瀬島京子 「船場ビスポーク」店主

2021年1月開店・船場ビルディング213号室 ビスポーク(オーダーメイド)サロン |…

瀬島京子 「船場ビスポーク」店主

2021年1月開店・船場ビルディング213号室 ビスポーク(オーダーメイド)サロン | 「bespoke(対話)」を大切にしてます | 大阪外大卒→アパレル→🇬🇧英留学→人材会社→秘書 →老舗テイラー4年半 | ビジネススタイル研修、身だしなみセミナー等のご依頼も受付中

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介ー秘書がなぜオーダーメイドスーツの仕事を選んだのか?

アメブロで1年余りほぼ毎日ブログを続けていました。今までの記事をまとめ直し、きちんと形にしようと思い立ち、こちらに引越した次第です。 まずは自己紹介をさせて頂きます。 現在の仕事私は現在、オーダーメイドファッションコンサルタントとして活動しています。オーダーメイドのスーツやシャツを受注して、トータルでその方に相応しい装いをご提案しています。また、パーソナルスタイリストとしてコンサルティングやショッピング同行をしたり、企業向けビジネススタイル研修、一般の方向けファッション講

    • 3周年を迎えて考えたこと

      本日2024年1月15日で船場ビスポークは3周年を迎えました。 これもひとえに船場ビスポークを愛してくださるお客様おひとりおひとりのおかげです。 いつも本当にありがとうございます。 個人的なことですが、実は年末の検診で引っかかり再検査になりました。 基本的に健康な人間なので再検査になるのは初めての経験でして、やはり最悪のケースも頭をよぎりました。(結果的には大丈夫でした) お風呂で湯船に浸かりながら、自分の人生を振り返って、子供のこと以外は思い残すことは無いなぁと思いました

      • ひと目で人を惹きつける

        船場ビスポークをオープンして3年目。 この業界に飛び込んで丸7年。 最近改めて自分がこの仕事を始めた理由を見つめ直しています。 百貨店、人材会社、金融会社と勤めて来て、たくさんのビジネスパーソンを見てきました。 よくよく知り合うと、大半の方はとても良い方です。ただ、第一印象がもったいない方があまりにも多い。 「それを合わせるのはちょっと…」 「もっとこうしたら絶対に良くなるのに」 「こういうコーデの方が似合うのになぁ」 日々そう感じることがよくありました。 私自身、大

        • 私が「船場ビスポーク」をオープンした理由

          noteの更新をずいぶんサボってしまいました。約半年ぶりです。また少しずつこちらにも書いていきます。 実は2021年1月にお店をオープンいたしました。1925年に建設された登録有形文化財「船場ビルディング」の213号室にささやかなオーダーメイドサロンを開きまして、その場所を「船場ビスポーク」と名付けました。 船場ビスポークに込めた想い船場ビルディングは、1925年建設当時からほぼ変わらずその姿を残しており、文化財にも指定されています。また、船場というのは今でも生地問屋がた

        • 固定された記事

        自己紹介ー秘書がなぜオーダーメイドスーツの仕事を選んだのか?

        マガジン

        • フォトアルバム
          1本

        記事

          オーダーシャツこそシンプルに

          今月はシャツのフェアをしていることもあり、オーダーシャツが続々と上がってきました。 「オーダーなのにシンプルだなぁ」と思われる方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。オーダーメイドなら自分の好きにアレンジできるのに、と。 デザインシャツがオシャレという勘違い市販のシャツはボタンの色を変えたり、ホールの色を変えたり、ステッチを入れたり… あれがオシャレだと思っている人が多いですよね。 でも実は全く逆なんです。 あれは本来のビジネスシャツの姿ではありません。 日本で

