、スポーツ紙などの報道では、参院選鹿児島選挙区からの擁立が噂されているが、はたして本当に選挙区から出馬なのか？あるいは参院選比例区からの出馬なのか？記者会見は来週早々にも鹿児島選挙区で予定されておりこちらにも現在、注目が集まっています。既に維新の比例区擁立は、自民党につぎ過去最多となり野党第一党の立憲民主党を凌ぐ数の候補予定者を擁立しています。

他野党からは、れいわ新選組のタレントでお笑い芸人の水道橋博士や。N国党からは、今話題の暴露系YouTuberのガーシーchでおなじみの東谷義和氏を擁立。こうしたSNSで今話題の人物を各党が擁立し議席獲得を目指している。また今回、参院選初挑戦となる参政党も各地の街頭で勢いを見せており、2019年のれいわや、NHK党のように議席獲得と国政政党入りは出来るのか？も、Twitterユーザーやネットの選挙クラスタを中心に注目を集めている。

参院選の見どころは⁉️注目候補らのSNSの発信力❣️YouTube、スペース、インスタライブも主流の2022年のSNS活用も参院選🗳では目玉に❣️

今回は、令和初そしてコロナ禍初の参院選となり。昨年の衆院選に続きSNSを活用した選挙戦も注目される。大手メディアではあまり詳しく報じないこうした少数政党の議席や情勢、動向にもこちらのnoteでは注視していきたい。

Twitterフォロワー数が100万人、50万人の与野党インフルエンサー候補たちの情勢は？

そんな中、与野党注目されるのが比例区の候補者のSNS発信だ。上記で取り上げた初出馬の猪瀬直樹氏は、Twitterフォロワーが100万人を超え１位に。乙武氏は、Twitterフォロワーが80万人を超え２位、蓮舫氏が3位。水道橋博士はTwitterフォロワーは50万人で4位。山本太郎代表が5位となっている。また話題のガーシーchのYouTuber東谷義和氏は第６位と参院選候補予定者の中でも圧倒的なインフルエンサーである。こうしたTwitterやYouTubeにおいて影響力のある候補者は、SNSでも出馬表明時点でTwitterのトレンド入りを果たすなどいわゆるバズる候補者としてSNSの活用にも注目が集まっている。

野党各党が、自民一強と言われる中で注目の比例候補を擁立し浸透をはかるなか。自民党も女性活躍に相応しい女性の比例区候補を先月末に急遽、複数擁立した。
中でも注目は、ウイグルウズベク系日系人の日銀出身元国連職員のえりアリフィア氏だ。こうした即戦力となる大物新人を擁立出来るのも与党ならではの手堅さがある。出馬表明を果たした直後、240万人強のフォロワーを有する河野太郎元大臣とTwitterのスペースを活用しSNS発信をしアピールしていた。
今年の参院選では、引き続き候補者らのYouTubeやスペースの活用、インスタライブなどSNS活用でどのような発信を各党、各候補がするのかも注目したい。

今回の参院選の与野党争点は⁉️

今回の参院選は、ウクライナ情勢を受け、いわゆる「反撃能力(敵基地攻撃能力)」や「核共有」が議論にのぼるなど、安全保障政策がかつてないほど重視、議論されており、参院選の一大争点になることが見込まれる。選挙戦での各党党首の党首討論や、幹事長、政調会長など幹部らの政策論争にも注目したい。

昨日、5月31日に国会では、ロシアによるウクライナ侵攻や円高が原因となっている物価高対策などを盛り込んだ2.7兆円規模の2022年度補正予算案が、自民公明両党に加え、国民民主党などの賛成で可決された。今回の通常国会では、与党の予算案に賛成に回った国民民主党の対応にも注目が集まった。そうした動きが、参院選でどうなるかにも注目だ。

現在、岸田政権の支持率が高いことは各社の世論調査を見ても明らかだ。不安材料であるインフレへの対策を打った政府に対し日経新聞の世論調査(5/27-29)では、政権の支持率は66%と高い水準を見せる一方、物価高対策については61%が「評価しない」としている。

