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❌ 倍速視聴は、やってはいけない。

倍速視聴とは

「倍速視聴」とは、テレビや映画、ネット配信など、映像の元々の速度を変えて再生・視聴することを指し、1.2倍や1.5倍など、自分の好みの速度に上げて設定する場合に対して使う場合が多いです。

調査では、「倍速で視聴したことがある」と答えた人が76.6%だそうです。
とくに若い世代を中心に広がっていて、タイパ(タイムパフォーマンス)重視向きです。

YouTubeをはじめ、Netflix, Hulu, ABEMAなど、動画配信サービスにおいては、再生速度の変更が可能です。

倍速視聴するメリットとは

  1. 時間を節約できる

  2. 情報処理を早くできる

  3. 集中できる
    以上、3点だそうです。

倍速視聴するデメリットとは

  1. 映画の雰囲気は楽しめないこと

  2. 細かいストーリーを追えないこと

倍速視聴が、脳に影響する可能性

玉川大脳科学研究所の松田哲也教授(認知神経科学)は、倍速だと細かい情報を見落としてしまい、推察力などを習得する機会を無意識のうちに失うリスクがあると指摘。
「倍速視聴は効率的だが、得られる情報量は減り、感情移入しにくくなる場合がある。その功罪を理解して使うことが大切だ」と助言している。

そのほか、自律神経との関係も重要
普通のスピードでドラマなどを見ているときは、副交感神経が優位になり、リラックスした状態になる。
それが、倍速視聴の場合は、交感神経が優位に。ストレスを抱えた状態になり、その結果、身体に様々な影響が出てくる可能性があるという。

最後に

なんのために、見ているのか? を再度確認してみましょう。
情報を得たい → 早く多くの情報を得たい → 倍速視聴〇
リラックスのために、映画を観る → 通常の速度で〇
たぶん、これでいいのだと思います。

シニアの達人



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