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#223 1年以上悩み続けた 「通信添削は紙かタブレットか問題」 これにて一件落着!

 

皆さんこんにちは!
小1、年中、2歳の3人育児中、仙台凛です。

昨年の8月、当時年長だった1番上の子が、 1年生からの通信添削を紙媒体で申し込むか、専用タブレットで申し込むか悩んでいました。



結局、なんとなく紙を選んで申し込みをしたのですが、 先日ひょんな事からこの問題が私の中で解決しました。

今日はその思考過程をご紹介します。


デジタルとアナログ、どっちがいいの?

これは子どもだけに限らず、私たち大人にとっても、 甲乙つけがたい難しい問題ですよね。

デジタルの方が効率が良く便利なことが多いですが、アナログは全体像を把握するのに適していると思います。


紙の本vs電子書籍

皆さんは、タブレットで雑誌を読んだり、電子書籍を読んだりしますか?

電子書籍は、読みたいときにすぐ手に入り、重い本を持ち歩く必要もなく、 iPhoneに読み上げてもらって耳読をすることもできる、非常に優れたツールです。


一方、「 ここだけ読みたい」 という時には、紙の方が早く目的のページにたどり着ける気がしますし、パラパラめくっているうちに思いがけず気になる内容を発見したりすることもあります。

私はiPadで楽天マガジンを利用していますが、雑誌であっても「今月号はどんな内容なのか?」 を知りたいときには、タブレットの操作より、アナログ、つまり紙媒体の方が便利だと感じます。


本の地図vsカーナビ

話は変わって、車で旅行に行くことを想像してみてください。

我が家の車にも、買った当初から、当然のようにカーナビがついていました。

はじめての土地や、あまり利用したことのない高速道路を使う時、私も夫もカーナビを頼りに運転をします。

ここからは私の趣味なのですが、旅行をした際には、 本屋で購入した道路地図を 眺めながら、
「今回はどの道を通ったのか?」
「別の行き方はあるのか?」
「この地方ではどの位置にある高速道路だったのか?」
などを復習しています。


カーナビは局所的な細かい道を見るのに適していますが、全体像を把握するには、やはり紙の本の方が断然ラクですね。


大人はデジタル・アナログ 両方のメリットを活かせるが、果たして子どもは?


このように、もともとアナログで育ち、大人になってからデジタルに触れ始めた私たち親世代は、それぞれのメリットを活かしながら、 各々の好みや、その時の場面に応じて両方を使い分けることができます。

しかし現代の子どもはどうでしょう。

デジタルネイティブという言葉があるように、 生まれた時から、iPhoneやタブレット、 wi-Fiで遠隔操作できる家電などに囲まれて育っているため、 放って置くと、 アナログに触れる機会というのはものすごく減ってしまう気がします。

選択とは、それぞれのメリット・デメリットを知った上で初めてできることであり、デジタルしか知らない子どもたちは、紙を選ぶという概念がそもそもないかもしれません。


さて、本題。通信添削は、紙?タブレット?


デジタルとアナログ、どちらが良いのか? 

これについて私は、デジタルとアナログ、両方のメリット・デメリットを知った上で使い分けができるようになることが大切という 結論にいたりました。

つまり、子どもの通信添削を申し込むときには、紙かデジタルかを最終決定するのではなく、どちらもやらせてみて良いと思うのです。

まずはこっちからやってみようか、くらいの軽い気持ちで、選べば良いのではないでしょうか。


1年前、私はなんとなく、いえ、正確には「自分がアナログでしか勉強したことがないから、 タブレット学習はよくわからん!!」 という理由から、子どもの通信添削は紙媒体を選びました。


しかし今なら、何もしなければ子どもはデジタル側に大きく偏る。だからこそ、あえて最初はアナログを選択するという考えのもと、 紙媒体で 申し込みをすると思います。

将来、子ども自身が、時代の流れに合わせながらデジタル・アナログを選択できる状態にしてあげること、これが親の役目なのではないでしょうか。


自分の思考の棚にずっと入れておいた問題が1年越しに解決して、今はすっきりした気持ちです!



おまけ

と言いつつ、つい先日、子どもの通信添削を解約することに決めました。笑

詳しくは音声配信でお話ししています。

https://stand.fm/episodes/617ff0b7bbeb5200063ff20b


我が家は一度、通信添削から離れますが、もし、紙かタブレットかで悩んでいる親御さんに出会ったら、「 紙媒体よかったよ!」 と全力で伝えたいです。


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