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今も昔も文系女子なら

赤毛のアンを読んだ子とそうで無い子は、女の種類が異なるとかなんとか、ずいぶんと昔にそんな文を読んだ記憶がある。

うむ。そういう意味で西の横綱が赤毛のアンなら、東の横綱は源氏物語ではなかろうか。
赤毛のアンでときめく、お茶会、パフスリーブの服、ギルバート、マシュー。
源氏物語でときめく、青海波、光源氏、頭中将、十二単。
確かにこれらを胸の奥にひっそりと隠し持っている誰かと、誰かは、違うのかもしれない。

・・・

今年の大河ドラマ「光る君へ」は、紫式部の生涯を追っていくようだ。もちろん創作の部分も多々あろう。
1話目、2話目までは、どこか距離を作ってしまいドラマの世界に完全に入り込めない自分がいた。
すっかり大人になってしまったからかなあ。

でも、もったいない。

そう、私は赤毛のアンも源氏物語も清少納言もなんて素敵にジャパネスクも、そんな世界が大好きな、大好きな娘だった。

だから、浸らないと。浸っていいのだ。

そう思い直し、無意識の心の壁を薄くして、背負ったものをちょっと軽くして、日曜日の夜8時を楽しみにしている今日この頃なのです。N・H・K。