月瀬唯咲

日本文学科出身の会社員です。生きづらい日々、思っていることを書いていきます。

月瀬唯咲

日本文学科出身の会社員です。生きづらい日々、思っていることを書いていきます。

最近の記事

私の行動の原則は「未来の自分におこられないように」なんだとわかった。未来の自分に怒られないように、常にビクビクしていて休めない。行きたいところに行くのも「どうしてあの時にいっておかなかったの?」と未来の自分に怒られたくないという理由がある。

    • できるのは悪いこと?

      「できない人の身になって考えなさい」「できるからって調子にのるな、あぐらをかくな」今までの人生で何度言われてきただろう。 大人になっても、私にはこれらの言葉たちが腑に落ちない。 私が「できる」側の人間でいられている理由はいくつもある。私より「できる」人だらけの環境に身を置いていないということも主な理由だと思うが、少なくとも学校や資格試験の勉強、ピアノに関しては努力したのだ。自分の能力・体力のリミット等も加味した上で現実的な目標を定めた。そして志望校には合格したし、受けた試

      • 信じて信じない

        私は舞台(映像でも)を見ることが好きだ。好きな作品をキャスト・言語違いで繰り返し見るタイプなので、作品の数としてはそう多くは見ていない。 好きな理由の一つが、そこにゆるぎない自信と信頼が見えるからだ。 組んで踊るダンス、ハーモニーを作る歌。それは、自分が「大丈夫」と言えるところまで努力を重ねた自信と、相手(共演者)の実力への信頼がなければできないことだと思う。 そして、相手を信じているのと同じくらい、「相手がたとえ失敗しても自分は大丈夫。自分でなんとかできる」と思える状

        • 休めない

          体調が悪ければ休む、人との接触を減らす、ということが世の中で推奨されるこのご時世であるが、以前はどうだったのだろう。少なくとも、体調不良で休むことは甘え、多少無理してでもがんばるのがいい、と思う人は今より多かったと思う。 私は小学校3年生ぐらいから、毎日お米を研ぐことが決められて仕事になっていた。お小遣い制がなかったので、一週間休まずつづけたら100円、という決まりになっていたのだが、「手伝いとお小遣いを結びつけるのはよくない」という意見を両親がどこかで聞き、そこからお小遣

        私の行動の原則は「未来の自分におこられないように」なんだとわかった。未来の自分に怒られないように、常にビクビクしていて休めない。行きたいところに行くのも「どうしてあの時にいっておかなかったの?」と未来の自分に怒られたくないという理由がある。

          頼む、頼まれる

          頼むこと、頼まれること、というのは、仕事において避けては通れない。頼まれなければ仕事は成り立たない。仕事以外の人間関係においても、頼む・頼まれるを繰り返して関係を深めていく、なんてよくある話だと思う。 だけど私は、頼むことも頼まれることもとても苦しい。 子どものころ、母からはこう言われた。 「何かを頼むということは、自分にそれができないから。できない自分を恥ずかしいと思ってできるように努力しなさい。百歩譲って、どうしても向き不向きとか自分でできないタイミングがあるのはや

          頼む、頼まれる