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やんちゃな息子が、実はとても繊細なHSCだと気付いたきっかけ  ①自分が繊細ママだと気づく編

こんにちは。繊細ママのaoです。

前回の初投稿を、想像していたよりも遥かに多くの方に読んでいただき
またスキを押していただけて
とてもとても嬉しいです^^ ありがとうございます。

今回は息子がHSC(繊細くん)だと気付いたキッカケについて書きたいと思います。

といっても、息子=HSC!とすぐに答えに直結できた訳ではなく
以下の様にいくつかの思考を重ねて、答えにたどり着きました。

<息子がHSCだと気づくまでの流れ>
①自分がHSPで実は繊細なのだと気づく 
②HSPについて調べる過程で、これは生まれつきの性質であり
 子供の頃からずっと繊細なのだと知る。
 →先天的な性質ってことは・・・あれ?もしかして遺伝してる?
 →HSCの特性や、自分の子供時代と照らし合わせた結果
 息子もHSCっぽいな〜と気づく。

以上の通り流れを2つに分断して、それぞれ詳しく書いていきたいと思います。
今回はまず「①自分がHSPだと気付いた」編です。


<え・・・私って繊細なの・・・?>

唐突ですが、私は自他共に認める「面倒くさがり」「大雑把」「ガサツ」でして
昔から、友人にも「aoって女の皮被ったオジサンだよね〜」と言われていますし
自分でも年頃の女性らしさに欠けるよな、確かにオジサンかもと納得しています。
(一応ですが、見た目は年相応の普通の女性だと思います。中身の話です。)

そんな「繊細」という言葉からはかけ離れて見える私ですが、
ふとネット記事で「HSP」という言葉が目に入ってきました。
本当にたまたまの出来事です。

そうして何気なーくHSP診断をやってみたところ
該当該当該当・・・該当の嵐でした。びっくり。
(「HSP 診断」で検索すると無料で診断できるサイトが沢山出てきますので
 気になる方は是非お試しください^^)

(HSP診断をしてみて、自分のこれってHSPの特性だったんだ!と気付いた点)
・「環境の変化」や「周囲の人の気持ちの変化」によく気づき、左右される。
・目に付く、耳に入るもの全てから沢山の情報がインプットされるが、
 その情報を自分の意思で整理整頓するのが苦手。
 ただし直感(無意識下で情報を処理した結果)はよく当たる。
・怒っている人がいると怒りの対象が自分でなくてもドキドキしてしまう。
・人が笑顔になってくれると心の底から嬉しい。
 不快な思いをしている人がいると助けてあげたくなる。 
・上記の「人」は「大切な人」だけに限らないので
 大人数での集まりや人が多い場所は情報量が多く疲れてしまう。
・身体が丈夫で風邪もなかなか引かないが、メンタルの変化はすぐ体調に表れる。

他にもまだまだあるのですが、こうして書き並べてみると
「なんで今まで気づかなかったの?」
と思われるかもしれません。自分でもそう思います。
しかし親も、自分自身ですらも、気付けずにいたのです。


<なぜ気付けなかったのか>

この点は今も分析中なのですが、、
「面倒くさがり」「大雑把」「ガサツ」「オジサンくさい」という
「繊細」とは真逆なイメージが先行してしまい
繊細な一面は他のイメージの一面に隠れてしまっていたのかもしれません。

また、学生の頃は特に、オジサンキャラを堪能している自分がいました。
「見た目は普通のJK、JDなのに中身がオジサン」というキャラクターは
周囲からの評価ハードルがぐっと下がるので、とても過ごしやすかったのです。
(見た目が派手で怖いヤンキーの人が、電車の車内でお年寄りに席を譲っていると
 とても良い人に見える現象ってありませんか?)
なので、せっかく大雑把なオジサンという美味しいキャラで通しているのに
繊細な一面なんて人に見せたくない!と無意識に周囲に隠していた気もします。

自分でも自分のことを
「メンタル豆腐だからw」「コミュ障だからw」「ポンコツだからw」
「おせっかいオジサンだからw」「年取って涙腺緩いからw」
と、ネタっぽい感じで自虐してばかりで
自分の繊細な面からは目を背けていた気もします。
客観的な自己分析が全くできていなかったんですね。

そして、私がHSS型HSPであり
刺激探求が強い一面も持ち合わせていることも影響しているかもしれません。

大雑把で、ガサツで、刺激を求める行動派で、繊細。な、オジサン風の女性。
文字にすると色々矛盾している様に見えますが、、そんな人間もいるのです。


<HSPだと気付いて気持ちが楽になった

私は自分がHSPなのだと知って、気持ちが楽になりました。
なぜかというと、自分の不調は決して唯の甘えではないとわかったからです。

自分がすぐ環境や人に左右されてしまうのも、落ち込んで疲れてしまうのも、
全て自分の「メンタルが弱い」せいで、
「努力不足」であり「甘え」なのだと自分を責めていました。今までは。

しかしHSPだとわかってから、自分は
「情報収集能力と情報処理能力が高い分、バッテリー消耗が激しいPC」
みたいなもんなのかぁと思う様になりました。
日々ウィーンと音を立てて、熱を上げながら稼働しているPCなんだったら
そりゃすぐバッテリー切れるし、こまめに充電してあげなきゃいけないよねと。

それに、平成初期のいかつい超巨大PCかと思いきや
実は高性能な繊細PCだったなんて
壊れやすくて当然なんだから、今までより丁寧に扱ってあげようと。

自分の不調に気づくこと、自分を大切にすることが苦手だった私が
素直にそう思える様になったのです。

「HSPって結局ただの言い訳なんじゃないの?」
「人間誰だって疲れるし繊細な一面もあるじゃん」
という声もきっとあると思います。言いたいこともわかります。

ただ、HSPに分類される様な人が
自分はHSPだと気づきカテゴライズすることで
自分自身を少し丁寧に取り扱ってあげることが出来る様になるのなら
それはとても意味深く、有意義なことだと私は思っています。

HSPを言い訳に、努力することを放棄するつもりもありません。
昔は「雨にも負けず風にも負けず」精神でガムシャラに努力をする日々
(そしてある日突然バッテリー切れを起こして自分の殻にこもる)でしたが、
雨が降ったら傘をさして、いつもとは違うやり方を試してみたり
風が吹いたら逆らわず、風の流れを利用できないか頭をひねってみたり
それでもダメなら「まぁしょうがないか」と休んで、晴れたらまた頑張ろう。
そんなやり方が実は自分に合っていて
長期的に見れば、そのやり方が一番効果を発揮できると気付けたのです。

「人生の豊かさは喜怒哀楽の総量で決まる」という言葉があります。
(ライブネット生命保険創業者の出口治明氏談)
HSPゆえの困難も沢山ありますが
この言葉を信じるならば、私はHSPに生まれてラッキーだったかもしれません^^

随分長くなってしまいました;;
ここまでお付き合いくださった皆様、誠にありがとうございます。

次回は
「②HSPとは?を突き詰めた結果、遺伝している可能性に気づく編」
を書く予定です^^


暑くなったり涼しくなったり、体調管理が難しい日々が続いていますが
お読みくださった皆様、どうぞご自愛ください。

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