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~多様な人財が活躍できる組織に~女性リーダー研修とダイバーシティマネジメント研修に潜入!

こんにちは!積水樹脂グループ公式note編集部 土井です。
今日は先日行われた女性リーダー研修とダイバーシティマネジメント研修について紹介します。


私たち、こんな組織をめざしています

私のいる部署は男性4人、女性3人。今1人が産休で先日ご出産されたところです。(よかった!)男性でも先日午前半休をとってお子さんの通院後出社してきたメンバーもいるし、私ももう子どもたちは高校生以上で大きくなったけれども今週は学校行事で午後半休。ダイバーシティという言葉はスッと入ってきます。

がこれは部署にもよりますし、全体ではやはり小売業や保険、アパレルなどと比較するとまだまだ男性の方が多い会社です。(積水樹脂グループでの女性従業員比率 20.5%)昨年は人財育成方針も発表し、

私たちは今、こんな組織をめざしています!

・新たな価値創造にチャレンジできる組織
・オープンなコミュニケーションができる組織
・働きがいを感じ、一人ひとりがイキイキと活躍できる組織

人財育成方針より抜粋

また、今年2023年5月にはダイバーシティ&インクルージョンポリシー
を発表しました。

1.多様な人財を活かします
女性活躍推進とともに、国籍・年齢・キャリア・障がいなどに関わらず、多様な人財の多様な価値観を認め合い、従業員一人ひとりが能力を発揮できる組織風土をつくります。

2.柔軟な働き方を実現します
仕事と育児・介護・治療等との両立を支援し、柔軟な働き方とワークイフバランスを実現します。

3.健康と安全に配慮した働きやすい職場環境を確保します
従業員とその家族の安全・安心・健康を第一に考え、心と体の健康保持・増進に努め、働きやすい職場環境をつくります。

ダイバーシティ&インクルージョンポリシー抜粋

企業でダイバーシティ、多様な人財が活躍するためには制度などの設定とともにその人財、本人とそのマネジメント職(管理職)の覚悟も必要です。

そんな中、まず女性リーダーに向けたキャリア研修とその女性リーダーの上司に向けたダイバーシティ・マネジメント研修が実施されたので少し潜入しましたのでレポートさせていただきます。

自分の未来を考える、女性リーダー研修

女性リーダー研修は2日間、集合研修で実施しました。

1日目  無意識に持つバイアスに驚く

最初は当社に限らずダイバーシティの必要性の現状やその考え方を阻害するバイアスの説明を受けたり

そこからはグループワークが多く自分の現状や大切にしている価値観などをざっくばらんに話したりしました。

2日目  グループワークで自分自身を深く知る

2日目は初日の振り返りのあと、

グループワークで自己のキャリアに向き合いました。
コロナ禍もあり、他の部署の方とキャリアについてディスカッションする機会はなかったこと、自分では苦手だな、下手だなと思っていることも他の方からすると魅力にうつったり、みなさん大きな気づきを得たようです。
少し議論が固まってしまったときは講師の方がうまくフォローされていました。

研修最後は皆さん笑顔で、満足度が顔に現れていました。
上司からのそれぞれの方へのメッセージや、グループワークでの他の方からのフィードバック、自分が感じていなかった自分の長所などを知り、今後のリーダーシップに必要な問題解決思考などを学んだようです。

参加者の感想

参加者の感想を少しご紹介します。

様々なバイアスは身近にあると実感しました。一歩踏み出す勇気や対話の大切さは仕事だけでなくプライベートでも役立ちそうです。

自分のキャリアアンカーや大切に思っていることを知れてよかったです。また普段は接しない様々な部署の方と交流できたことがよかったです。

※キャリアアンカー:個人が自らのキャリアや働き方を選択する際に、どうしても譲れない「価値観」や「欲求」、「能力」のこと

自分はインポスターシンドローム(自分が成功したのはたまたま運が良かったからであり、自分の能力や努力によるものではないと感じてしまう心理状態)になりがちだということがわかってよかったです。自分を低く見積もらず自信を持とう、と思いました。また参加の方々の多様な経験や価値観を知れてよかったです。

ダイバーシティ・マネジメント研修

そしてその翌週にはダイバーシティ・マネジメント研修がオンラインで実施されました。
これは午前中は先日女性リーダー研修に参加したメンバーの上司のみ、午後は先日参加したメンバーと上司合同での研修でした。

午前中はマネジメント職だけで

午前中は先日女性リーダー研修で学んだのと同じ、ダイバーシティや様々なバイアス、女性だけでなく誰もが働きやすい職場やマネジメントなどを聞いたり、グループワークを実施したりしました。

オンライン研修ですが同じビルの人は集まって議論しました

様々なバイアスとは、、、

・「単身赴任」と聞くと父親だと思う
・営業はハードだから、女性には向かない
・シニアはパソコンが苦手
のような「アンコンシャスバイアス」や、未知のものや変化を受け入れられず、現状維持を望む「現状維持バイアス」、みんなが逃げないから自分も逃げなくて大丈夫、のような行動に迷ったときとりあえず周囲の人に合わせればよいと思う「多数派同調バイアス」などがあります。

午後からは合同でグループワーク&発表

午後からは価値観の違いを共有したり、では積水樹脂のダイバーシティの課題は何か、そのためには何をしたらいいかなどを話し合いました。

最後の集合写真です。一画面に入りきらず、、、
こちらもとてもみなさん笑顔!

参加者の感想

参加した管理職の感想をいくつかご紹介します。

自身の東南アジアでの事業経験から、これからの日本事業展開には女性、及び、様々な考え方・背景を持った方々との連携による発想の転換が必要という認識をしていましたが、本日の研修で、講師の方の実体験に基づく説得力のある講義と、女性スタッフとのコミュニケーションで更に必要性を感じました。

とにかくコミュニケーションの重要性を感じ、メンバーたちに還元する義務が管理職としてあると自覚できました。日々の会話ではなかなか聞けない、部下の思いや意志を感じることもできたので部署のメンバーとの関り方を今以上に意識しながら 今後取り組む覚悟が持てました。

同じ会社で働いていても価値観が異なることを改めて認識しました。性別、年代、育ってきた環境等により、人それぞれの考え方があり、個々人の考えを受け入れる体制を整える必要があることを部内メンバーにも共有してまいります。

管理職の1人として参加した人事部のマネージャーからは

非常に大きな一歩を踏み出せたと思います。今回はスタートであり、今後が重要となってきますので、女性を部下にもつ上司として、またダイバーシティを進めていく人事部のマネージャーとして、今後も意識して取り組んでいきたいテーマです。

とコメントがありました。

ダイバーシティ&インクルージョンは、すべての従業員が関係していくこと。これからも積極的に取り組んで各自がイキイキ仕事ができる会社にしていくと同時に、多様な考え方を製品やサービスに生かして企業の成長につなげたいですね。



みんなが笑顔でまぶしかったです、広報担当土井


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