          オーダーシャツこそシンプルに

          オーダーシャツの楽しみ方

          夏はシャツが活躍します。 ジャケットなどを着ない分、1枚でオシャレに見えるシャツが重宝しますね。 先日、初めてお越し頂いたお客様が全く違うイメージのシャツを3枚オーダー下さいました。 その後、「素晴らしい提案を頂き、これからの仕事が楽しみになりました!」と、とても嬉しいメッセージを下さいました。 そんなおしゃれに見えるオススメのシャツのひとつが「クレリックシャツ」です。 クレリックシャツとは?クレリックシャツと言えば身頃がブルーのストライプがいちばんポピュラーですね。身

          オーダーシャツの楽しみ方

          +29

          オーダーシャツのご紹介

          +29

          スティーブ・ジョブズをファッションの言い訳に使ってはいけない

          「ファッション」という言葉に反射的に拒否反応を示す男性は少なくありません。 興味が無いか、自分にはセンスが無いと諦めているか。 そこで引き合いに出されるのが「スティーブ・ジョブズ」です。 いつも同じファッション皆さんが思い浮かべるスティーブ・ジョブズのイメージは同じ、黒のハイネックニットにデニムにスニーカーのはず。億万長者の彼でもいつも同じ格好だったじゃないかと。 あとは、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ。彼もいつも同じグレーのTシャツがトレードマークです

          スティーブ・ジョブズをファッションの言い訳に使ってはいけない

          ファッションが「めんどくさい」と感じるのはなぜなのか?

          長年の友人からショッピング同行を依頼されました。 彼女は小学生〜中学生の3児のママであり、バリバリと仕事でも活躍しているワーキングマザーです。 彼女の悩みは、多くの働く女性が抱えるものです。また、私も彼女とのやり取りを通じて自分自身の大切な気付きもありました。 時間が無い!彼女や彼女の周りのワーキングマザー共通の悩みは「時間が無い」こと。 仕事と育児と家事に追われ、どうしてもファッションは二の次になってしまう。 ・買い物に行って選ぶのがめんどくさい。 ・買い物が疲れる。

          ファッションが「めんどくさい」と感じるのはなぜなのか?

          生地の名前に込められた想い

          エルメネジルド・ゼニア Ermenegildo Zegna スーツに興味が無い方でも、「ゼニア」だけは聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか。 恐らく世界で最も有名な高級生地メーカーです。 ゼニアの生地はイタリアらしい色気と美しさに満ちています。あの光沢感や独特のなめらかさは、一度触れるときっと虜になることでしょう。 良い生地は何が違うか?それは「糸」と「織り」にあります。 「織り」についてはまた別の機会に書くことにして、今回は特にゼニア社の拘りの糸につ

          生地の名前に込められた想い

          ほんの少しのきっかけで人は変われる

          私が、 「この仕事をしていて本当に良かった」 「人の役に立つ仕事なんだ」 と自信を持つきっかけをくださったお客様の1人が、K様という30代営業職の女性です。 「センスが無いんです…」「格好をなんとかしろって周りに言われるんです…」 最初にお会いしたとき、K様はそう言いました。 男性営業が多い職場に転職してきて半年、周囲にお手本となる女性営業の先輩がほとんどいない状況。 男性上司や先輩も「なんとかしろ」と言うものの、女性服の具体的なアドバイスが出来ないし、わからない。 そ

          ほんの少しのきっかけで人は変われる

          あなたは「マイスタイル」を持っていますか?

          私は初めてのスーツオーダーのお客様の場合、先に1時間ほどのコンサルティングをさせて頂きます。 大きくは以下の3点です。 コンサルティングの内容①今回なぜ私にオーダーをご依頼下さったか? きっかけや変えたい点、現状の不満点は? ②普段のビジネススタイルについて 具体的に スーツは春夏・秋冬何着ずつか? 靴や鞄の色や数、普段使っているものは? シャツの色や柄は? ネクタイの本数、色柄は? 好きな色は?…など ③今後どうなりたいか? どのように見せていきたいか? このよ

          あなたは「マイスタイル」を持っていますか?