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もうすぐ夏ですね。ちょっと出かけてみませんか。

シンガポールで3年半、マレーシアで4ヶ月。南国暮らしも4年になりました。毎日「夏が来た!」です。暮らせば暮らすほどその土地で自分の世界を作るようになり、ああ私たちって案外どこでも暮らせるかもなあって感じます。

インターネットとiPhoneとその土地にアートを感じるポイント、そして大きめなスーパーと公園があれば私は暮らせます。

私は案外すっと入っていくタイプなんですがこれって人によって違うみたいですね。

母子留学について時々教えてほしいとか言われるんですが親がまずこの「なんとなく暮らせる」感覚があるかどうかって重要な気がします。そのためには「適当なメンタル」と「適当な料理技術」と食事に過度に期待しない「諦め感覚」はとても重要。食の欲求が強いと、それが叶わない場合辛くなります。しかし、叶わない場合でも自分が適当にその欲求をカバーできれば無問題。

よく、今辛い人は海外へ行こうって書いてる人いますよね。そしてそういう書き込みに「そういうのを面倒見る側の気持ちになって!」と悲鳴を上げてる書き込みもよく見かけます。

どっちの気持ちもわかるんです。

なので、もっと適当な感じで始めるといいと思うんです。

日本ももうすぐ夏だから、ちょっと出かけて見るのはどうでしょう?例えばマレーシアだったら、これからの季節、サマースクールやインターンも沢山ありますよ。そんな時間も金もないし勇気もない!っていう人は週末に興味のある国に出向いてみるだけでもいいと思うんです。

シンガポールのインターに子供が通っていた時、中学校の説明会がありました。そこに参加していたご父兄が

「中学校での勉強に備えて今やるべきことはなんですか」

と先生に質問をしていたんですね。その時の先生の答えがとても印象的でした。

「どんどん旅行に行ってください。色々な場所に行ってその場所の空気を吸ってください。そしてもし時間があればそこの大学とか行ってお茶を飲むのもいいですね。子供自身が学ぶ場所の空気を知る。これは将来の選択に重要な情報になります。今ぜひやってほしいことです」

留学、転職。人生の一大事ですよね。その前にちょっとふらっと出かけて見るのは如何でしょう。将来のために。

もうすぐ夏ですね。ちょっと出かけてみませんか。