ワインと世界史の深いつながりに酔う
ワインを飲むと蘊蓄を語りたくなるのはなぜでしょう??
教養と味わいが深まる魅惑のミステリーに酔いしれる――。
豊潤な本の紹介です!
※発売日はAmazonなどのWEB書店に準じます。
<4月4日発売>
『世界史を動かしたワイン』
著:内藤博文
本の冒頭から、うんうんと同意しながら読んでいたけれど、最後の一文にはうなずくことができなかった。
けれども次の一文で前言撤回。
「というのも、ワインには人間の歴史が詰まっているからだ」
たしかにワインの歴史はとんでもなく古そうだ。
文明の始まりともに登場し、今に至るまで世界中で愛されている。
それはそれは味わい深い物語がつまっていることだろう。
ワインには世界史のさまざまな物語が詰まっているのは間違いなさそうだ。それは、高級ワインであっても安ワインであっても。
この本にはそんなワインから眺める世界史のエピソードがたくさん出てくる。
さらに嬉しくなる?ワインの秘密。
それはワインを飲むと、つい知的なことを話したくなるのはワインが「脳で愉しむ飲み物」だからだという。
こういう蘊蓄もワインを飲むと、つい話したくなってしまう…。
この本で、世界史とワインの奥深い世界をぜひ堪能してほしいと思う。