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『G1 CLIMAX 33』を予想する楽しい時間

連日の暑さでほとほと参ってしまいますが、今週末からさらに熱さは増していきます。そうです、7.15からいよいよ新日本プロレス真夏の祭典『G1 CLIMAX 33』が開幕します。
今年は過去最多となる32選手のエントリー、且つ公式戦の試合時間が20分1本勝負に変更と大きく様変わりしそうなアフターコロナ後の初G1ですが、果たしてどのような大会になるのか。
ということで、今回はこの『G1 CLIMAX 33』を穿った視点でも贔屓目もなく真っ直ぐに予想をしていきます。

ちなみに、これを書いている現時点では、自分でも優勝予想が固まっていません。これから参加各選手の寸評を可能な限りポジティブ要素を交えて思い浮かんだまま書いていき、その感性の流れでリーグ戦の上位2選手を挙げ、トーナメント表と照らし合わせて勝敗予想をしていきます。気の赴くままに、感じたままに。それが自然と正しい答えを導くはずです。

ちなみに今年のG1は過去大会と異なり、このような流れになっています。
【8選手×4ブロック・各ブロック公式戦】
(全試合20分1本勝負)
各リーグ上位2選手が準々決勝のトーナメントへ進出

【準々決勝】
(時間無制限1本勝負)
・Aブロック1位 vs Cブロック2位
・Bブロック1位 vs Dブロック2位
・Cブロック1位 vs Bブロック2位
・Dブロック1位 vs Aブロック2位

【準決勝】
(時間無制限1本勝負)
A1位-C2位の勝者 vs B1位-D2位の勝者
C1位-B2位の勝者 vs D1位-A2位の勝者

【優勝決定戦】
(時間無制限1本勝負)

各ブロックのリーグ戦はもはや予選みたいなものでしょうか。ワールドカップ方式と思えばわかりやすいですね。


ではまず、出場全選手の寸評を。

【Aブロック】
SANADA
現IWGP世界王者としてマークされる存在のため、王者で制覇は今年も困難かと。ただ、リーグ戦2位以内のトーナメント進出はマストの任務。世代関係なくそれがチャンピオン。
海野翔太
凱旋帰国後は大物選手とのシングルやメイン登場の機会も多く、初出場枠の中では一番安定感がありそう。ただ、これまでのように先輩相手ではなく同世代との争いになるのが鍵。
成田蓮
我が道を行く、を貫き通すも結果が出ていないが、年末のTV王座争いのように波に乗れば一気に勝ち点を増やせそうなのが強み。スタイルを広げるか、頑なに己を守るかにも注目。
辻陽太
今新日本の中で一番可能性がある選手。当然、帰国してからは初めて対戦する選手ばかり。日本人相手だと持ち前のパワーが際立つが外国人選手に怪物らしさが通用するかどうか。
ヒクレオ
あまり評価されていないが、ジェイに勝ったりSTRONG王座を獲得したりと今年実績でも大きく飛躍したのは侮れない。不安のあったスタミナ面も20分1本勝負へ変更で有利に。
チェーズ・オーエンズ
曲者。それ以上でも以下でもない。優勝の可能性は希薄だが、思わぬ相手から勝利を得る可能性が強く、この選手が誰を転ばすのかがポイント。日本人選手は特に要注意。
ゲイブ・キッド
突然のBC入りからタッグタイトル挑戦、そしてSTRONGタッグ王座獲得と勢いは感じるが、G1となると良くて勝ち越し程度か。話題性の多いAブロックなのでなおさら厳しい。
清宮海斗
大注目の初出場。このAブロックで混戦混乱必至だが、ここを突破できないとNOAHを欠場してまで挑んだ価値も薄れてしまうので団体の威信のためにも2位以内はキープしたい。

