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子供を持つこと5

少子高齢化が進んでいる。
その一番の大きな理由がこれではないでしょうか。

「自分の時間を大切にしたい」


私が一番懸念しているのは、仕事への障害です。子供が生まれると(もしくは妊娠中から)、自分の時間、お金、労力など多くを子供に注ぎ込まなければならなくなります。

その中で仕事に集中できるでしょうか。今の私には仕事の方を頑張りたいという気持ちの方が強いです。

私の母は典型的な仕事と育児の両立に挑戦したパターンだと思います。物心ついた時からずっと働いていました。今になっては母の凄さがわかりますが、幼い頃は、他の友達のお母さんがお家にいるのが、本当に羨ましかったですね。それでも母が何とか?やり切った(現在進行形かも知れない)のは条件が揃ったことだと思います。

・祖父母の家がすぐ近くにあって面倒を見てくれた
・家族の理解
・母の体力、精神力

主にこの三つかなと思いました。母の職業柄、30代くらいが一番忙しかったので、ちょうど私の幼児〜小学生期は沢山祖父母にお世話になりました。平日は祖父母の家で過ごしていたと言っても過言ではないくらいです。

また、私の家庭の場合父がある程度家事ができたので家族みんなで家事を分け合ってやっていました。もちろん小学生の私と弟もやっていました。(何回も反抗したことはありましたが結局潰されていました😃)

あと一番重要なのが母の体力とメンタルです。ここが私の本当に尊敬しているところです。私が寝るくらいに帰ってきても、朝は普段通り6時前には起きて朝食の用意をしてくれましたし、仕事と家庭の切り替えが本当に上手でした。仕事で悲惨な事例を扱った日も、家では笑顔で私の話を聞いたり、遊んだりしてくれました。

今では本当に尊敬の母ですが、ここに至るまではずっと反抗の日々でした。何故他のお母さんのように授業参観に来てくれないのか、何故ずっと家にいないのか、何故私のことをここまで気にかけないのか.…と。

私が中学生の頃、食事が終わった後、ダイニングテーブルで私が母に学校についての話をしている時でした。母が片耳にイヤホンをはめて仕事の講義を聞き始めたのです!!( ;  ; )「あなたの話も聞いているよ」と言っていましたが(マルチタスク的な)流石にこれは辛かったです。今ならあらあら忙しいのねと流せますが、当時は「仕事と子供どっちが大事なの!?😭」と不機嫌になっていましたね。

放置した方が良い子供もいれば、そうでない子もいますし、子供がちゃんと理解するにも時間がかかります。

私の家庭の場合何とかなりましたが、現実としては仕事と育児の両立は難しいと思います。私は私の母のようになれる自信がありません。

もっと、働きながら子育てがしやすい社会になれれば良いですネ。



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