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瞑想③と右脳

※写真は自宅から路地を抜けた瞬間の景色です

瞑想について、色々な人の意見を聞いていても、殆どの人がまず「瞑想」自体が理解できていないので、瞑想が何なのかが良く解らない事だと思います。

更に
マインドフルネスとか
ボディスキャンとか
瞑想は、なんだか沢山の種類が有って、益々解りづらく成ってます。

しかし
大御所はヴィパッサナー瞑想だと思います。
2600年前に釈迦が教え広めた瞑想法です。
その頃の日本は弥生時代前期です。

その頃の脳の使い方や常識で有れば、直ぐに理解出来たのかも知れません。

でも何千年も前の話です。

釈迦の教えが日本に来たのは平安時代
空海と最澄がその知識を輸入して来たと言われてます(何の為に!?その目的はまた今度)。

でも日本の古典神道にも似たような事は既に存在したようです。

仏教伝来、これも昔の話であり、更に元々は外国語の和訳なのでなかなか現代人には理解しづらい・・・。

もしかしたら
理解出来ないよう、ワザと難しくしている気もします。
難しく、難解にすれば、それだけで商売にも成ります。



瞑想を行って
何を得られるのか?

それはこの世の原理原則が理解出来る事。
今迄生きて来た人生よりも、自分が存在している最上の幸福感を得られる事。
と言われます。

しかし
なかなか理解できないし、実践しても、かなり解りづらい・・・・。

その理解出来ない理由は
現代人は「左脳」で理解する習慣が出来てしまっているからだと解りました。

左脳は
◎左脳の機能
左脳は言語や計算力、論理的思考を司る脳です。 右脳は情報を知識として認識し整理する役割を果たしています。 記憶にも関係していますが、主に言語や数的処理を司る脳なので、記憶脳力は右脳に比べると劣っています。2022/09/05(調べ)

と言われており
左脳は脳に入れた情報を
・言語化
・判断
・分別
する機能だと思ってます。

そして、今のお金の社会は、この左脳を使う能力の高い人が有利に出来てます。

学校教育
会社での教育
社会の教育と社会全体のシステム
全て、頑張って左脳力を鍛えた人が優位に立っていると思います。
そしてその世界は何より暇が無い
とにかく忙しくさせる事がこの世界のシステムです。

更に頑張って蓄えた左脳の「記憶」は現代限定でしか通用しない事が多いと思います。

なので
殆どの人は常に脳で思考する癖が自然と出来上がってます。

神明神社の頼朝桜



右脳は
◎右脳の機能
右脳はイメージ力や記憶力、想像力やひらめきを司る脳です。 視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感に関係し、感情をコントロールしています。 音や色の違いを認識したり、物事に感動したりするのも右脳の働きによるものです。 右脳は情報をイメージとして認識し整理する役割を果たしています。2022/09/05(調べ)

この右脳を活性化せる事が「瞑想」の目的です。

右脳に有る記憶の情報は、左脳よりもはるかに大容量だと言われており、過去現在未来の地球の普遍の真理を情報として持っているのだと思います。

また
僕は右脳自体に記憶情報は無いのではないかとも思っており、その記憶や情報の正体は、波動と水だと思ってます。

全てのモノは波動を持っていると言われてますが、そのモノの波動が情報なのではないか、そしてその波動が空気中の水分に伝わり、人間に伝わる。

そして水も全ての記憶や情報を持っていると言われてますが、僕は波動が水に伝わり、その水の記憶や情報を右脳が受信するのではないかと思ってます。
もしくは、遺伝子そのものが、先祖代々の体験を記憶しているのではないかとも感じてます。
このご先祖達全員のDNAの記憶という考え方が一番気に入ってます。

また
本当は右脳がアクセス出来るのではなく、やはり「腸」がアクセス出来るのかも知れません。
脳が小さくても、無くても生きている生物はいる事ですし・・・。
まぁ、僕は「左脳」のいつまでも続くお喋りを停止させる事が出来れば、左脳以外の機能が始動し始めると感じてます。
そして、その左脳以外の感覚機能を鍛える事が瞑想の目的だと思ってます。

