バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 感想メモ(ネタバレ)

※再掲載

PART1で向かった世界へ再び向かうというアイディアが面白かった。また、シリーズのお約束のシーンなどが出てくるのも楽しい。

1955年のもう一人のマーティやドクに会わないように行動しなければならないこと、また前作を別の角度で眺められるというのが、自分のツボに嵌ったらしい。

合成技術。未来マーティの一人三役(?)や、1955年マーティ、ドクの一人二役(?)のところが素直に感動する。特に2015年マーティの夕食のシーン。マイケル・J・フォックスの女装役もいい感じです。笑

30年後のマーティは希望を失っていて、ギターをヘロヘロに弾いているシーンは何とも言えず切ない気持ちに。彼女であるジェニファーもいきなりこんな暗い未来を見せられて可哀想である。

マーティ腰抜け激昂設定。
1ではそんな設定なかったような?気がしたので(喧嘩早いところはあるが)最初違和感があったが、このchickenがマーティの成長ポイント。

一度1985年へ帰ってきたときの変わりよう、そして絶望感。
過去を変えると完全に同じ未来へは二度と戻って来れないというのは、何ともいえない気持ちになる。
マーティがスポーツ年間を、2015年ビフから1955年ビフへと手渡された日付を知るために、ビフのところへと向かうシーン。ビフがテレビを見ている。PART3を見てからだと、実はこのテレビ映像が伏線だということが分かる。

やはり最後のシーンが一番衝撃的だった。バック・トゥ・ザ・フューチャーはやはり終わり方が上手い。
スポーツ年間を取り戻し、ほっとしたのもつかの間、マーティが一緒にタイムマシン・デロリアンに乗る前に、デロリアンが雷に打たれ、ドクと共に消滅してしまう。デロリアンがなければ元の世界に帰れない。絶望感や不安感。そこに1885年から手紙が届く。自分はこの世界には本当は存在していないのに、自分に手紙が届くなんてと、マーティは不思議に思っただろう。手紙を読み終えた後のマーティの心からの叫びには共感せざるを得ない。
「僕を助けられるのは一人しかいない!」

1955年のドクは、マーティを未来へ帰し終えたと思ったのに、またすぐ別のマーティが現れて、本当に驚愕したに違いない。
「本人同士が出会ったら、タイムパラドックスが起こるか、理解不能な出来事に気絶するか」、この発言はドク自身に帰結するのであった。

要望としては、ジェニファーが活躍するPART2というのも見てみたかったような気がする(ないものねだり)。

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