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雨は夜更けすぎに雪へと変わる

この季節になると街のあちこちで流れている陽気な音楽たち。キリスト誕生おめでとう。
でも、私は少し哀愁漂う山下達郎の名曲が好き。ハッピーな恋愛ソングが好きな方はもっとハッピーなクリスマスソングが好きなんだろうな。

常々思っているのだけど、恋愛に限らずハッピーな曲が好きな人は日常が順調に進んでいる、何事に対してもポジティブな人なんだと思う。いつも誰かが周りにいらして、笑顔と明るい話題に絶えないような…

少し落ち着いた曲が好きな人はきっと孤独を好きな人だ。ポジティブな人もいるけど、1人で居ることも厭わない。そんなタイプの方。

まぁ完全に主観なんですけどね。

孤独って嫌がられることが多いのだけど、孤独を恐れないでほしい。完全に周囲から孤立してる孤独は確かに私も怖い。でも、ある程度の距離感を保ちながら味わう孤独は最高の贅沢だと思う。それは自分を好きな人がいるという安心感があることが前提かもしれないのだけど…。

かくいう私はネガティブなポジティブと話した通り、どちらかと言えば毎日ハッピーに過ごしている。でも好きな歌は少し寂しさを感じるものだ。

いつでも君を探していたり、
1番綺麗な私を抱いたのはあなただし、
別れ話は冗談だと言ってほしいし…

最近の曲を聴いて良い歌だなぁとリピートはするのだけど、定期的に寂しいを歌で摂取しないといけなくなる。

それはやっぱり私が(この論理に納得してくださるあなたも)、孤独を愛しているからなんだと思う。

生き方を決めるのは誰だろうか。
もちろん自分自身だ。
だからこそ、孤独を知るということも大事なのだと思う。

孤独というより、1人で過ごす時間と言い換えたほうが分かりやすいかもしれない。
1人で過ごす時間はすごく贅沢な時間だ。
何をしても、何を食べても、誰からも疎まれることなく自由にできる。お家で孤独を楽しんだら、是非外に出てほしい。
1人で静かにカフェに行ってコーヒーを飲んでもいいし、美術館で芸術に触れてもいい。賑やかな中の孤独はいいものだ。知らない街に行くのもいい。あなたのことを誰も知らない場所で喧騒に囲まれながら孤独を感じる。最高の贅沢だ。

そんな時にはやっぱり哀愁漂う歌詞と曲調がいい。どう転んでも私ハッピー!じゃないのだ。

年末年始。たくさんの人に囲まれて過ごす方もいると思います。もちろんそれも良いけど、自分自身を見つめ直すことを、孤独を、楽しむ時間もとってみてほしいです。

そんな私は実家暮らしなので、孤独時間作るために自室へ篭る日を作る予定です!

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