海岸に打上げられたクラゲ

右脳人間は現代社会に置いて「天然さん」と言われがちです。

純粋で正直で嘘が苦手。
言語で表現する力が弱いので、もの静かな印象が強いです。

しかし
現在の左脳社会では、なかなか受け入れられないのが現状です。
特に仕事となると、仕事は左脳で行われる事が多い為に、頭が弱い人なのかと思われがちです。

女性の天然は可愛いけれど、男性の天然はただのバカと言われたりしますが、素直なだけに、興味がない事には興味がない。ただお金を得る為だけに、その仕事をしてるだけという、実に正直で真っ当な事だと思います。
彼らはただ「爪」を隠してるだけです。

現代社会で「天然さん」は天然記念物並みに少ない存在です。

しかし、多分、縄文時代ならば、右脳社会なので人口の殆どが天然さんだったのだと思います。

天然さんは、基本的に明るいし正直だし、頑張り屋だし、左脳人間から見ると「突飛」な事を自然に行うので、とにかく笑いを提供してくれます。
笑顔と爆笑の絶えない世界だったと想像が出来ます。

脳の歴史としては
縄文時代まで → 右脳社会終了
弥生時代以降 → 左脳社会の開始と完成
現在以降   → 右脳と左脳どちらもバランス良く使いながら生きる世界

今は
そんな人間社会の進化成長中なんだと思います。

だから右脳の機能を思い出す為に瞑想が流行る。

特に左脳、今迄約2000年間分の人口のデータを基にAIという人工知能がほぼ完成していると言われてます。

これからの時代
左脳の仕事はAIに任せて置けば良い。
と言う事なのだと思います。

これから生身の人間は、右脳の記憶を呼び覚ます事が重大な仕事であり、最高の幸福感を味わい、感じながら生きる事が、今迄散々ご苦労をされて来たご先祖様達に対するご供養だと思ってます。

浜辺のキラキラは全てクラゲ
ずーっと向うまでクラゲ


しかし
瞑想を始めたばかりの頃は、とにかく思考のお喋りが止まらない・・・。
本当に左脳って忙しい。

過去の事
現代の事
未来の事

もう、次々に色々な自分の体験した過去の経験を基に話題をふって来ます。
その左脳の思考に付き合っていると、過去の出来事が整理され、処置対策方法まで探し出してくれるので
(あぁ、ここまで深く考えた事が無かったなぁ)と関心もさせられる事が度々起こります。

でも
思考を止めようとしても、なかなか思考が止まりません。
(もうこうなったらトコトンまで思考を続けてやる)と思い、考える事が無くなるまで思考させ続けると、そのうちそれにも苦痛を感じ始める。
ちょっと休むと、また思考再開・・・。
切りが無い。


左脳も知識・情報を記憶出来ると言われてますが、右脳の記憶量には全く敵わないと言われてます。
右脳には、自分1世代の経験だけではなく、何千世代も何万世代も、生命が発生したときからの人間も、また人以外の生命の経験情報や記憶が蓄積されている物だと思ってます。

でも現代人は
その右脳を使えていないのが現状です。

なので
脳だけの思考に集中せず、身体の方に意識を集中する。
それがヴィパッサナー瞑想
しかし、このヴィパッサナー瞑想を勉強したり、実践していても、その説明すら理解が出来ない・・・。

それも左脳のみで思考しているからです。

とにかく
「脳内のお喋りがうるさい」
「思考が邪魔しにくる」

と言う事を散々体験出来ます。

ただ思考を止める様に頑張っても、今度は思考を止めることに思考を使ってしまいます。

そこで
「左脳を止める」

と言う事に気が付くと止まるのです。
思考そのものが。

海の中もクラゲだらけ

左脳の止め方は

息の呼吸に注目し、呼吸をしている鼻や口元、肺や胃等の体に意識を集中します。

ヴィパッサナー瞑想の教え、そのままです。


このヴィパッサナー瞑想では
「鼻を通る呼吸、息に集中しなさい」とか
「鼻から出た呼吸が上唇に当っている所に集中しなさい」とかが、有名です。

僕は
別に「鼻」でも「呼吸」でも構わないと思ってますが、この呼吸を僕なりにもっと解りやすくすると、自分はただ呼吸をしている「ポンプ」だと思う事。
その呼吸も腹式呼吸で行い、自分の内臓が空っぽに成った、ただの空気ポンプで有ると思いながら、呼吸を丁寧に味わう事。

