世界遺産|ワッデン海
ワッデン海は、オランダ・ドイツ・デンマークの3つの国にまたがっている世界最大の湿地帯です。]
500㎞にもわたって続いており、約1万平方㎞もの面積があります。その大部分は激しい潮流によって形成されたもので、多種多様な生物が育まれています。
アザラシ等の哺乳類も生息していますし、イルカなども泳いでいます。また、渡り鳥が訪れる場所でもあります。
オランダではワッデン海への日帰りツアーなども開催されており、観光客もヨーロッパ内外から訪れます。
地元の人々に親しまれている泥歩きは、スポーツとして知られています。世界一の広さを持つ干潟だからこそ行うことができるスポーツといえるでしょう。
ワッデン海は2009年に世界遺産に登録されており、ラムサール条約にも登録されました。
オランダ・ドイツ・デンマークの3か国はワッデン海の保護活動に取り組んでいますが、魚介類の乱獲や環境汚染などによって生態系が崩れることが懸念されています。
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