急激な物価上昇をいかに抑制するかも与野党の争点となり、参院選の結果にも大きく影響を与えそうだ。

注目の与野党激戦の参院選複数区は？

6/1現在、各選挙区では候補者擁立が進み、ほとんどの選挙区で既に対決の構図が決まりつつある。

32ある一人区では、16年・19年のような「野党共闘」による候補者一本化は功を奏さず、香川県や宮崎県では野党どうしでの競合もみられる。

複数区では、各党が議席獲得と比例区での票の上積みを狙い積極的に候補者を擁立し、激戦が予想さている。

特に、参院選東京選挙区(6人区)では元民進党代表の蓮舫氏、元「おニャン子クラブ」メンバーの生稲晃子氏、ベストセラー『五体不満足』著者の乙武洋匡氏などが無所属候補として初挑戦し、れいわ新選組党首の山本太郎代表も出馬を表明している。これにより、当初は蓮舫氏、生稲氏、都民ファ代表の荒木ちはる氏、維新新人の元大阪市議の海老沢由紀氏などの女の戦いから構図が一点、知名度の高い候補が集う稀に見る大混戦となっている。

参院選神奈川選挙区(4人区+補選の1人)は、通常は4人区だが、今回は、補選も合わせて実施されるため5人が当選する。こちらも激戦が予想されている。
また、参院選北海道(定数3)選挙区では自民・立憲が2人ずつ候補を擁立し与野党対決となっている。また維新は北海道選挙区では候補擁立を断念。自民党新人候補に鈴木宗男氏が代表をつとめる新党大地が支援する形となった。

3年前に続きかつての民主王国、連合王国といわれた参院選愛知選挙区(定数4)では、立憲、国民と別れ２度目の戦いになる。
注目は、連合の各産別の動きだ。とくにトヨタ労組などの一部労働組合の動向も注目される。維新は２度目の河村たかし名古屋市長率いる減税日本と選挙協力し議席獲得を狙う。気になるのは、維新の衆院議員による不祥事の選挙区への影響だ。

参院選京都選挙区(定数2)は、野党第一党の立憲・泉健太代表のお膝元であり。福山哲郎前幹事長に対し維新と国民民主党前原氏が選挙協力し挑み野党第一党争いの試金石となっている。
維新は、公示前から吉村知事や松井代表、馬場共同代表らも京都入りし攻勢を強めている。

比例区では、自民党が堅調な戦いを進めると見られる中、冒頭でも紹介した通り維新の会と立憲民主党のどちらが比例票をより多く獲得するかが注目される。野党第一党を狙う維新の会にとっては、まさに「試金石」ともいえる選挙戦であり、泉代表体制で迎える初の参院選であり、立憲民主党にとっても正念場となる戦いだ。また、日本共産党は今年、結党100年を参院選直後の7月15日に迎え節目の年に来年の統一地方選にむけ弾みをつけ現在の野党第4党から党勢回復出来るのか比例区の動向も注目されている。社民党にとっては政党要件をかけた厳しい戦いとなり福島瑞穂代表の再選に注目が集まる。

以上が、参院選をめぐる与野党の情勢だ。

ぜひ、2019年参院選からスタートした大好評の大人気の参院選議席予測シリーズ。参院選直前の情勢の予習にこちらのnoteをご購読いただければ幸いです。
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なお、より詳しい与野党陣営向けの情勢分析には以下のnoteをぜひご購読ください❣️

参院選公示まであと20日❣️ライバルに差がつく #参院選2022 情勢分析Pro❤️参院選各政党別参院選情勢分析データサービス 🉐参院選候補者＋陣営向け 衆議院2021や激戦の1人区対策に、複数区、参院比例区の候補らの情勢 
https://note.com/seikyoku/n/n082a3d88abff

　　　　情勢は現時点での通信簿❣️

参院選投開票日まではあと40日あまり。特に激戦区に関しては、通常国会閉会後の検察の動向や、文春砲などの不祥事によっても情勢が大きく変わる可能性もあります。与野党の皆様に全ての選挙を愛する良い子の皆さんにご武運を❣️チャオ❤️

以下、参院選議席予測6月号　2022/06/15現在　
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●今月の参院選直前特集付録

●参院選北海道、参院選東京選挙区、参院選京都選挙区、参院選大阪選挙区、情勢詳報
●参院選各選挙区の与野党得票分析図