息を吐く時、空気とポンプの筒(身体の内壁)の摩擦を感じながら尻の内側から喉元位まで、空気と身体の内壁の摩擦を感じながら鼻から息を出す。

息を吸う時は鼻から吸って喉元過ぎてお腹の下のお尻までポンプ(身体の内壁)と空気との摩擦に注目する。


ただ、これを繰り返すだけなのですが・・・


止まるんです。

鼻の呼吸に一点集中するよりも
上唇に呼吸した息が当っている所一点集中するよりも

もっと大きな息の流れに集中すると
止まるんです。
からだに意識が集中した瞬間、左脳のお喋りが「ワサワサ」言わなく成ります。
思考が止まった瞬間です。

呼吸や身体に意識が置かれていると、必ず現れるのが「ゾクゾクッ」とか「ゾワゾワ」っとか、鳥肌が立ちます。

これは必ず現れて来ます。

これを何度も繰り返す。
身体を使って遊んでる様な物です。

途中、左脳が動き出して来る時も有りますが、その時、左脳の思考の誘いは断ります。

「今は君が出て来る時ではないョ!」
と断り、直ぐに身体へ意識をもどし、ゾワゾワ感の中にまた戻ります。

左脳の誘惑にのると、左脳は超お喋りなので、バンバン話しかけて来ますし
(こんな事やってどうなるんだョ)
と質問までして来ます。
そんな時は「お前の出番では無いゾ」と言って、直ぐに左脳アクセスを打切り、身体アクセスへ戻します。
するとまた、直ぐに左脳はだまりこみます。

「思考(脳)はよく間違えるけど、身体が間違える事はない」
とよく言われてますが、本当にその通りだと思ってます。


瞑想に重要な事は「無理」をしない事
時間的無理
精神的無理
場所的物理的無理
生活的無理

そんな時は
1分でも左脳を止められたらOKにしてます。

瞑想を行ってる人の中では
「私は朝と夜に1時間、毎日2時間瞑想してます!」
とか
瞑想時間が長いほど凄い様な感じを受けますが、僕は時間は関係無いと思ってます。

深さと回数です。
左脳を止める意識です。

短くても、隙間の時間でも、単発でも、とにかく何度でも懲りずに左脳を止める事が大事。

とにかく
気付いた時に「意識を身体へ」アクセスする。
そして左脳を止める。

勉強と同じで「継続する事」が目的達成の近道です。


縄文時代は、右脳世界だと言われ、争いが無い世界だとされてます。

多分、弥生時代に入り、争いが多く成った原因は「左脳世界」の区別分別差別が始まったからだと思ってます。

これからの時代は
「この部分は区別したほうが全体が平和になる」
とか
「この部分の区別しない方が皆が平穏になる」
とか
左脳と右脳の使い分けが出来る世の中に成るのだろうと思うし、やはり平和な世の中は、右脳思考が創る様な気がしてます。

そして多分、意識的に左脳を止める事は、この身体に意識を集中する事と喫煙する事以外には出来ないのではないかと思います。

少しずつ学んで
この先の世界を早く見てみたいです。

水仙ロード

話は変わって

僕の新居引越し先ですが、まだ完全決定はしてません。
新しい家を探すのは、やはり時間が掛かります。
でも大まかには決まってます。

本日の昼過ぎ
僕が作業をしていると大家さんが僕の家に訪ねて来ました。

正確には、謝罪しに来ました。


今年の1/4、僕が年始の挨拶をしに大家さん宅へ行った際、大家さんから「去年話した家賃の大幅値上げについて、どう思う?」と聞かれたのですが、僕が話しても聞く耳が無い事は判断出来たので、僕は「紙に文章にしてお答えします」と言い、日記に基づいて、入居前からの大家さんの発言や約束、僕が行ったリフォームの目的と金額やその詳細、今後の僕の取るべき行動を、かなり優しく解りやすく書いた文章をお渡ししました。

今回この三連休で、大家さん宅には子供たちが遊びに来たらしく、僕の書いた文章を基に子供たちからの意見を聞いた見たいでした。

大家さんの話は、子供たちから怒られてしまった事、いま自分の体調が不調である事とか、色々と回りくどく言い訳を話してましたが

「今迄通りのお家賃で今後も引き続き住んでもらいたい」

と言いつつ

「でも、私はお家賃を14倍の値段に値上げしたいなんて事は一言と言ってない」
「私はそんなに性悪な人間では無い」
と言ってました。


(やっぱり出たな「言った言ってない星人」・・・・)


心の中で思いながら、「そうですか」と優しく対応しておきました。

記録する事が記憶に成るので、一応、書き留めておきます。

日没後のマジックアワーが好き


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