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バラエティ番組『秋山ロケの地図』は、ロバート秋山の″秋山濃度″かなり濃いめでオススメです

ロバートの秋山が大好きです。「クリエイターズファイル」なんて、さすが”天才の発想”といつも思っています。

こういう人いかにも存在していそう!という目の付け所が凡人とは一線を画していますよね。毎度感心しちゃいます。

そんな秋山の看板番組『秋山ロケの地図』。超ゆるい番組なので、ゆる~く楽しんで観ています(笑)。全体のノリは出川の『充電させてもらえませんか?』なんですが、内容はこれまでになかったバラエティではあるのかなー?と。

事前に設置した巨大な白地図に、町の人たちが「秋山に行って欲しいスポット」を書き込むというシステム?です。後日、秋山がその地図だけを頼りに、ゲストと一緒にタクシーで町を巡るというある意味シンプルなロケ番組です。

でも書き込まれるのがお店とかだけではなく「我が家には○○があるのでうちにぜひ遊びに来てください」とか、そのスポットが”個人宅”だったりもします。なので、ディープでコアなロケの様子がなかなか新鮮ですよ!

この前の「日野市」の前編。68個も書き込みがあったので、どこに行くかを決めるのもひと苦労だったと思います。その辺は完全に秋山とゲスト思いつきなので…。

巡ったロケ先まずは「日野旭が丘郵便局」。

ごくごく普通の郵便局ながら、25年間局長を務めるアイデアマン本多さんのお陰で、非常に楽しい郵便局になっていました(笑)。

お子さんたちを飽きさせないために「ぽすくまを探せ」というゲームを実施したり、常連や時間のかかるお客さんにはコーヒーを出してくれます。

秋山もこの「コーヒーが飲める郵便局」というのに惹かれて行ったのですが、バリスタとかで一杯一杯きちんと入れてくれていて美味しそうでした。

次に訪れたのは「セカンドハウス」という穴場のカラオケ喫茶。

12:00〜17:00まで”歌い放題”で1300円という破格なお値段!しかも食事が安くて美味しいというのが売りでした。「ナポリタン」でもなんでも一律400円(笑)。確かに安い!人気は「塩焼きそば」。オーナー菅原さん手作りで秋山も美味しいと言っていました。

ここでゲストの山崎育三郎が合流し、ミュージカル界のプリンスはサービス精神旺盛で布施明の「君は薔薇より美しい」を熱唱してくれました(笑)。秋山に振られると替え歌も即興で披露していました。

なんと山崎育三郎は昔から秋山のファンで、自分のコンサートにゲストで秋山を呼んだりする仲らしいです。

その後「ヘラクレスオオカブト」を幼虫・成虫併せてなんと1000匹家で飼っているという片桐さん宅へ。子どもの頃に魅せられた「ヘラクレスオオカブト」ひと筋の人生もまた乙なものでした。

彼こだわりの圧巻の飼育部屋。サナギは秋山いわく「高麗人参みたい」で、2年かけて成虫になるようです。ちなみに「ヘラクレスオオカブト」は二桁万円のお値段になるそうです!

前編最後は「窓から外をのぞく名物犬」チャチャがいる狩野さん宅へ。梅宮辰夫のTシャツを着て「梅宮犬」を秋山が演じたり、思春期の息子さんと一緒に「思春期の目元」なる芸?を山崎育三郎ともども披露したり、後半戦は″秋山濃度″がかなり濃いめになりました(笑)。

でもこのロケ番組を観ていて、秋山は面白いことをひたすら追求する人ではありますが、基本マジメな人なんだなーと感じます。

マジメというか、かなり常識的というか。ただふざけるとかそういうノリはなくて、町の人が書いてくれたことをどれだけ拾い上げて、それをどう面白く広げていくのかを常に瞬間瞬間考えて行動していることが伝わってきます。

私が秋山を好きな理由はそういうところなのかもしれない…と、そんな風に感じながら観ています。

『秋山ロケの地図』は秋山ワールドを堪能したい方にはオススメします!

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