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有観客の国立は選手の気持ちを高ぶらせる

「やはり国立競技場に観客が入っていると、私だけじゃなくて、選手の気持ちが高ぶると思います」

セイコーゴールデングランプリ陸上2022東京。
1500mを走り終えた後、
卜部蘭選手はそんな言葉で、
レースの印象を表しました。

聞こえた、温かい拍手

5月8日(日)に行われた
セイコーゴールデングランプリ。
昨年の東京五輪以来、
初となる国立での陸上国際大会。

前日の日本選手権10000mに続き、
久々の国立競技場での有観客開催となりました。

応援自粛の中でも聞こえた、温かい拍手。
その雰囲気の良さに、
1500mを走った森智香子選手は、「これからも頑張っていきたいと、改めて今日の応援で感じた」と話します。

「トラック入場の時にも上から顔を出して手を振ってくださったり、すごく身近に応援を感じました。やっぱり、国立での有観客は、無観客と違ったモチベーションになるし、良い機会になりました。今までコロナの関係で、画面越しの応援が多かったと思いますけど、少しずつ目の前で皆さんに走っているところを見せられるようになった。これからも自分の走りで皆さんに、元気や勇気を与えられるように頑張りたいと思います」

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改めて感じた力

卜部選手は1500mで、4分10秒53で5位。
目指していた自己ベスト更新は果たせず、
ラストで離されてしまいました。

オリンピックでも感じた、
最後のバックストレートでの課題を再認識。
もう1段階、足を速く回すなど、
動きに変化をつける必要性など
レースから感じました。

「最後で粘れる方が自分自身も楽しいし、見てる人にもワクワクしてもらえると思う。だから、最後に勝負できるだけの力を、もう一回つけたいなと思いました」
と、次戦に向けて切り替えます。

そして、やはり改めて感じたのは応援の力。
「やはり国立で観客が入ってると、私だけじゃなくて選手の気持ちが高ぶるところがあると思う。本当に選手の力になるスタジアムだし、有観客というのは力になるなと。オリンピックも感じた部分ではあるのですが、やっぱり観客が入ると、より頑張れると思いました」


ちょっとずつ変わっていく、大会の風景。
やはり、観客の応援は選手にとって大切なもの。
来週末の日本選手権に向けて、選手たちは準備をしつつ、
さらに気持ちを高ぶらせていきます。



文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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