台湾で日本料理店を経営している飲食店主兼
生き方改革カウンセラーのせきさんです。

今の現状を変えたい、人生で新たなステップを踏み出したいと
思っている方へ、私自身の経験を伝えながら皆さんの背中を
後押し出来るような情報を発信していきたいと思っています。

突然ですが、皆さんは自分の価値を他人に決めつけられている
ことはありませんか？

十数年前の話になりますが、私は台湾で店を開きたいと修行に
励んでいました。
その過程には調理師免許を取ろうと、アルバイトをしながら
夜間の調理師学校に通っていた時期もありました。

その時です。ある職人さんから「調理師学校なんか行ってどう
すんの？」「現場の方が勉強になってお金ももらえるんだよ」
「調理師免許なんて有っても役に立たないよ」と言われ、しまい
には「人生遠回りしすぎじゃない？」なんて皮肉られたこともあ
りました。

確かに日本のレストランで料理人をするのに調理師免許を持って
いる、持っていないが話題になることはほとんどありません。
ただ、海外に出るのであればライセンスは必須です。
世界には修行経験ゼロでお店出しちゃってる日本人もたくさんい
ますから、そうではないのを証明するのは免許しかないのです。

私は当時海外を志していることを伏せていたので、黙って聞いて
いるしかありませんでした。

でも今考えると、当時しっかりと自分の将来の目標やなぜ調理師
免許を取ろうとしているのかの目的を目上の人にもしっかりと伝
えられていれば、皮肉られることも、他人に価値観を押し付けら
れることもきっと無かったように思います。

自分の価値観は自分で決める、他人に言われるものではない。
言われたとしても自分を貫く。
自分が自分の人生を生きるために大切な要素ではないでしょうか。

今日はここまでです。