たまに、どよんとする私がいる。
もう、日付も変わろうとする時間だ。まず、プリンを食べて『どよん』から脱する事ができるのかを、試した。すこし晴れた。
プリンの効果は限定的だった。

まだ、どよんとしているので、パソコンを開いて見た。
私の頭の中の『どよん会』
或いは、私の腹の『どよん塊』
私に憑いている『どよん怪』
今日はなにも書かずに眠るつもりだった私を起こした『どよん』との対話を私はしている。『どよん納め』です。

これもまた、私の作品です。
私も、また、『どよん』の作品です。プリンのエネルギー効果の作品です。
プリンがなければパソコンは閉じたままだった。
プッチンプリンです。この世でいちばん可愛い言葉かも知れません。
私の戒名はプッチンプリンがいい。
いつかそうしてもらおう。そうだ、私の身体のどこかの部位にプッチンプリンと命名しよう。
日付が変わる前に。

私の左足の踵がいい。
私の左足の踵を今夜からプッチンプリンと呼ぼう。
毎日、風呂上がりに左足の踵だけにクリームを塗ろう。右足の踵には悪いけれど。
左足の踵のほうがプッチンプリンっぽいから。
私は、『左足の踵プッチンプリン化計画』を進めよう。リニアが開通する前に完成させよう。
そうだ、右足の踵を『リニア』と呼ぼう。正式名称は『リニア•ギャラガー』
だんだん『どよん』が晴れてきた。
せっかくだ。私の踵にコンビ名を付けよう。

『プッチンリニア』
『どよん』とした怪異は去った。
『プッチンリニア』に早速クリームを塗ろう。