見出し画像

世界遺産|オロモウツの聖三位一体柱

オロモウツの聖三位一体柱は、2000年にユネスコの世界遺産に登録が行われたバロック様式のモニュメントです。

チェコのモラヴィア地方オロモウツにあり、モニュメントの高さは35mで最上部に作られているオブジェは銅素材に金メッキを施していて三体一帯の像になっている、下側には聖母の被昇天の像があり、周囲には聖人像やレリーフが飾りとして施されていて最下層部分には礼拝堂があります。

オロモウツは、三十年戦争が終結した後にスウェーデンによる占領状態が解除されて再建が行われたなどの歴史があり、聖三位一体柱などのバロック建築の建造物が多く建造されたといいます。

オロモウツの聖三位一体柱は、1716年にレンダーと呼ぶ石工技士の指揮や出資により建設がスタートしたものですが、レンダーの死去の後も職人さんがそれを引き継いで1754年に完成させたも建造物などの歴史があるといいます。

なお、献堂式には神聖ローマ帝国のローマ皇帝カール6世の娘でもあるマリア・テレジアおよびその夫が出席しているようです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?