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”国際系” note まとめ

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This magazine curates notes relating to stuffs between globalness and localness.
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2022年8月の記事一覧

インド料理の絵だけの個展!

こんばんは!9/1から9/30まで新宿荒木町の「アートスナック番狂せ」というお店で「Art of INDIAN cuisine」という個展をやります! どんな個展かというと「インド料理をテーマにした絵」だけを展示する個展です。 ぼくは画家と同時に、インドが大好きで、マサラワーラーというインド料理の出張料理ユニットをやっています。 そうゆうこともあって、インド料理のイベントのために絵を描いたり、インド料理屋さんに絵を飾っていただいたり、壁画や店内装飾などの依頼を承ったり、イン

ミャンマーの子どもたちとデジタルアートを描こう!

カンボジア人女性アーティストが、ミャンマーの子どもたちにデジタルアートの可能性を伝える。 8月7日、カンボジア人女性アーティストJessyAnが講師になり、ミャンマーの子どもを対象にしたオンライン・デジタルアートワークショップを開催しました。 参加者は、特定非営利活動法人ジャパンハートが運営するミャンマーの養育施設Dream Trainの10人。 12歳から15歳までの子どもたちです。 オンラインを通して、JessyAnがいつも使用しているiPadのAdobe Fre

ラダック旅行① l 初日レー到着→周辺ゴンパではしゃぐ・前編

独立記念日の 8/15 から4泊5日でラダック旅行に行ってきた。 インド人には大人気の観光スポットだが、日本にいるときにはあまり知らなかったし、周りにも行ってる人はいなかったように思う。 ラダックは、控えめに言ってとても素晴らしかった。 今までの海外旅行で BEST 5 に入る経験だった。 今回はチェンナイに住む知人+夏休みでこちらに滞在していたその家族の計6人で行き、ラダックでの行動を共にした。遠出するときには車をチャーターし移動した。 割と早い段階からラダックに行く雰

ながいながーい、イランの夏休み~3か月の過ごし方~

イランの夏休みは6月中旬頃にはじまりました。 9月途中までが夏休み。 娘は地元の学校ではなく、 インターナショナル系のスクールなのですが、 イランの子どもたちと同じタイミングで夏休みに。 え、、、3か月近くも夏休みがあるなんて!!!!! 長い、長すぎる!!!!! どう過ごせばいいのか分からない、、、 頭を悩ませていた時、 2歳の息子が通う地元のKindergarten(幼稚園)の先生に 「お姉ちゃんはもう夏休み?うちはサマーキャンプをやるよ! さまざまなプログ

【大人の読書感想文】紛争地のポートレートを読んで〜紛争地の看護師が出会った人々〜

みなさんこんにちは 人道支援家のTaichiroSatoです 国境なき医師団の大先輩である白川優子さんの2冊目の本を読み終えてから、いつものように【大人の読書感想文】に取り掛かろうと思っていたのだけれど、今回はいつもより長くなりそうだ。理由は、僕の内側から湧き出てくる言葉が多すぎること。それをみなさんにわかるように整理するのに、いつもより時間がかかった。それだけに僕の中での歴史があり、強い想いがある。 仕事や仕事外でも親交のある優子さんと、彼女の通ってきた道筋への想い、本

『アフロフューチャリズム ブラック・カルチャーと未来の想像力』著者インタヴュー

本日2022年8月26日、『アフロフューチャリズム ブラック・カルチャーと未来の想像力』がフィルム・アート社から出版されました~(パフパフパフパフゥ~~)!! 共通の友人がいることもあり、著者のイターシャ・L・ウォマックさんに話を聞くことができました。訳者あとがきにも彼女の発言を引用しましたが、せっかくなのでここに残りの会話も載せておこうとおもいます(情報は共有するためにある!)。編集もない長い文章になってしまいますが、アフロフューチャリズム、ブラック・カルチャーについて興

絵画とファッション 「スコットランド国立美術館展」で描かれた衣装について。

土曜日の夜にスコットランドへ行ってきました! といっても実際に行って来たわけではなく、「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」展を観に行ったのです。(2022年9月25日まで神戸市立博物館にて開催中) そこで今回は、展示された絵画たちを「衣装」という切り口で鑑賞してみました! 北国を彩る巨匠たちサタデーナイト・フォトアワーですって!?会場となった神戸市立博物館では、「サタデーナイト・フォトアワー」というキャンペーンをやっていて、なんと、土曜日の1

