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余白をつくることの大切さ。親子でHSPの私たち

今日はムスメのお弁当を作らずに済み、少しラクをさせてもらった。

本日水曜日は学校の祝日ではなく、我が家の自主休校の日です。
学校には「風邪でお休みします」とわたしが連絡を入れ、ムスメは終日、
自由の身となった。

「学校へ行くだけで疲れるんだよ」と話すムスメ。

校舎内に充満する生徒たちや教師の醸し出す雑多なエネルギーと、勉強への焦りやプレッシャーから生じる気持ちのアップダウンなど、内外からの刺激に耐えて心を平らかに保つ作業だけで、パワーをほぼ使い切るのだろう。

HSPには余白が必要。

先週土曜日に部活動の大会があり、コンテスト形式で行われた大会へ参加した段階で、いわゆる燃えつき症状となっていたようだ。
週末の疲れを残したまま、学校生活での疲れを積み増しした状態となり、
コップの水があふれるように、昨晩マイナスモードの言葉が飛び出した。

グループ活動(彼女がリーダー)で男子のやる気のない態度に悩み先生に
相談したこと、終わらない膨大な課題をこなす大変さ、些細な出来事にも
ダメージを受けやすい自分をふがいなく思う気持ち。

全部吐き出すとみるみる声の調子が明るくなったが、この時点で学校を休みたい彼女の気持ちを尊重して水曜日の欠席を2人で決めた。

知人のライターによると、コロナで不登校予備軍だった子どもたちが不登校になっているケースも増えているそうで。
我が家のように普通に登校しながらも、苦しい思いを抱える子どもたちもいるに違いない。

通信制高校やフリースクールといった子どもをうけいれるハード(器)は
存在するけれど、学校教育に馴染めない子どもたちと、その親を受け入れてくれる世間の寛容さは、どこまで育っているんだろう。

知人は「不登校は悪ではない」と発信したいと話しており、こういう地道な働きかけが意識の変化につながればいいと、当事者の母として願っている。

学校週休二日制もいいですが、学校自由登校制も実現しないかなあ。
もしくは少人数での寺子屋の復活とか。

社会のテンポに合わせて働ける、優秀な頭脳と些細なことに動じない心を持つ人材を産出する機関でもある学校という場所。
同調圧力の最もかかる場ともいえる学校が、人一倍物事を感じやすいHSPの子どもたちにも居心地の良い場所となるまでには、時間がかかりそうだ。

現段階では必要なときには休息をとるよう子どもに仕向けられる、親自身の気持ちのゆとり、心の余白を持った在り方が大事だと個人的に感じている。

自身もHSPのわたしには、子どものお休み自体も池に小石を投げられたような衝撃ではあるけれど、そこは心をなだめて対応しているつもり。

秋晴れの爽やかな水曜日。親子でちょっぴりお疲れモードでも、世界は
「うららか」という表現にぴったりな落ち着いた光に満ちている。

今日も良き日となるように。
午後も気合を入れて(注:本人比)まいりましょう。

#HSP  #日記 #教育 #子育て #学校




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