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まだ1年も一緒にいないけど

クイーンズ駅伝で、一昨年に優勝、
去年は準優勝だった積水化学女子陸上競技部。
そんな強豪に入った新人選手4人。
彼女たちにとって初の駅伝は、
分厚い選手層との戦いになります。

もちろん、アスリートの世界は実力重視。
チーム在籍年数など関係ありません。
それでも、目の前にある壁をどう乗り越えるのか。
それ以上に、「自分なりに輝けるのは何か」を
考え行動することは、何よりも大切。
それを探し求める中、同じ想いを共有してきた
新人同士の絆は、ひとつの拠り所になるはずです。

チーム全体で臨んだ最後のレース

クイーンズ駅伝に向け、チーム全体で参加する
最後の調整の大会となった10/21のMDC2023東京。
今年から加入した4人のルーキー、
荒井優奈選手、山本有真選手、
山賀瑞穂選手、松本明莉選手にとっては、
現状の実力を試しつつ、手応えを掴んだ
大会になりました。

「5000mは16分ぐらいを目標に頑張りましたが、やっぱりまだ力不足でした
(16分12秒05)。でもチームの皆さんと走れて、楽しんでレースをできたので、それはすごく良かったです。あと、名城大学の後輩たちとも一緒に走れたのもすごく刺激になりました。シーズンベストは達成できたので、また練習を積んでいきたいです(荒井)」

「前回のレースが日体大長距離競技会の5000m(16分17秒09)で、それから1ヶ月後の復帰レースだったんですけど、前回のタイムより1秒でも上げることを目標に走りました(16分08秒24)。調子的には結構上がってきていた中、レース直前に脚などが痛くなってしまったのですが、今の力は出せたかなと思います(山賀)」

厚い選手層の中で

各個人が一年間を通して力をつけて、
いよいよ今月末に迎えるクイーンズ駅伝。
駅伝に向けて、新人選手にとっては、
まずメンバー入りすることがひとつの目標になります。

「やっぱり強いチームなのでメンバー争いは大変ですが、しっかりチームの一員として切磋琢磨して戦えるように、少しでも自分の調子を上げていきたいです。最後まで何があるかわからないですし、少しずつ良くなってきてるので、また駅伝に向けて頑張っていきたいと思います(荒井)」

「積水化学という名前のユニフォームで走らせていただいてる限りは、しっかり練習でもレースでも、際立つような選手でありたいと思います。もし駅伝のメンバーに入らないにしても、チームの一員として少しでも盛り上げられるような、走りや粘りを見せていきたいです(松本)」

4人で一緒に頑張りたい

それぞれ走るにしても走らないにしても、
これをひとつの通過点にして、
一歩ずつ成長していかなければならないのは、
みんな同じ。

「すごく強い方々がいるチームなので、メンバー入りは難しいかもしれないですけど、自分は“とりあえず焦らず”というか。このチームに居られることを刺激にして、まずは自分の力をつけていくことが将来に繋がると思うので、一つひとつ、記録も少しずつあげていきたいと思っています(山賀)」

「自分は駅伝が好きで、積水化学に入ったのもあるので、すごく楽しみです。セキスイフェアリーズの一員としてユニフォームを着て駅伝に参加できることが、今はワクワクしてるというか、嬉しい気持ちです(山本)」

特にこの一年間。
チームで一緒になった、4人だけの新人同士。
お互い悩みも相談してきた仲間で、
頑張りたいという気持ちは、みんな同じです。

「4人で頑張ろうっていう気持ちは、もう、めっちゃありますね。まだ1年も一緒にいないけど、4人とも本当に仲がいいんです。お互い隠し事もなく、陸上の相談とかも結構みんなで話したりもするので、本当に4人でモチベーション上げて、頑張りたいなって思います(山本)」

みんながそれぞれの場所で、
自分なりに輝けるように。
新人選手4人の想いも乗せて、
チームは確実に力を増して、
クイーンズ駅伝へと挑みます。




文・写真:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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