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昭和と平成のゲームの集め方。その30

(番外編1・投機対象になるレトロゲームという記事に関して その1)

色々有ってしばらく更新ができておりませんでした。
その間に色々書きたいことが有ったのですが完全に旬を逃していますが、まあ個人の記録なので自由にやっていきます。

さて、先日TLにこんな記事が有りました。

レトロゲームの価格高騰が異常事態に!数十万円のプレミア価格も ”レトゲ投資家”まで登場

良くありがちな”レトロゲームの高騰化”という記事かと思ったのですが、その後にちょっと気になる見出しが有りました。
”レトゲ投資家”
(もうこの時点でレトロゲームに興味がないのが分かる、普通レトロゲーマーは”レトゲ”とは略さない)

まあ、この手の記事は回覧数を伸ばすために”アオリ記事”的に書くのが普通なのでななめ読みしてたのですが、今のこの高騰化状況の一因となった”レトロゲーム投資家”(自称)の問題点等を自分が気になった範囲で書いてみます。

1.値段高騰化の原因

これは以前から何度か取り上げていますが
”値段が高いにもかかわらず購入すると店側も再入荷した際にそれ以上の値段をつけてしまう”

店側も店舗に並べて早急に売れてしまうと
「これはちょっと安すぎたんだな、なら次回は状態悪くても同じ値段かもっと高くしよう!」
の繰り返しでどんどん値段が上がってしまいます。
まあ、このへんは自然の摂理というか売れればOKなので仕方ないのですが”状態の管理や偽物が持ち込まれても禄に調べずに店舗に出してしまう”という弊害があります。
特にこの辺の問題はゲーム関係に詳しくない店舗が扱いを始めると必ず陥る罠なので、ある程度リスクを背負うのは仕方がないにしろ”わからないなら無難な値段で出しておけば良いのに”と店舗に並べられた偽物(スーパーコピー)を見るたびに思ってしまいます。

スーパーコピーとは
”本物と間違えられるように悪意的に作られたコピー品”
という意味です。

2.投機対象なので特に思い入れがない

個人的にはこれが一番の弊害な気がするのですが、基本的に”投資家”とか自分で名乗る連中は
”金をつぎ込んで儲かれば良いだけなのでその商品に思い入れがない”
ということです。

これはどのジャンルでもそうなんですが、昔の株式投資とかとは違って「この会社を応援しよう」とか「お世話になったので株を買って成長を見守ろう」とかそういう思いはまったくないわけです。
ひたすら「このジャンルは儲かりそうなので安く仕入れて高く売ろう」という考えしか無いので入手の方法や”買ってプレイしよう”なんて思いは一つも無いわけです。
個人的にはこれが投機対象になってしまう一番の弊害だと思っております。

案の定そういう買い方をしてる輩とゲームの話になっても対して思い入れがないわけで話が盛り上がらないというか底の浅さが露見してしまってつまらないんですね…。なので”ゲーム好き”とかそういうのをプロフィールに入れないでほしいと思うのです。
まあ、このへんはもう老害となってしまった団塊Jr世代の僻みと言われてしまえばそうだろうなと納得せざるを得ないのですがw

(番外編1・投機対象になるレトロゲームという記事に関して その2)に
続く

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