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”この6人が選ばれてよかった"と思えるように

いよいよ来週末、11/26(日)に
迫ったクイーンズ駅伝。
積水化学女子陸上競技部は、
一昨年に優勝。昨年が2位。
迎える今年は、自分たちが優勝に
ふさわしいチームなのか、
真価が問われる大会になります。

長澤日桜里キャプテンは、そのためにも
「走るのがこの6人で良かった」と思える
チームであることが重要だと話します。

誰が走るにしても納得できる6人に

昨年、2位に終わった悔しさを胸に、
優勝を目指す積水化学。
駅伝に向けて、チームには
緊張感が少しずつ出てきました。

全体をまとめる長澤キャプテンは、
チーム内の競争力が高くなったことと、
全員が同じ意識を持つ大切さを語ります。

「今年は優勝を目指して頑張りたいと思ってます。新人も4人入り、人数が増えた中で、登録メンバー10人、実際に走る6人が決まります。全体では選手が14人いるので、半分以上は走れません」

「だから、まず選ばれた10人は誰が走っても大丈夫なように準備しなければならない。そして、誰が走るにしても最終的に決まった6人は、”この6人が選ばれてよかったね”と、思えるような人でなければならない、と話しています」

それは例えば、生活面のこと。

「生活面で思いやりを持った行動ができるとか、共用施設も次に使う人のことを考えて使うとか、当たり前のことを当たり前にする。チーム一人ひとりが同じ意識を持つように、意識しています」

それは例えば、元気さを失わないこと。

「挨拶もきちんとする。結構、朝や合宿後半は挨拶が小さくなりがちなので、 そこも元気よくする。練習中に「疲れた」とかネガティブな発言をしても、最終的には『みんなで頑張ろう』とかポジティブな言葉を出して、いい雰囲気で練習するとか。そういう努力も含めて取り組んでいます」

選ばれた6人、選ばなかった4人、
メンバーに入れなかった4人。
走る選手は人間的にも実力的にも、
”彼女が選ばれて良かった”と、
全員から思ってもらえるような行動をしよう。
その結びつきの強さが、
チーム全体の強さにつながるはずだと、
長澤キャンプテンは信じています。

みんなが気持ちよく走れるように

クイーンズ駅伝当日に向けて、
これから選手たちは、合宿を経て、
最終調整に向かっていきます。

長澤キャプテンとしても、
レースまでにどうチームを意識づけしていくのか、
その言動の価値が問われるところです。

「私自身、怪我や練習場所の関係もあって、みんなと一緒になかなか練習できない状態ですが、食事の時などに話を聞いたりして、雰囲気を共有してもらっているところです」

「駅伝はチームとして優勝という目標を掲げています。だから走れない選手もサポート面などで、みんなが気持ちよく走れるようにして欲しい。私としても、その中で発することができるメッセージというか、従業員の皆さんに1番良い結果である優勝を届けたいので、自分からチームをまとめていきたいと思います」

「選ばれた6人が、絶対にレースを走れる保証もないので、選手たちには当日変更でもしっかり走れる準備や、自信をつけてもらいたいと思います」

ここ数年間戦ってきて、
今年優勝するために必要なことは、
”それぞれが自分の力を出し切ること”だと
考えています。

「力通りの力を発揮すること。みんな優勝できるだけの力は持っていると思うので、本番でその力を発揮できるように。気を抜かずに集中して、みんなで練習に取り組みたいと思います。私自身もそのための言動や行動を、気をつけていきたいです」


そして、いつも支えてくれる従業員の方々の気持ちに
応えるのが、一番の願いです。

「昨年は準優勝で、喜んでもらえたとは思いますが、その前年に優勝しているのを考えれば、やっぱり物足りなさがあったと思う。今年は社員の皆さんに喜んでもらえて、それを活力に仕事に打ち込んでもらえように、優勝を達成したいと思います」

長澤キャプテンの強い想いもチームに乗せて、
いよいよ来週末、クイーンズ駅伝がスタートします。




文・写真:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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