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昨年11月:岩殿山で発生した道迷い

岩殿山について

岩殿山は山梨県と東京都の県境にある標高563mの低山です。
おそらくこんな低い山で道に迷う方はいらっしゃらないと思いますが自戒の意味でこのnoteに書き記しておきます。
この山は普段中央線から河口湖方面へ向かう電車の中から岩肌を露出したその姿がひと際目立ち、以前から気になっていた山でした。
戦国時代にはその山頂に小山田氏の居城があり、武田氏滅亡に関わる重要な城であったようです。
なるほど切り立った断崖絶壁が見渡しがよく、天然の城壁の役割を担うことで敵に攻め込みに対しても有利の働いたのだろうと思います。

紅葉について

私が訪れたのが2018年11月上旬の10日だったので、山肌は既に紅葉が始まっており、おそらく来週半ばで見ごろを迎える様子がうかがえました。
やはり水場は周辺温度が下がるためでしょうか、桂川のほとりは既に紅葉のピークを迎えていました。

崩落による通行止めと迂回路

大月駅に到着し、駅前の観光案内所で登山道の情報を聞いていたため、東ルートが通行止めの情報は事前に得ていました。
この日私は浅利方面から登りはじめ岩殿山頂から東コースを下り賑岡町岩殿方面へ下山、そのまま百蔵山へ縦走する予定でしたが急遽予定を変更しました。
下記の大月市観光協会のホームページにも詳しい情報が記載されていました。

道迷い発生の経緯

通常のルートとは逆の浅利方面から登り始め、稚児落としから天神山への分岐で間違えて奥山方面に入ってしまっていたようです。
気が付いたら私は笹平にいて、トズラ峠、高ノ丸へと向かう道へ入り込んでいました。
どうやら稚児落としからの景色に見とれて天神山への看板を見落としたようです。
トズラ峠の舗装路に出て、この日はそのまま舗装路を下り、当初スケジュールの最終目的地として予定していた猿橋を見学して帰路につきました。

反省点

今回は道迷い発生が午前中で、道に迷ったとはいえ正規の登山道だったので特に危険はなかったのですが、登山を始めて実は道迷いはこれで二度目です。
以前も別の山で迷って、その時は危うく命を落としけました。
それを機に以来私は「地図読み教室」に通い実地授業も受けたのにも関わらず、昨日は稚児落としの景色に見とれ現在地と進行方向の確認を怠っていたのが第一の原因でした。

今後は下記の点に十分注意して以後道迷いを起こさないよう気を付けます。

1.地図上の分岐はあらかじめチェックして現在地と進行方向を確認

2.現在地がわからなくなった時点でわかる位置まで引き返す。

3.登山の前にGPSアプリは必ず起動する。

そもそも3.のGPSアプリの起動さえしっかりしていれば大抵の道迷いに対応できたはずです、次回の山登りの際は気を付けようと自戒の念を込めてこのブログを書きました。

私のような迂闊な人間はいらっしゃらないと思いますが、単独行はちょっとした見落としが危険な道迷いにつながります。
皆様もどうぞお気をつけてください。

低山ハイカー募集!

下記は私Tokyo Sampomasterの主催するハイキンググループです。
月1~2回東京近郊の山々でハイキングイベントを実施しています。
国籍や年齢にとらわれず自然を愛する様々な人々が交流できるグループを目指しています。
こんな道迷いをするような男のグループは不安かもしれませんが…。
基本的にイベントの1週間前に一人で下見をしているのでご安心ください。
(この記事に記した顛末も1週間後の百蔵山の調査時に発生した出来事です。)
もしあなたがハイキングや山ごはんにご興味が御座いましたらフォローだけでも宜しくお願いいたします。


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