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私は変わったのだろうか

下手したら20年ぶりぐらいに
大学の同期に会った。

シミやしわは増えているものの
体形も笑顔もほとんど変わらない
ある意味怖いくらい同じだったメンバー
一気に空間が大学時代の教室に
タイムスリップしてしまう。

おとなしくて気配りのある友人
良くしゃべる明るい友人
頑張り屋で才能あふれるけれど
私生活に深い悩みのある友人
私を入れて4人が交互に
近況報告をする。

会ったのはこちらの韓国料理屋さん
サムギョプサル90分食べ放題コースを
お酒も飲まずに2600円くらいで
これでもか!というくらい堪能した。
野菜も新鮮でタレも美味しくて、大満足。
ここは自称韓国通のセモもお墨付きです。

その後、丸ビルの1階のバルで
男友達は黒ビール
女性陣はカフェラテを飲み
テラスで寒空の中そこでも2時間は滞在。
おしゃれで、お酒もカフェも楽しめるお店
二日酔いじゃなかったら
ビール飲みたかった。

最後はSHUTTERSをみつけて
行きたかったけれど
お店が狭いので、お食事の人が来たら
邪魔だろうなと遠慮してしまった。

12時に待ち合わせて
なんと19時過ぎまで
話は尽きることなく延々とだったが
私の転職話を最後にだらだらしてしまい
安定した生活をしている友人たちには
若干退屈だったかもしれない。

仕事を変えることは不安定ながら
やはり社会人経験としては
した方がいい経験だなと
話をしながら思うところがあった。

公務員をしている友人や
学校から学校に就職した友人と話すと
どうもやはり価値観にギャップを感じる。

自分のいる世界からしか
人間は世間を覗くことができないもの。

まず、子どもがいない場合、新しいものに
触れる機会もないので、SNSに疎く
そもそも、必要性にも迫られないので
LINEすらやっていない友人もいた。

私はそうはいかないなぁ…
それが凄いとか、えらいとか
やってないからダサいとか遅れてるとか
そういうふうには思わないけれど
やはり広く浅く様々な知識と経験を
積み重ねて来たかな。
子どもの存在のおかげで、かな。

以前LINEのグループを作ろうと
ある同級生が言った時、独身の友人が
「不特定多数に個人情報を
開示したくない」
と断っていたのを見かけた。

子育てしていると
そういった不特定多数のグループに
年に何度かは入らざるを得ないし
それを個人情報云々などと言い始めると
確実に変な人扱いされてしまうだろう。

人間って50年もやっていると
毎回の取捨選択によって
元々似通った人間だった人たちも
全く異次元な世界というくらい
価値観が違う人間に仕上がる。

とはいえ、それは悪いことではないし
改めて旧友に会うと、自分という人間が
一体どこから来て、どこを歩み
どこに今向かっているのかの現在地が
分かるような気がした。

大学の同期は、私にとって私自身の過去
そして今は別世界の50歳だが
お酒がなくても、いくらでも話しが
尽きない…素晴らしい仲間、宝物だ。
貴重な出会いを与えてくれた
高ーい学費を払ってくれた
みんなの親に
感謝してやまない、笑!

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