【Bブロック】
オカダ・カズチカ
三連覇がかかった前回覇者。禁断の扉でギブアップ負けしたことで逆に気も張り直したと思われる。ベルトを手放してからさらに強さに拘った印象の試合も多く、やはり安定の本命。
YOSHI-HASHI
そろそろシングルプレイヤーとして結果を出したい時期ではあるが、昨年のG1以降から今現在もタッグを主軸に戦っているため強豪揃いのリーグ戦で結果を出すのは至難の業か。
タンガ・ロア
怪我から復帰し久し振りの来日がG1というのは戦いに慣れるにはもってこいだが、ようやく合流した兄弟とのトリオではなくシングルだけという舞台は過酷かと思われる。
エル・ファンタズモ
今大会のキーマンのひとり。先のNEVER戦では新ELPの自己紹介程度で敗れてしまったが、それが逆に良い溜めとなり、このG1でシングルのポテンシャルを存分に発揮しそう。
タイチ
KOPWを獲得後G1までに防衛戦が行われずどんな路線の王座にするのかが見えない。今年から真っ向勝負で調子も上向きだが、このメンバーでどこまで上位に食い込めるか。
ウィル・オスプレイ
間違いなく優勝候補に挙げられるUS王者だが、曲者揃いとのシングルの連戦に加えて怪我が完全に回復していないこともあり今年はやや厳しい状況か。それをどう跳ね返せるか。
グレート-O-カーン
そろそろ日本国内のシングルで勲章が欲しいところ。それがジャイアントキリングなのかリーグ戦突破なのか。そのどちらも果たすことができるこのG1はまたとない機会。
KENTA
タイトル奪取と陥落を繰り返しそろそろ結果を出すため、これまでの巧妙な反則を交える戦い方を変えて…くるとは思えないので、今年もひたすらKENTAらしさを貫いてほしい。

【Cブロック】
タマ・トンガ
NEVER前王者で侮れない実力者ではあるが、昨年のG1時の好調さと比較すると勢いが影を潜めているような。フィンレーへの雪辱はマストとして、それ以上の成績が残せるか。
石井智宏
激戦必至の相手がCブロックに揃っていてクオリティが高い公式戦を見られるのは楽しみ。ただ、シングルの結果がここ数年伴っていないので、今年も勝ち星に恵まれないことも。
鷹木信悟
KOPWで過酷なルールの試合を何度も行いIWGP世界ヘビー陥落後も勢いはキープしているが勲章には届かず。そろそろ本領発揮しそうで今年のG1がその場のような気がする。
マイキー・ニコルス
タッグ戦線では実績があるが、シングルのリーグ戦となるとどこまで喰い込めるかぐらいの期待値で優勝戦線に絡むにはかなり厳しいのが現実。インパクトを残すことが重要か。
アーロン・ヘナーレ
初出場の昨年より確実にステップアップしていることと、外国人選手が5選手も入ったブロックなので、ここは善戦ではなく結果という形でこれまでの意地と存在を見せつけたい。
エディ・キングストン
初出場外国人選手枠では一番の注目。念願のG1で、ゴツゴツ揃いのCブロックで、不器用ながら真っ直ぐなそのスタイルは活きるはず。STRONG王者としても結果を出したい。
デビッド・フィンレー
BC入りしたNJCで優勝を逃すが、その後のNEVER戦線では結果を出し続けた。反則や介入なしで圧勝できる強さがG1でも発揮されるか。今一番負けるイメージが薄い選手。
EVIL
おそらくいつも通り反則や介入で試合のペースを掴むことは予想できるが最近はそれがうまく機能していないのも現実。全員の足を引っ張ったらブロック1位でした、となるか。

【Dブロック】
棚橋弘至
気付けば最多の22回目のG1。シングル王座戦線に絡むものの結果が伴わない近年、一気に連勝を重ねたら“ちょっくら優勝”できる可能性も。戦い慣れた相手が多いのも好材料。
後藤洋央紀
この1年間はタッグ中心で戦ってきたため、久し振りのシングル連戦でリズムを戻せるかどうか。ただ、意外性も波乱も起こせる選手なので決してノーマークにはできない存在。
矢野通
全勝する可能性も全敗する可能性もあるその唯一無二な存在は今年も健在。体格の大きい選手が不在なブロックだけにその傾向はさらに強くなっている。まさにG1のジョーカー。
内藤哲也
2年前は負傷で離脱、昨年は準決勝で敗退と毎年支持を得ながら納得できる結果を残せていないG1。充実してる今年こそ、の思いはファン以上に本人が強く感じているはず。
ザック・セイバーJr.
TV王座を半年以上幾度と防衛しているので、今年からの20分1本勝負はまさにザックのためのルール変更。ブロックも戦い慣れた相手揃いで好条件しか揃ってなく、実は大本命。
シェイン・ヘイスト
なぜTMDKで同じブロックに入ったのかも疑問だが、ザックとの一戦はお互いが意識し合うG1ならではの同門対決となるでしょう。タッグの印象が強いためG1制覇は難しそう。
ジェフ・コブ
昨年のようなモンスター級の選手が少ない今年は、この選手のようなパワー特化型が逆に目立つ存在になるはず。鮮度はなくとも説得力は全く落ちていないので成績にも期待できる。
アレックス・コグリン
ゲイブ同様の期待度でどうしても優勝やブロック突破の未来が想像できないのが現実。今月ベルトを争った後藤と同じタッグプレイヤーのシェインには負けたくないところ。

