見出し画像

DINKsの家事分担と夫婦の相性

以前の記事でも書きましたが、私達夫婦は基本的に家事を夫が担当しています。理由は簡単、夫が家事を好きだから。これに尽きます。

特に料理は妻が苦手とする分野かつ、夫が大好きな分野なので、原則100:0の分担としています。

分担は好き嫌いで決める。これが私達夫婦の原則です。嫌いなことを無理してやる必要がないという価値観を常に大事にしています。

これも繰り返しになるかもしれませんが、妻は真面目で正義感が強い性格なので、何でもきちんとやろうとします。だから妻の作る料理も、とても美味しいんです。なぜなら丁寧に作るからです。適当に目分量とフィーリングで作る私の創作料理的なものとは異なります。第三者に出すのには妻の料理の方が良いかもしれません。

一方、きちんとやりすぎると、疲れてしまうんですよね。レシピ通りにやらなければならないと考えると、手順や順序にこだわりすぎてしまい、それを遵守することに疲れたり、イライラしたりしてしまう、だから精神が疲弊する作業になってしまうのです。そのあたりは、妻が元公務員だったこともあり、仕事と同じようにきちんとやろうとしてしまうのかもしれません。

この「仕事と同じようにきちんとやろうとしてしまう」というのが、私が考える家事分担のポイントです。妻は一生懸命やろうとしてしまうので、一生懸命やらなくていいようなこと、本人が義務と思いにくいようなことをやってもらうようにしています。私は正真正銘の適当でいい加減な人間なので、何をやってもゲーム感覚で楽しんでしまう、適当だけど、そこそこ楽しみながらやってしまう性格なので、労働など、外部の集団行動を除けば、「やらされている」「やらなきゃいけない」と思うことが、ほとんどなく、この思考回路の個性を活かして、上手く、ストレスない家事分担をすることができています。

具体的に家事のそれぞれについて書き出してみましょう。


1.料理

基本的にすべて夫です。買い物、調理、食品保存、ゴミ出しのすべてを担当します。自炊、美味しいもの、品目たくさん、加えて、栄養や健康のことを勉強しながら続けています。たとえば、検診の血液検査のデータで改善したいものを意識したレシピを作ることをやっています。無理な素食にすることはせず、小さな工夫で美味しい毎日を作ることを心がけています。

2.掃除

基本的に夫で、日没までに夫が帰宅しないときは妻が担当しています。ルンバを使っているので、音が大きく、空気入れ替えが大事なので、日中にできることがポイントなんですよね。妻は清潔なので、掃除は楽しくやってくれています。毎日感謝ですね。

3.洗濯

これはほぼ50:50です。手があいている方がやります。洗濯が終わって干すときに、だいたいどちらかがやっていると、その作業の音で他方が気づき、仲良く一緒にハンガー干しの作業をします。毎日の会話シーンの一つです。

4.アイロンがけ

これは妻の専属業務になっています。理由は私が自分を着飾ることに無関心だからです。本当にダメ人間です。妻は私にパリッと整ったシャツを着せたいと思ってくれているので、これは素直に全面的にお願いしています。本当に助かっていますし、これがなかったら私は会社にラフな私服で通っているところです。本当に感謝です。

5.勉強

勉強は常にそれぞれが自分の課題や、これから二人で自由に生きていくための投資としての勉強を続けています。妻は大学の勉強、着物、夫は動画編集、情報技術など、そして英語は常に二人で地道にやっています。妻は現在オンライン英会話を初めて、めちゃくちゃ良い感じ。10年間のブランクを約1年で埋め、今は海外からの友だちもできるほどです。

6.遊び(企画)

これは動画のネタや毎日継続できる楽しみ、コンテンツ探しのことです。基本的に妻が色々面白いものを探してくれます。私はルーティンに夢中になることが多い一方、妻は情報収集に長けているので、たくさんお願いしています。料理や片付けなどの家事を私がやる間に妻がこれをしてくれるので、家庭内の作業効率が良いんですよね。楽しむためのリサーチっていうのも、消費ではなく生産と考えれば、ものすごい大事なことです。

7.遊び(実践)

これはお互い半分ずつです。私達夫婦は一緒に何かをすることと同じくらい、別々に何かをしてシェアすることを大事にしています。旅行も、妻が持つコミュニティで行けるところはどんどん行ってもらい、私はその間、別のことをやって、帰ってきてからそれをシェアしています。一緒に旅行したり外出することも多いですが、別々に生産して経験を倍にすることも、限られた時間しかない人生において重視しています。

8.遊び(記録・発信)

ストックした経験を記録に整理したり発信したりすることは、作業慣れしている私が主に担当しています。このような記事を作ったり、日記や動画コンテンツに残したりする作業です。

9.まとめ

夫婦は平等に負担すべきだとか、明確に線引して役割を果たすべきだとか、そういう意見も多いですが、私達は子供もいないし、経済的、時間的に日常生活が圧迫されることもないので、こういう「きちんとした」分担や「頑張ること」にこだわらなくてもいいのかなと考えています。好きなこと、黙々とやれることに使う時間がお互いに多ければ多いほど、幸福感も増すと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?