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「無我夢中の時は落ち込めない」

人は、暇がある時に限って長く落ち込むのです。
無我夢中で何かに取り組んでいる状態の人は、
落ち込む暇がないほど次の一手を考えています。
 
何かにトライしてうまくいかなくて落ち込んだり、
トライすること自体が見つからなくて落ち込んだり、
思うようにならない自分にモヤモヤしがちなのです。
 
人生のコントロールが定まらない要因のひとつに、
ポジティブになりたいけどなれないということがあり、
その状態が続くと、生きることに疲れてしまうでしょう。
 
そうならないためには何かに無我夢中になることです。
できたらいいなと思うことがあるのに失敗を嫌がったり、
理屈ばかりで、実践できる機会を避けていないでしょうか。
 
練習というのは、同じ場面を何度でも繰り返せますが、
本番というのは、同じ場面は二度と訪れないものです。
だからこそ、本番を繰り返すことで人は成長するのです。
 
私たちが迎える明日は、毎回毎回がぶっつけ本番です。
怖がっても、嫌がっても、明日という日は訪れるのですし、
生きることに必死な人には、落ち込む暇はないでしょう。
 


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貴重なお時間を使って、最後までお読みいただきありがとうございました。あなたが、健やかな心で楽しく過ごせますよう、心からお祈りしています。