一般財団法人日本青年館

日本青年館はホテル・ホール・会議室・レストラン等の施設運営の傍ら、全国の青年団の育成と…

一般財団法人日本青年館

日本青年館はホテル・ホール・会議室・レストラン等の施設運営の傍ら、全国の青年団の育成と青少年活動を支援すると共に施設の利活用を通じ、文化・スポーツの振興を図ることを目的とする一般財団法人です。

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地域を知り自分を見つめる、そして地域活性へ繋がる

1,はじめに  自分のルーツが何なのか、知りたくなる。わたしは早坂悠芽という人間で、社会の一員として生きていて、生きている限りそうあらざるを得ない。わたしが今、ここで息をしているためにつながってきた「これまで」を突き詰めていくと、そこにはいったい何があるのか。それを探すための具体的なアプローチを、まちづくりとしてみる。  まちづくり。その地域のことを知ろうとすること、特徴を見つけること、魅了されること、課題と向き合うこと、改善のために実践すること。そして地域をアップデート

    • 多様な若者 共通する思い 〜全国まちづくり若者サミット2023〜

      はじめに  こんにちは。⽇本⻘年館 note 学⽣記者の鈴⽊杏実です。2 ⽉ 11、12 ⽇の二日間にわたって、神宮外苑の⽇本⻘年館で「全国まちづくり若者サミット 2023」(通称:若者サミット)が⾏われました。対⾯・オンラインを合わせた参加者は合計で 99 ⼈。たくさんの参加者が集まった中での開催でした。今回、私は参加者として過ごした 2 ⽇間を、登壇者・参加者への取材と私⾃⾝が感じた事も併せて、お伝えしていきます。 地域や団体を越えた学びと交流  今回で4回⽬となる⽇

      • 大田区の魅力を探り、再開発を導く若者ならではの発想力 ~大田区若者会議~

        はじめに  日本青年館note学生記者の池田です。今回は日本青年館が主催する「首都圏まちづくり若者サミット」で登壇して頂いた大田区若者会議の方々に取材させて頂きました。 【話し手】 宮﨑 一慎さん 吉川 智也さん 【聞き手】 池田明日香(学生団体CRENECTION)  大田区若者会議とは若者視点でのまちづくり・地域の活性化を目的として活動されている団体です。大田区に縁ある29歳以下で構成されています。大田区は23区で『面積1位』『小売店数2位』『人口3位』であるという特徴

        • 地域との接点が若者を育み、まちを活気づける ~新城市若者議会~

           みなさんは「若者議会」をご存じだろうか。小学生や中高生、大学生や若者が、議会という形式をとりながら、調査活動や意見交換などを通じて政策を検討・立案、時には実行までに至る一連の取り組みである。早稲⽥⼤学卯⽉盛夫研究室およびNPO 法⼈わかもののまちが2019年に発刊した「⼦ども議会・若者議会 ⾃治体調査 報告書」によると全国1,741自治体のうち、403自治体で子ども議会や若者議会が取り組まれているという。このように、近年、全国的に広がっている若者議会の中でも、予算規模や政策

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        • 日本青年館まちづくり若者Lab
          16本

        記事

          若者の熱量が集う場所「ねつせた!」

           今回は世田谷区の情報を若者の視点から発信し、地域を盛り上げているねつせた!(情熱せたがや、始めました。)の方々からお話を伺いました。 ■話し手 学生メンバー  りおさん、いちかさん 区役所職員  Sさん、Nさん、Aさん、 事業者(株式会社チーム・エムツー)  Hさん ■聞き手  池田明日香(学生団体CRENECTION)  田中  潮(一般財団法人日本青年館)  ねつせた!(情熱せたがや、始めました。)とは、世田谷区の情報を若者の視点で発信している団体です。Instag

