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わたしの引き寄せの法則


さっき電話がかかってきた。


そろそろ来るかなとは思っていたけれど

そうきたか。


今朝、身体の突貫工事が終わったから

そろそろかなと予感はしていた。


変わった人だとお思いでしょうが

わたしは人生のたいがいを「全体」に任せている。

任せる前は激流の人生を歩んでいた。

だからわたしにとって、任せないという選択肢はないと思う。


この「全体」とは、

みんなが言うところの宇宙とか神様とか世界とか

そんな概念にちょっと近いかもしれない。


わたしはいつもやることだけやって(←ここ大事です)

あとはこの「全体」の派出所である

成層圏とかなんとかの空間へ

材料だけポンと投げ入れる。


「ほらよっ、頼むね!」

ってな感じで、かなり軽いノリだ。


神様や宇宙を信じている人に

お叱りを受けるかもしれない。


そのあとは任せて待っていれば

完璧なタイミングで台本やキャストやロケーションを用意して

わたしの目の前に持ってきてくれる。


コツはなんにも難しいことはなくて

ただ放り投げるだけ。

洗濯機に離れた所から洗い物を投げ入れる要領だ。



ところが



この台本を待つのが、わかってはいるけど

結構辛抱がいる。


「ねえ、いつなのー?」と

急かすこともよくあった。


「もー待てないんだよねー」

なんて、何回言ったかわからない。


最近はわたしも少しは大人になったようで

「まっいいか」と、ぶらぶらと

行儀よく待つことができるようになっている。

ちょっと偉くなった。


今回は一か月くらい待たされた。


今度はどんなストーリーでどんな自分と出会えるのか

ワクワクドキドキしている。

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