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戦時下のつやざき展 12/2(金)〜16(金)

noteでデジタルアーカイブとして残している最中の、当家に残されていたガダルカナルの島で戦死した息子と父の往復書簡の展示を行なっています。
(私の大伯父と曽祖父)

今回は、同じ町内から出征され、空母「加賀」に乗船し、ミッドウェー開戦で戦死された方が母親に宛てた手紙をお預かりして、新たに展示いたします。

さらに、東部ニューギニアの戦いを生き抜いた私の祖父の戦争体験記と旧日本陸軍に関する収集品も展示いたします。

【会場】津屋崎千軒民俗館 藍の家 TEL0940-52-0605
福岡県福津市津屋崎4丁目14-20
【日時】12月2日(金)〜16日(金)午前10時〜午後4時(日曜日は午後5時まで)

展示の内容とテーマは大きく次の3つです。

  • 太平洋戦争開戦、真珠湾攻撃・ミッドウェー海戦
    空母加賀に乗船し戦死された田中博さんの

  • ガダルカナルの戦い
    戦時下の父と子の往復書簡

  • 東部ニューギニアの戦い、終戦
    ニューギニア戦線から生還し、晩年に残した戦争体験記と陸軍関連品(レプリカを含む)

太平洋戦争開戦、真珠湾攻撃・ミッドウェー海戦

展示用に手紙のレプリカを準備しています。
座って、手に取って、お手紙を読んでみてください。

ガダルカナルの戦い

息子からの最後の手紙、息子の戦死を知らずに書き続けた手紙、戦死を知った日の日記などを時系列に展示しています。

東部ニューギニアの戦い、終戦

祖父の東部ニューギニア戦線での強烈な戦争体験を、エピソードを抜粋して展示しています。
カードをめくってみてください。

始まりがなければ、終わりはありません。

終戦の8月だけでなく、開戦の12月も、過去の戦争を知り、現代の戦争と平和に思いを致すきかっけとなってほしい、という思いで、この時期に展示を企画しています。

広報ふくつ12月号 特集「絆-きずな-」

津屋崎に残されている戦争の記憶と記録を基に、福津市全体で「平和」について考える取り組みとして、展示と連動した巻頭特集「絆」が掲載されています。
ご家族や親しい方々と一緒に「平和」について考えてみませんか?
PDF版をご覧いただけます。


会場「藍の家」(明治34年建築、国の有形文化財登録)

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