世界に1つ「自分のメディア」を作ってみて感じた3つのメリット
2年程前にとあるブログを作ってみました。
「銭湯ラン.com」というWebサイトで、ランニングステーションとして利用出来る銭湯の情報をまとめています。
その他に、アフィリエイトサイトをひとつ、英語の低山ハイキングサイト(準備中)をひとつ、合計3つ情報サイトを運用しています。
どれも果たして需要があるのかわからないのですが、この世に一つしかない情報メディアです。
作ってみて思ったのは、自分自身のWebサイトをつくって運用するって本当に大変です。
しかしこの2年間で、その苦労を上回る良いことも沢山起こりました。
この記事では自分のメディアを作ってみて感じた、私なりのメリットを3点挙げてみたいと思います。
お金を稼げる
最近、アフィリエイトサイトがやっとお金を稼げるようになりました。
収益化と言ってもまだまだ月1万円前後なので微々たるものですが...笑
それでも弱小フリーランサーの私には大変ありがたい収入です。
その他にもサイト経由でKindle本が売れたり、グッズを買って頂けたり。
最近ではなんと、イベントに講師として招いて頂いたり...。
お陰様で少しずつWeb経由でお金が頂ける機会が増えてきています。
雑誌に載せてもらえる
昨年、「オズマガジン」という雑誌に、私のインタビュー記事が(ちょっとだけ)載りました。
オズマガジンは妻が昔からファンだった雑誌なので、普段は頭が上がらない妻ですが、この時ばかりは鼻高々でした。
実は今月発売の別の雑誌にもアドバイザーとして参加させて頂いているのですが、やはりどの編集者さんもはじめ「Webサイトを見たのですが?」とお声をかけてくださいます。
発売された雑誌には「銭湯ラン.comを運営するサンポマスターさん」と記載されるので、これも「自分のメディア」を持つひとつのメリットかと思います。
ちょっとユニークな人になれる
SNSを日記のように書いている方はたくさんいらっしゃいます。
私も「個人アカウント」はそのように使っていますし、それが本来のSNSだと思います。
しかし私は「自分のメディア」ではそのような日記のような日常の発信はしません。
「銭湯ラン.com」にはランニングで利用出来る銭湯の情報しか載せませんし、その他のサイトにも専門性のある情報しか載せません。
SNSに自分の個性を出せないなんて、少しつまらなく聞こえるかもしれません。
しかし、人から注目される独自性のある情報サイトを創るには、やはり人とは違う発信内容が必要不可欠です。
実際に自分のメディアを運営していると、ちょっと変わった自分だけのアンテナを持つ癖がついてくると思います。
これは続ければ続けるほど実感しています。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、自分を発信しないことで逆に個性が磨かれてゆくのだと思います。
まとめ
自分のメディアを持ち、更新するのは本当に大変な作業です。
ある時は真夏の炎天下に、レンタルサイクルで半日走り回ったこともあります。
ある時は取材に訪れた田舎道で迷って、日が暮れてしまうこともありました。
それでも長く続けていると、そうしたデメリットを上回るメリットを感じているのも事実です。
私の若い頃はインターネットが今ほど発達していなかったため、得られる文化的な情報が限定的で限られていました。
学生時代の私は、そんな限られた情報の中でしか取捨選択できない不自由さに、怒りや苛立ちに似た感情をもっていたのを覚えています。
幸い現代は個人が情報を発信できる時代になりました。
文化的な多様性やバリエーションに、自分の発信がほんのほんの少しでも貢献できているとしたら嬉しいです。
誰にとって時間は有限です。
せっかくなら限られた時間の中で、希少性があってちょっとだけマニアックな人達に向けた情報を発信してみるのも面白いかもしれません。
自分だけの「メディア」を持つことは、それを可能にしてくれます。
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