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今年も箱根駅伝~本気の、生きている物語~

三が日が明けて、今日はコメダコーヒーで命の洗濯……(古い…)
なんて言うの、 命の羽を伸ばすと言うかなんと言うか。そんな時間を過ごしています。
家にいると主婦とか母とか、そういう枠から外れきれない性分らしく(何もしていなくても)、時々このように自分解放区に出没する私であります。

年明け、2日と3日は、やはり箱根駅伝を観たい。ライブで観たい。だから家にいました。
今年も感動をありがとう、大学生たち。
私自身が10代、20代の時はあまり興味がなかったような気がするけれど、いつの頃からか箱根駅伝のファンの一人になりました。

私は箱根駅伝をはじめ、オリンピックやサッカーワールドカップやWBCなどがかなり好きです。
普段はJリーグもプロ野球も観ません。
バスケはたまーに観ます。
 
前回のサッカーワールドカップ開催中、日本代表が勝ったと大喜びをしていたら、知り合いに
「どうしてそんなにサッカーが好きなのかわからない」
と言われたことがありました。
その後のWBCの時も、キャーキャー言っていたら、同じ人に同じことを言われました。

そう言われて、私もサッカーワールドカップの時に「はて、どうしてだ?」と考えました。意識したことがなかった。

そしてわかったのは、私は、その次がない試合、負けたらこれで終わり、のような大会が好きらしいということです。
誰もが出られるわけではない大会で、そこまで勝ち残ってきたその道の最高峰と言っても過言ではない選手の一戦一戦に挑む気迫や、研ぎ澄まされた真剣さに、ものすごく惹きつけられる。これが理由でした。
本気の、生の、生ている物語を観たい。
観ていると手に汗握るし、喜ぶ時はお腹の底から歓喜が湧き上がってくる感じ。

そして、ある瞬間、たった今目にしている鮮やかなプレーは、その後ろにどのくらいのものが積み重ねられているのだろう。この人はこれをどのくらいやってきたのだろう、と素人の私には想像もつかない想像をしてしまうのです。
その時にも、心が、感情が動かされてしまう。
 
先日の駅伝では、終わった後である選手が
「4年間苦しかったです」のようなことを言っていました。本人にしか言えない言葉だったと思います。
その彼が走者として走っている姿は颯爽としていました。

その人しか知らないであろうひたすら積み上げてきたものが垣間見える時、もうただただ心打たれてしまう。
応援してしまう。

つくづく思います。
何かに本気で真剣に打ち込んでいる時、自然と周りを惹きつけ、巻き込み、応援されるんだなと。
周りもそこに一緒に関われることが喜びだったり、生きがいになったり。

箱根駅伝のどのチームも、どのランナーも、主役だったと思います。

そして、青学のみなさん、優勝おめでとうございます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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