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元不良駐妻が考える「駐妻の孤独を揉めないで軽減する方法」

タイで幼いお子さんを残して亡くなったお母さんがいらっしゃいます。おそらく駐妻と言われています。自分も駐妻だったので孤独感とか悲壮感とかもう思うことだらけなのでこのニュース、思い出すだけで涙が出てきます。

いつも愛読させて頂いてるライターさんがとても上手にまとめて下さっています。

好きで孤独になってる人なんていない。でも追い詰められてしまう環境が元駐妻なので本当にわかる。企業や旦那さんに改善をなんて言っても無駄って諦めてしまう気持ちもわかります。

そしてその場の日本人コミュニティ。めんどくさいけど抜けられない。目をつけられたら本当に大変。。学校のコミュニティなども絡んでくると今度は子供も巻き込まれたりして更に心労がかさむことも。

そう、揉めないで孤独を軽減するって本当に大変なんです。

なので。


元不良駐妻であった私が「駐妻の孤独を揉めないで回避する方法」を考えてみました。番号が振ってありますが順番なんて関係ありません。順不同でやれることからやりましょう。


1:その国のファストファッションブランドで派手な服を1枚買う

駐在先にはそれぞれ地元のブランドがあるはず、そこで派手な服を1枚買いましょう。そう、それが変わるための戦いのユニフォームです。


2:携帯をなるべくアクセスし放題プランに変える

小さなお子さんを育ててるお母さんはプリペイド携帯っていう人が多かったような気がします。アクセスも躊躇してしまう人も。子供が動画みたいって言うのよとか言ってプランを変えましょう。そう、携帯が孤独からの解放の船になります。使えるものはなんでも使いましょう。お子さんも喜びます。


3:携帯いじってるお母さんはダメお母さんという概念を窓から捨てる

日本人コミュニティ、駐妻コミュニティにいると「日本の理想のお母さん像」が濃縮して圧しかかることがあります。そんなの幻です。そんな概念窓から捨てましょう。


4:twitterのアカウントを2つ作る

なぜ2つか。それはメイン垢が見つかった場合、より安泰にするためです。メイン垢はリサーチのため。サブ垢では気持ちだけ吐き出すのです。


5:その国の「日本語を勉強してる若者」コミュニティに接触を図る

駐在してる国の大学には外国語学科があってそこには日本語を勉強している若者がいます。若者たちは色々な活動をしてる人も多いです。イベントに参加できなくてもそこに接触を図ってみましょう。そこには利害関係がないけど日本語を話す人がいます。


6:5で接触したコミュニティの現地の若者(女学生がベスト)にベビーシッターという名目で家に来てもらう、またはお茶をする

5でコミィニティに接触できたらそこの学生さんとお茶とかしてみましょう。家に来てもらってもいいでしょう。彼らも勉強の一環になるので積極的に考えてくれるでしょう。そこで色々話してみるのです。駐妻の孤独は彼らの学びのテーマにもなるでしょう。ちなみに学生さんの勉強の関係なんです!と言えば「え、お手伝いさん呼んでるの」という噂話にも堂々と違うと言えますよね。(ただ本採用になると契約問題にもなると思うので、その点甘えすぎないように。あくまでもお話し相手くらいがいいと思います。相手の学生さんのためにも)。


7:近くに潜むその国に順応しまくってる現地化してるおばさんをコンタクトを図る

ツイッターアカウントなどを使って駐在してる国に順応しまくってる、またが孤独を謳歌してるおばさんにコンタクトを図りましょう。買い物のコツなどからでもいいでしょう。サバサバとコンタクトしてくれるから気持ちが楽になるでしょう。


8:1から7の姿を隠しながらものすごく難しい本を読んでる様を駐妻コミュニティにチラ見させて「なんかあの人変」って思ってもらう

ほら、なんか別の世界ができてきました!もうあなたは孤独ではありません。辛いこと、旦那の愚痴、会社の悪口を日本語でぶちまけても大丈夫な世界があるから。そして何か危険を感じたらものすごくアバンギャルドな文学とか読んで「えええ」って怯んでもらいましょう。私は美術家の会田誠さんの本をいつも持参していました。タイトルが素敵。


9:潔く一時帰国。もし出来なかったら友人と旅行もあり。

1から8を全部はすぐに実行出来ないかもしれない。おすすめなのは潔く一時帰国することです。もし帰る場所がないのなら日本国内を旅行でもいいです。友人に来てもらって駐在先のホテルに友人と1泊でもいい。とりあえずその場を離れること。


最後に、駐妻に関わる男性たちにお願いです。

そんななんでも助けられない、奥さんの気持ちがわからない、こっちだって疲れてる、大変なんだ。十分わかります。わかります。だからこそお願いなので時々駐妻さんを別の世界に移動させてあげてください。出張のようなものだと思ってください。家族は生きてこそです。その時のお金をケチるより生きるために必要な投資を躊躇しないであげてください。

あなたの不機嫌な助けより、一時帰国の費用の方が駐妻さんを救うことになる時もあります。

みんな大変なことは十分わかります。だからこそ、お互い出来ることで助け合いましょう。

みんなで生き抜くために。