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雑感。自分を見せるスタイル。

今日もゴミを出し忘れた。

月曜日の朝、これで2週連続だ。

思い出せば大学生の私は、中学生の頃の自分に戻りたいと思っていた。

大学生の私は、ひどく子供っぽく、やりたくないことはやらない、さらにものすごく諦めの早い人間になっていた。
在学中に法律的には成人する状況で、私は変わりたくないと手足を突っ張って生きていた。
その結果、優しい学友たちに甘えて、助けてもらえる自分は魅力があるのだと勘違いしたまま社会に出ることになった。

しかし、頭の隅ではこんなダメ人間のままは嫌だと思っていた。

中学生の私は、自分がダメだと決めたことは親が「もういいのではないか」と言っても曲げることはなかった。
ちょっとした悪い誘いにも乗らなかったし、そのせいか友達は少なかった。
(それを先生に報告する勇気はなし)
それでも自分のプライドは保たれているという自負を持って歩んでいた。

どんなに夜中に涙して変わりたいと思っても、中学生時代の私は戻ってこなかった。
もしかしたら、大人になるタイミングだったのかもしれない。
これも言い訳か。

私はその大学生で道に迷ったまま今も生きている。
自分はダメ人間だという鎧を着て、自分にしかわからないように中であがいている。

私の人間性や文章はオブラートに包まれすぎていて、何も魅力を感じないと指摘された。

自分を出すのが怖い。
嫌われるくらいなら、わからないようにして誤魔化したい。
上辺だけで生きている。

昨日、自転車に乗って夕日を見ていたら自分の人生の時期に重ねて思えた。

もう誰かに何かを隠さなければならないことは、ないのかもしれない。

ぼんやりしていないで、来週はゴミを捨てろ。

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