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私のトラウマ(前半戦~)

先日Iの頭公園で、掘り起こした話。

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まずは私になぜバブルが到来したかというと。

それはね、私瘦せたんですよ。
月曜断食というのをして、痩せたんです。
マックスから、10キロくらいかな。

私ね、ずっと見た目にコンプレックスがある人生だったんです。
しかもそれが許せない。

①太っていること
②肌荒れ(高校生のとき顔面全体ニキビに)

主にはここですね。
あとは整形いかないまでも
鼻クリップでつまんだり、アイプチしてみたり
化粧研究したり、エステ行ったりいろいろやってきました。

人生がうまくいかないのは、太ってるからだと思ってた(←勘違い)
そしてだからこそ、いつも自分に自信がなくて
人の顔色を伺って、ちょっとふざけて、おちゃらけて、優しい自分を演じてました。

2か月ごとにダイエット法を変えて
結構過激なやつもやりました。
(○○式的な。)
色々やるのに、コミットできない自分に
嫌気がさして、でも新しい道を見つけると復活しての繰り返し。
少しやせて、また太ってを繰り返す。
そしてまたできない自分を責めて
どんどん消極的になっていく。

高校生からずっとだから、もう20年弱の悩み。


でも痩せたら、今まで人生の悩み
8割がなくなったんです。

常に体型に悩んでいて、いつも昼休みは
ダイエット情報検索してたのが、必要なくなった。

時間ができた。
服買うのも楽しくなって。
体型隠す服じゃなくて、着たい服きていいんだ!と。
別にめっちゃ痩せてるわけではないけど、私の中では結構ベストに近いとこまで持っていけそうかな?という感じなのです。

そうなるとバブルが到来してしまう。

8割空いたスペースに
いろんなものが流れ込んできて。


私、手が空いたので
いくらでも仕事付き合えます!的な。

少し前までは
「Kちゃんが小綺麗にしている人が好きで
その期待に応えたい。」と言っていたのですが、違った。

私の過去歴史の中で、かわいくないと
負けちゃうんだと思ったからでした。
(あくまでも私の中の話で、主観強め)

まずその歴史の始まりは
妹Aちゃんが生まれたことでした。
3歳下の妹。


それはそれは、玉のようにかわいくて。
なぜか髪が茶色く、目の色素も薄く
ハーフかな?というかわいさだったのです。

私はね、全然かわいくないんですよ。
でもね、ちょっとすごいのが”自分はかわいくない”
幼さな心に理解していたこと。

通りすがりのお姉さんが子ども=かわいいだけで
「かわい~!」と手を振ってくれたことが
あったけど

「私のはずがない。」

と一切、手を振り返すことは
ありませんでした(←嫌な子ども)

そんなAちゃんと並べられて
私の劣等感はどんどん育っていきます。

あとは二人目あるあると
ママ友Y香さんはいいましたが

「2人目は孫、何をしてもかわいい。
一人目はいつもお互いに初めてで、戸惑って
初心者マークできつく怒ってしまう。」と。

実母もそうなら良いなと思いつつ
先日話を聞いたら、そう言っていました。

ただ当時は、実母もきっと大変だったのもあり

・お姉ちゃんなんだから我慢しなさい
・言うこと聞けないならでていけ
・もともと川の下で拾ったから、川に返しにいく
・うちの子じゃない
・(失敗に対して)あんたはいつもそう!
  からの平手うち
・ヤマザキ(スーパー)で買った
・黙っていうこと聞きなさい
・あんたっていう子は本当にめんどくさいね


というのをよく言われていました。
私はそれを


「妹はかわいいけど、私はかわいくないし
人と同じようにできないから
お母さんは私が嫌いなんだ。」

と思っていました。

先日妹Aちゃんから聞いたところによると
私は怒られすぎて
チック症状がでたことがあったようです。
(知らんかった。今は妹も、実母もとても仲良し)

とにかくお母さんに見てほしくて
なんでも共有したくて
愛が深くてお父さんじゃ絶対だめ。

たまにお父さんにパスされて
妹とお母さんが一緒に出掛けたときの
絶望感たるや。という感じです。

別に誰も悪くないのです。

私が繊細だったし、母は大変だった。
私はちょっと面倒な、個性強めの子だった。
そこに妹がきて
母の興味の対象が妹に向くのが耐えられなかった。

失恋に近い?
離婚とかに近い?
自分に関心がなくなっていくのを、引き止められなくて
ひゅーっと井戸の底に
落ちていってしまうイメージ。


そんなことはないと思うけど
色々感じ取ってしまった。

でも私も妹に愛情はあったし
しっかりお姉ちゃんしなきゃとは思ってた。

一番決定的だったのは、七五三の時。

一緒に妹と写真を撮ったのですよ。
紅とかひいちゃってさ。
私は内心違う自分になれたようで
テンション上がってました。

ただね、妹がすこぶるかわいかったの。

今だに写真あるけど

私→フットボールアワー:岩尾さん
           (岩尾さんごめんなさい)
妹→ハーフ、子タレ?

もう、完敗。
妹のほうがもてたしさ。
幼稚園で彼氏いたし。

実母も結構嬉しそうに
妹の写真を親戚に見せてるの
辛かったなぁ。


あと実母が、私には「すごい」と言ってたのに
人前で謙遜して

「うちなんて、長女(私)こんなこともできないよ。」

と言われること。

えー、練習してるし
もうちょっとって思ってたのに。
認めてくれてると思ってたのに。

と悲しくなってましたね。
それから傷つくから
大人の会話を聞くのはやめました。

これがたぶん4,5歳くらい。
私、結構幼少期の記憶ある方かも。

その分、無理難題を吹っ掛けて
妹をいじめてしまった。

今は仲良くしてるけど
当時は一緒に買ってもらった
バブリシャスガムを、かつ上げたりしてましたね。

この味は(私が買った方)貴重だから
交換したいなら、2つよこせ的な。

もうやってることはチンピラですよ。

最終いろんな理由つけて、絞りとってましたね。
母があなたにかまうから
私はこれくらいしても、かまわない的な。

でもさ、自分の中でもおかしいな。が
生まれてるんだけど
そこまで向き合えなかった4,5歳。

妹よ、ごめんね。
きっとあなたの中でも
いろいろ葛藤があったのだろうね。

少し私の後を追う?真似る?傾向があって
私のせいではないかな、とちょっと心配している。
今は何かあれば、全力サポートするけどね。

一つ私が気を付けているのは
4,5歳はもう大人で
人によるけど周りが良く見えてるし
自分の考えがある。

だから今は、息子の個性を殺さない。
私から絶対に愛されていると
自信を持ってもらうことに必死。

結局愛をもらって、自分はこのままで大丈夫と
思えた子は強いのではないかと。
私にそっくりな息子は特に。

そんな風に、息子を育てたい。

すごーく変わってるけど、私にも、Kちゃんにも
そっくりよ。そのままの君が好きよ。
いつか、かけてほしかったセリフを
今、息子に伝えています。

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