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サッカー好き女子の代表戦の見方

祝日なので、自分を甘やかすため、アジア杯の日本代表とベトナム戦を見直した。あぁ贅沢。

今の日本代表の「自分たちのサッカー」や、海外レベルの、ワールドクラスの巧さとか、戦術だとかそういう事は語れない「サッカー好き女子」は代表戦を観ながら何を考えているかと言うと、代表選手を応援するサポーターの気持ちを考えている。

「ウチの子が代表に選ばれて、日の丸を背負ってピッチで闘っている」そんな親的気持ちでいるサポーターはたくさんいる訳で

キーパーの権田がスーパーセーブをした時に、解説の山本昌邦サンが「権田が防いだ1点は大きいですよ」なんて言ったりしたら「そうそう、この無失点試合はウチの修一のおかげ」とFC東京とサガン鳥栖のサポは誇らしく思っているのだろうな、とか

堂安がPKを蹴る時、「え!外したらどうすんのよ!責任取れない…どうしよう…」と瞬時に胃痛を起こし、決めた時には、堂安ではなく神様に「ありがとう」と感謝し、全力でホッとしたよね、ガンバサポの皆サン、とか

北川がなかなかチャンスを物にできなくて、代表で輝けないのは、自分の応援する気持ちが届いていないんだ、俺達の調子が悪いんだ、と、自己嫌悪に陥る清水サポもいただろう。

Jリーグ観戦では味わえない、Jリーグ観戦をしてこそ面白い代表戦。こういう風にゲームを楽しんでいるサッカー好きもいるのです。正しくは「サッカー好き女子」ではなく「サッカー観戦好き女子」「Jリーグ好き女子」の代表戦の見方でした。 

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