イギリス文化を通して、英語を学ぶ意味を考える

こんにちは。大阪大学法学部国際公共政策学科1年の金澤優里です。 ここ数年はコロナの影響で、海外に行く機会はめっきり減ってしまいました。しかし、最近、出入国の規制が徐々に緩和されており、コロナ流行前のように海外旅行を楽しめる日もそう遠くないと思います。皆さんは、行きたいと思っている国や地域はありますか? 私は、イギリスに行ってみたいです。そう思うきっかけとなったのが、今回インタビューさせていただいた大阪大谷大学人間社会学部(大阪大学マルチリンガル教育センター非常勤講師)の服

『tout simplement noir』 肌の色、いろいろ

最近見たフランス映画『tout simplement noir』が面白く、それ以来肌の色について考えている。本作はフランスにおける人種差別問題をコミカルかつシニカルかつギリギリのブラックユーモアでコテコテにデコレーションした作品で、笑いの中に鋭い視点や問題提起のある興味深い作品だった。 BLM運動のお陰で人種差別問題について少しは関心を持つようになっていたのだけれど、本作を観て今まで”黒人”と大きな括りでひとまとめにしてしまっていた自分の浅学さに気づくとともに、人種差別とは

ヴェネチアのビエンナーレへ行って来た

8月の初め、ヴェネツィアに行ってきた。聞きしに勝る観光地で、住人よりも観光客の方が多いのではと思うほど。カメラ片手に歩き回る人の数に驚く。 パリは猛暑日でも湿気がなくカラリとしているのを物足りなく感じていたが、8月のヴェネツィアはジメジメと蒸し暑く、日本の夏を思い出す。 ねっとりした空気が体にまとわりつくのは懐かしくもある。しかし潮風の中を泳いでいるような茹だる蒸し暑さが、こんなにも体力を奪うものだったとはすっかり忘れていた。歩いているよりは泳いでいる気分でジリジリと体力を

ウガンダ人女性、イブリンとの出会い ~フォート・ポータル滞在記~

ガタガタガタガタガタガタ… 赤土のでこぼこ道を走るバスの車体が上下に大きく揺れて、天井に頭をぶつけそうになる。席から転がり落ちないように、前の座席に必死にしがみついた。 車窓から、緑豊かで広大な大地を眺めて思う。 「この町、きっと好きになるな」 2016年10月、私はアフリカ東部の国、ウガンダを旅していた。日本を出て、もう9ヶ月が経つ。 喧騒に満ちた首都カンパラからバスで約5時間かけて、コンゴ民主共和国との国境に近いウガンダ西部の田舎町、フォート・ポータルに到着した。

歴史の扉⑧ 冷房の世界史 

2007年は人類史にとって、大きな転換点となる年だった。 ついに、都市(urban)人口が、農村(rural)人口を上回ったのだ。 1000万人規模の巨大都市圏のことをメガシティと呼ぶが、21世紀に入り、アジア各地の熱帯エリアに位置するメガシティが増えている。 20世紀の大都市の多くは、温帯エリアに位置した。 しかし、今後も熱帯地域のメガシティは増え続ける見込みなのだ。 これを可能にした発明がある。 そう、冷房だ。 冷房の発祥の地は、多くの人がイメージするようにアメ

まるでイランに行ったみたいな空間で食べるペルシャ料理が良心価格で最高だったよ@高円寺 BolBol

時にはなぜか 大空に じょいっこが打ち合わせに 異国メシ屋さんを指定することは 有名ですが、今度はペルシャ料理の 店を指定してしまいました。 BolBol 2003年オープン 高円寺駅降りて3分 賑やかな通りにありました。 1階がカレー屋さんで 2階がお目当てのペルシャ料理店。 両方同じ経営者とのこと。 1階も気になりますね~ 2階へ上がる階段にも 絵画が飾られていて雰囲気満点。 入り口の扉は異次元へと トリップ出来そう。 入ってふぁ~! まるでイランに行って

インド、アムリトサルの黄金の思い出

とあるインド好きカレー好きnoterのお方が「聖者たちの食卓」についてnoteで触れておられたので、私の過去の旅の写真をほじくり出して発掘された写真をこちらのnoteに貼ることにした。 まだブログもnoteもやっていなかった2014年の思い出を。 まず、アムリトサルと言えばゴールデンテンプル、黄金寺院へ。 確か北部のダラムサラから南下してアムリトサルに入ったのだが、町に入った途端にターバンの男たち。 インド人ってイラストになるとターバン巻きがちなのだが、ターバンを巻いている