以上。で、ここまで参加全選手のコメントを書いてみてまず思ったこと。
32選手、やはり多い!
小学校のひとクラスの人数より多い!担任の先生、困ってしまうよ!
どう頑張っても優勝できそうもない選手もいますし。
でも、担任としてはクラスの全生徒を同じ大きさの愛情で指導しなければいけないのでもどかしいところです。

そして、各班の脳内公式戦をフル回転させて、導き出された各ブロックの上位2選手がこちら。
【Aブロック】
1位 辻陽太
2位 清宮海斗

【Bブロック】

1位 オカダ・カズチカ
2位 エル・ファンタズモ

【Cブロック】

1位 鷹木信悟
2位 エディ・キングストン

【Dブロック】

1位 ザック・セイバーJr.
2位 内藤哲也

では続いて決勝トーナメントの予想です。
トーナメント表に順じ、脳内妄想ファクトリーで決まった準々決勝が
【準々決勝】
辻陽太 vs エディ・キングストン
オカダ・カズチカ vs 内藤哲也
鷹木信悟 vs エル・ファンタズモ
ザック・セイバーJr. vs 清宮海斗

わあ!予想のまま規定通りに当てはめていったら、実に興味深いカードが並んだんですけど!準々決勝でオカダ vs 内藤って!ザック vs 清宮って!(決定ではなく、あくまで予想という名の妄想です)

そして、この4試合の勝敗を喧々諤々な脳内ひとり討論会の末に弾き出し、ベスト4が出揃いました。組み合わせがこちら。
【準決勝】
辻陽太 vs 内藤哲也
鷹木信悟 vs 清宮海斗

さぁ、いよいよG1 CLIMAX 33の脳内優勝決定戦です!最後を飾るカードがこれです。
【優勝決定戦】
内藤哲也 vs 鷹木信悟

そして激闘の末『G1 CLIMAX 33』の覇者が誕生しました。栄えある32選手の頂点は、ずばり…
【優勝】
内藤哲也

となりました!おめでとうございます!
ここまで辿り着くのにとても時間がかかりました。さすがに脳がちょっと息切れしております。

ということで、個人的な『G1 CLIMAX 33』の優勝予想は、結果的に単勝一番人気で落ち着きました。
波乱のG1というのは過去の話で、近年は下馬評通り、もしくはそれなりに実績のある選手が制覇する実力主義の傾向が続いています。今年の活躍から見ても、内藤哲也選手が優勝するには絶好のタイミングかと思います。
何より、数年に渡り公言している「1.4ドームのメイン出場」をそろそろ実現させないといけないでしょう。準決勝と決勝で同門対決を制した内藤選手が満を持してドームのメインに辿り着くというのもドラマになりそうです。
それと、優勝決定戦のカードはありそうでなさそうな顔合わせになったので偶然ながら少しご満悦です。このカードなら新鮮さもあります。連勝オッズもそこそこ付きそうです。


以上が私の『G1 CLIMAX 33』予想です。
ここまで長々と書いてきましたが、最終的なことを言わせていただくと…
予想の自信はありません!
創造も楽しい!が、目の前に起こったこと、目の前で起こった結果、それを見て一喜一憂するのもG1の、プロレスの醍醐味!
だと思っております。
予想はあくまで予想として、楽しみをそれ以上に楽しくするスパイスとして、今年もG1 CLIMAXを真っ直ぐ楽しみます。
でも、もし当たったら偉いです。自分を褒めます。準々決勝まで当たったら天才です。立候補します。せめて優勝予想が的中したら、悦に浸ります。ある意味、見えない賞品です。

プロレスの予想は、楽しい。
それもこれも、プロレスが楽しいから。


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