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長男、いよいよ高校球児に。

今日、次男チームの試合に行ったら、顔馴染みの審判さんに声をかけられた。

長男の時にお世話になった審判さん。初めて公式戦優勝を飾った時にもそばにいて一緒に喜んでくださった懐かしい方。

「長男くんは?」「この春高校球児になりました」

そう答えて実感した。そう、高校球児になったのだ。

高校に合格して、野球部に入部して、練習が始まった。
新しいリズムにバタバタして実感してなかったけど、確かに高校球児なのだ。

憧れの高校野球。

小学生の頃から「高校で野球やるんだ」と言い続けてきたあの小さかった長男が、真新しい制服にサブバックやらリュックやら抱えて毎朝出ていく。

抜きん出た才能があるわけでも、恵まれた体格なわけでもない。
そんな中でよく諦めずに、ここまで耐え抜いてきたな、と我が子ながら思う。

言葉数がめっきり減った長男が入学後、ボソッと言った一言。

「絶対甲子園行くから。とにかく、行くから。」

周囲の高校は甲子園常連の強豪揃い。

険しい道のりだけど、その決意をあえて言葉にして言ってくれたのは彼なりの優しさ。

決意の言葉に支えられて踏み出す一歩。

これからの2年半。
甲子園を目指して。

待ちに待った舞台の幕開けだ。

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