本日5月27日は「ドラゴンクエストの日」だそうです。初代ドラゴンクエストの発売日だったので、それにちなんでファンが「ドラクエの日」としているのかと思ったら、2018年に日本記念日協会に正式に認定されているのだとか。まぁ「日本記念日協会」なんていうものがあること自体、今回知ったのですが。

そういったこともあってか、今年はスクウェアエニックスから「ドラクエの日」記念特設サイトも公開されています。

兵庫県にあるテーマパーク、「ドラゴンクエストアイランド」を訪れる堀井雄二さんからのメッセ―ジにはじまり、ドラクエ関連の新作情報がいくつか紹介されています。

その中にドラクエモンスターズの流れを汲む新作「ドラゴンクエストトレジャーズ　蒼き瞳と大空の羅針盤」のティザームービーもあり、今後もドラクエワールドはどんどんと広がっていくことを予感させています。

「ドラクエトレジャーズ」に関しての情報公開は6月ということで、まだゲーム内容について詳しいところは分からないのですが、あの「ドラクエモンスターズ」の新作ということでこれは楽しみですね。

思えば僕がドラクエに初めて触れたのは、友達が持っていた「ドラゴンクエストII」でした。そう、あのめちゃくちゃ長い“復活の呪文”(前回の状態を引き継いで遊ぶためのパスワード)で有名なあれです。

当時はスマホなんてありませんから、みんな紙に手書きで復活の呪文を残します。1文字でも間違っていれば全てが泡と消えるので、書き終わった後で何度も見直します。

さらに当時のテレビはブラウン管。今みたいにくっきりはっきりした画面ではありません。若干滲むんですよね、文字が。そうするとどういうことが起きるかというと……「ぱ」なのか「ば」なのかが区別できない！

そんなこんなで次に遊ぼうとして画面に表示されるのは……

「じゅもんが　ちがいます」

待て待て、慌てるな……どこか入力を間違えただけさ。もう一回入力して(カチカチ)……

「じゅもんが　ちがいます」

ふ、ふふふ、なるほどね……しかし、甘いな。こういうこともあろうかともう1パターン書き記しておいたのさ！(カチカチ)

「じゅもんが　ちがいます」

いや、ほんとね。笑い話じゃないんですよ。こういうことがマジでよくあったのです。

その後バッテリーバックアップになったりしたときにもデータが消えるなんてこともありましたが、この“復活の呪文”については本当に苦労させられました。まぁだからこそ、クリアしたときには感動しますけどね。もはやゲーム本編とは違う感動。

皆さんもそれぞれ、ドラクエに関しての思い出があるだろうと思います。せっかくの「ドラクエの日」、昔やったドラクエのことを思い出してみるのも良いのではないでしょうか。

それが、良い思い出でも悪い思い出でもね……。

今回はこのへんで。

それでは、また。