          若者の熱量が集う場所「ねつせた!」

          商店街の空き店舗を若者の活躍の場に ~飯山市若者会議 「まちっと」~

          キーワードは「拠点づくり」 こんにちは。日本青年館note学生記者でCRENECTIONの代表城田空です。  今回は日本青年館が主催する「全国まちづくり若者サミット2022」の実行委員であり、飯山市若者会議の代表である西川遼馬さんに取材させて頂きました。西川さんは飯山市若者会議の拠点「まちっと」で、僕は自宅からzoomでの取材になりました。  私事にはなりますが、第一回の日本青年館ノートで多摩市若者会議を取材した経験と日本青年館が主催する「全国まちづくり若者サミット」に登壇し

          商店街の空き店舗を若者の活躍の場に ~飯山市若者会議 「まちっと」~

          子どもが育つ地域をつくる ー20年続く遊佐町少年議会ー

          1,青年団活動の経験が底流に  山形県最北の町、遊佐町。日本百名山のひとつ、鳥海山に抱かれるこの町はいま、若者によるまちづくりの取り組みで熱い視線が注がれている。遊佐町少年議会がそれだ。遊佐町の中高生が「少年町長」と「少年議員」に自ら立候補し、中高生全員が直接投票で選び、少年議会を構成する。少年町長と少年議員は、遊佐町の若者の代表として政策を審議、年45万円の予算で政策を立案、実行するというものだ。  遊佐町少年議会は、2003年に当時の町長である小野寺喜一郎さんの発案で設

          子どもが育つ地域をつくる ー20年続く遊佐町少年議会ー

          緊急レポート けんけんの東欧見聞録③ ロシア編 ~日常と戦争の狭間で~

          ■はじめに はじめまして、中野絢斗と申します。 一般財団法人日本青年館さまのご厚意で、今回寄稿させていただく機会を頂戴しました。あらためて感謝申し上げます。 2022年の今、ロシア軍がウクライナに軍事侵攻し、世界全体に激震が走っています。私は学生時代からずっと、日本とロシア、ウクライナ、ベラルーシなど東欧諸国とのより良い未来をめざし、活動をしてきました。 そんな自分の想いとは裏腹に、大好きな国が大好きな国を侵略し、また多くの友人知人が現地で困難な生活を強いられています。

          緊急レポート けんけんの東欧見聞録③ ロシア編 ~日常と戦争の狭間で~

          緊急レポート けんけんの東欧見聞録② ベラルーシ編 ~日常と戦争の狭間で~

          ■はじめに はじめまして、中野絢斗と申します。 一般財団法人日本青年館さまのご厚意で、今回寄稿させていただく機会を頂戴しました。あらためて感謝申し上げます。 2022年の今、ロシア軍がウクライナに軍事侵攻し、世界全体に激震が走っています。私は学生時代からずっと、日本とロシア、ウクライナ、ベラルーシなど東欧諸国とのより良い未来をめざし、活動をしてきました。 そんな自分の想いとは裏腹に、大好きな国が大好きな国を侵略し、また多くの友人知人が現地で困難な生活を強いられています。

          緊急レポート けんけんの東欧見聞録② ベラルーシ編 ~日常と戦争の狭間で~

          緊急レポート けんけんの東欧見聞録① ウクライナ編 ~日常と戦争の狭間で~

          ■はじめに  はじめまして、かわさき若者会議の中野絢斗(なかの・けんと)と申します。一般財団法人日本青年館さまのご厚意で、今回寄稿させていただく機会を頂戴しました。あらためて感謝申し上げます。  2022年の今、ロシア軍がウクライナに軍事侵攻し、世界全体に激震が走っています。私は学生時代からずっと、日本とロシア、ウクライナ、ベラルーシなど東欧諸国とのより良い未来をめざし、活動をしてきました。  そんな自分の想いとは裏腹に、大好きな国が大好きな国を侵略し、また多くの友人知人が

          緊急レポート けんけんの東欧見聞録① ウクライナ編 ~日常と戦争の狭間で~

          若者による多彩な「まちづくり」〜全国まちづくり若者サミット2022〜

           日本青年館note学生記者の宮下夏芽です。1月29 日から 30 日の二日間、日本青年館で「全国まちづくり若者サミット2022」(略称:若者サミット)が開催されました。若者サミットで私は、登壇団体の皆さんとの意見交換や交流だけでなく、自分が所属しているCrenectionとしても活動を発表しました。この記事は、参加者・登壇者・取材者という三つの視点から、オープニングで行った「モチベーショングラフ作成」、自分自身が登壇してみての感想、そして日本青年館で参加されていた方々の声を

