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「#アクティブバイスタンダー=行動する傍観者」って?【イベントレポ】

作家のアルテイシアさんを講師に迎え「ストップ!DV・性暴力市民講座」を開催しました。

※アルテイシアさんのX(旧Twitter)はこちら↓

アルテイシア(作家) 『ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法』(@artesia59)さん / X (twitter.com)

アルテイシアさんは、性教育ユーチューバーのシオリーヌさんと共同で動画(#ActiveBystander=行動する傍観者)を制作。
「性暴力やハラスメントが起きたとき、あるいは起きそうなとき、見過ごさず行動を起こす」のがアクティブバイスタンダー=行動する傍観者です。

この動画を観ながら、性暴力をなくすためにできることを参加者それぞれが考える。そして、何か自分も行動してみようと思う――。そんな講座になることを目指して企画しました。


アルテイシアさんのお話から

ささいなアクションが性暴力のない社会につながる

  • 「大丈夫ですか?」などの声がけで救われる人がいる。被害に遭った人は周囲の無関心にも傷つく

  • その場に居合わせた人の小さな行動によって、社会への安心感が芽生え、助けを求められる

  • みんながアクティブバイスタンダーになれば、性暴力のない社会に近づくことができる

第三者介入で大切な「5D」

アクティブバイスタンダーができることとして、以下の「5D」が知られています。
 Distract:注意をそらす
 Delegate:第三者に助けを求める
 Document:証拠を残す
 Delay:後からの対応
 Direct:直接介入する

「5D」それぞれの具体的行動として、NPO法人ピルコン代表の染矢明日香さんのインタビュー記事も併せて紹介いただきました。

参加者の声

  • “行動する”ことのハードルが思ったよりも低く、自分にできそうな具体例が参考になった

  • その場にいる人の少しの勇気、小さなアクションが、被害者の力になるとわかった

  • スマホやアプリを使ったやり方であれば自分にもできそう

  • 見て見ぬふりしないことが大切だと思った

  • モヤモヤしたり悩んだりしたら声に出していくこと、できることから行動していくことが、自分や周りの人を守ることにつながることがわかった

  • 性的同意は、相手も自分も大切にすること

  • 幼少期からの性教育が大事だと感じた。大切な子どもたちを加害者にも被害者にもしないよう、しっかりと性教育に取り組んでいきたい

「自分の安全を確保しつつ、できる範囲でまず始めてみて」とアルテイシアさん。
あなたは、どんなことができそうですか?

#ActiveBystander =行動する傍観者 #性暴力 #ジェンダー #性的同意 #性教育 #第三者介入 #アクティブバイスタンダー #アルテイシアさん