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美容院そのものではなく、美容師さんについて行くものですよね?

今日は“美容院デー“でした。私はなかなかの「ハードパーマ・スタイル」で毎回それなりの長時間滞在になるので、あえて“美容院デー“と呼んでいます。

今日は特別な“美容院デー“でした。というのも、今日で今の美容院とお別れだったので…。

もともと本店の某美容院が「髪のお医者さん」というコンセプトを掲げて分店として出店された美容院でした。

ある時“ジアミンアレルギー“と皮膚科で診断され、カラーリングがこの先もうできないかもしれないという不安を抱いて知人に紹介していただいたのが、今の美容院との出逢いでした。

それまでどの美容院でもパッチテストはしたことがなかったけれど(原則的には義務としてパッチテストをやらなければならない)、初めて行った時に「念のためどうしてもパッチテストをやらせてほしい」と言われ、二日後に再訪したことを懐かしく思い出します。

アレルギー反応もなく無事にカラーリングもしてもらえて、頭皮の調子も問題なしでした。丁寧なカウンセリングとパッチテストのこともあり、今の担当美容師さんへの信頼感が一気に増した結果、この美容院に通うことを決めました。

こじんまりしたアットホームな雰囲気が好きで、スタッフの方も明るくみんないい方ばかりでした。店長さんが来年地元に帰られることにしたそうで、総合的に判断して閉店を決めたそうです。

実は昔は美容院に行くのが超苦手で、いつも緊張していたものでした。15年ほどの長い期間担当してくれたSさんという方と出逢えてからは会話も弾み、美容院に行くこと自体が楽しくなりました。そのSさんが体調のことで地元に帰ることになり、代わりに後輩の美容師さんが担当になったのですが、相性がいまいちでそこから“美容院ジプシー“に…。

おまけに“ジアミンアレルギー“の一件もあり、どうしたものか途方にくれていたところで今の美容院と出逢えました。なので私にとってはまさに“救いの神“のような存在でした。

今の担当美容師さんは本店の方に戻ることになるので、引き続き担当していただけることになります。

考えたら前の担当のSさんが何度か美容院を変わったときにも、その都度迷わずついて行きました。結局美容院そのものではなく、美容師さんについて行くことになるものですよね?

今の担当のSさん(たまたまお二人ともSさん)は私とは年齢差はありますが、長時間滞在の間ほぼずっと会話しているほど話が合います(笑)。髪のことも毎回変わらず丁寧なカウンセリングをしてくれて、常に私の髪や頭皮の状態を気にかけてくれます。

私の髪のクセまで考慮してパーマのロットの巻き方もいろいろ工夫してくれるし、それを毎回きちんとメモを取って次回に活かしてくれます。正直こんなにマジメな美容師さんはこれまで見たことがありません。

今日もSさんと話していて感じましたが、本当に美容師の仕事が好きなんだなーと。だから、お客さんとして行く私も生き生きと働いているSさんを鏡越しに見ているのが楽しいというか、嬉しいというか…。

誇りを持って仕事に打ち込んでいるSさんを見ると刺激になるし、いつもパワーをもらえています。

今のお店は残念ながら閉店してしまいますが、次回から本店でまたSさんに担当してもらえることに心から感謝です。この出逢いにも…!

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