          若者による多彩な「まちづくり」〜全国まちづくり若者サミット2022〜

          花咲かせ地域彩る高校生~美濃加茂アジサイ倶楽部~ 後編

           美濃加茂アジサイ倶楽部の後編です。前編はこちらからどうぞ。 若者がいたいと思える空気感がポイント―――沢山のプランがあることがすごいと思いました。どのプランも非常に魅力的ですね。中でも製麺所をつくるというアイデアは地域の雇用という点にも視野を広げられており、いつか実現されたらいいなと感じました。すべてのプランに地域の魅力を最大限活用できるものという共通点があると感じました。今まで地域で活動されていた皆さんの柔軟な思考に改めて刺激を受けました。そんな今後のプランを考えるうえ

          花咲かせ地域彩る高校生~美濃加茂アジサイ倶楽部~ 後編

          花咲かせ地域彩る高校生~美濃加茂アジサイ倶楽部~ 前編

          はじめに  日本青年館note高校生記者で学生団体CRENECTIONの池田です。今回は日本青年館が主催する「全国まちづくり若者サミット2022」での登壇で、多くの注目を集めた岐阜県立加茂農林高等学校美濃加茂アジサイ倶楽部で活動されている4名の学生の方に取材させて頂きました。  ■話し手   本川 亜依さん(加茂農林高3年)   神戸 彩野さん(加茂農林高3年)   倉澤 菜月さん(加茂農林高3年)   清水 愛菜さん(加茂農林高3年)   中島 充雅先生 (加茂農林高教諭

          花咲かせ地域彩る高校生~美濃加茂アジサイ倶楽部~ 前編

          地域とつながりながら活動する ~高知県青年団協議会~

           今回は、「全国まちづくり若者サミット2022」(以降「若者サミット」)のトークセッション2を担当する日本青年団協議会事務局の氏家が、高知県青年団協議会の森岡千晴さんにお話を伺いました。地域で活動しながら、日々学びあう青年団。今回の若者サミットにも登壇します。そもそも青年団ってなに?どんな活動をしているの?なんで続けているの?そんな素朴な疑問に答えていただきました。 青年団ってなに? みなさんは「青年団」という若者の団体を知っていますか? 青年団は全国各地にあり、おおよそ高

          地域とつながりながら活動する ~高知県青年団協議会~

          PARK CAFEで公園ににぎわいを ~大正大学地域創生学部~

          はじめに  こんにちは。二回目の担当になります。日本青年館note学生記者の城田空です。今回は日本青年館の主催する「全国まちづくり若者サミット2022」の参加団体である大正大学地域創生学部の福島一樹さんと星奏実さんを取材しました。僕自身大学一年生で、大学生が大学生を取材するという普通の活動紹介記事とは違った見方で取材出来たと思っています。  大正大学地域創生学部は地域実習が特徴的な学部です。1年生で40日間地方で住み込みの地域実習、2年生は東京で実習を行います。1、2年で地

          PARK CAFEで公園ににぎわいを ~大正大学地域創生学部~

          10代が社会を照らす ~Teena Light~

          こんにちは。日本青年館note学生記者の宮下夏芽(みやした・なつめ)と申します。初めに自己紹介を簡単にさせていただきます。出身は神奈川県鎌倉市で、鎌倉市と川崎市を中心に地域活動に参加しています。活動の中で地域密着型のイベントを行った際に日本青年館と出会いました。現在はCRENECTIONという学生団体の運営を行っております。 今回、高校生ボランティア団体Teena Lightの山辺雄翔さんのお話を伺いました。Teena Lightの魅力を精一杯お伝えします。 10代だからこ

          10代が社会を照らす ~Teena Light~