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話のきっかけを作ってくれるドラムスティックケースの製作

こんにちは。yoyo(よよ)です。
音楽、手芸、電子工作、スタバが好きな香川に住んでる会社員です。ライブを観に行ったり、ドラムを叩いたり、工作したりするのが好きです。

ほんの少しの勇気が出せなくて、プレゼントとして作った手縫いのスティックケースを渡せなかったことがすごく心に残っていて、そのとき渡しそびれてしまったスティックケースを生まれ変わらせたいと思って、話のきっかけを作ってくれるドラムスティックケースの企画を立ててます。前回の記事でもお伝えしたとおり、今年は、本内容にてクラウドファンディングにも挑戦していきたいと考えております!

ほんの少しの勇気が出なくて、話しかけれないときに自分をサポートしてくれるドラムスティックケース。欲しい機能のイメージを具現化しました。今のところ下記を考えております。

『話のきっかけを作ってくれるドラムスティックケース』に求める機能

① 話の輪に入っていくのを手助けしてくれる機能

吉本新喜劇の桑原師匠の名言で
”ごめんください。どなたですか?〇〇で〇〇している〇〇です。おはいりください。ありがとう。” 桑原師匠が登場するとき尋ねた家の前で一人で言い切って、家に入っていくシーンがあるのですが、それが、私の中では話の輪に入れないときに、一人で言い切って輪に入っていけるだけの力強さみたいなのを与えてくれそう、なんかシンクロします。好きだなって思ってて、その言葉を話せるようにしたいなって思ってます。

② 話の輪に入っていけない自分に対して自身を奮い立たせる機能

うつ向いてしまって、勇気が出ない。そんなとき、話の輪に入っていくために自分自身のマインドを変えられるように叱咤激励の言葉をいってくれる機能。
お前はあと●年後には死んでいる。人生は有限だ。もっと精一杯生きろ!自分を叱咤激励させてくれる言葉を聞いて、自分を奮起させる機能を入れたいなって思ってます。1119は私にとって大切な言葉。なので、111年と9か月後にしました。

③ 話かけれなくて心臓バクバクなとき、一旦自分を落ち着かせる機能

一旦落ち着くため、癒しのオルゴールが流れる機能

実際に作ってみた!

作ってみて思ったこと

 頭の中で思い描いていたイメージがようやく実体をもちました。まだ、音声を再生するコア機能だけではありますが、まずは一つ、最初の一歩として形になってよかったかなと思ってます。でも、私としてはここからがスタートだと思ってます。大切な生地に想いを縫いこんでいく作業や、まだまだこだわり抜いてプロダクトに命を吹き込んでいく作業が残っています。
 また、作ってみて思ったのですが、今は超音波センサの目、スピーカの口がついているけどどことなく無表情に感じました。もっと動きのある表情みたいなのをつけたい表情豊かにしゃべる感じとか取り入れたい。まさしくAIスタックチャンな感じ。。表情豊かにしてより親近感がわく形に出来ないか思案中です。表情豊かにできるといいなって思いました。

私が思うAIスタックチャンの素敵なところは表情!

 もう一つ思ったのが、今はボタンやスイッチ等で話す言葉を切り替える形で考えてましたが、私が製作者で知りつくしているので、実は少し、もの足りなさも心のどこかで感じたりもしています。なんだろう、ドキドキ感、心拍などをトリガーに話しかけるタイミングを決めたり、何か不確定な要素も入れられるとプロダクトとしてより愛せる形になるのかもって思ってます。
 引き続き、試行錯誤して検証を繰り返して、命を吹き込んでいきより愛せる形に仕上げていきたいなって思ってます。

プロダクトを見てもらった感想

 今まで仕事の話くらいしかしなかったけど、ちょっと仕事以外の話もしてみたいなと思ってた、会社の後輩二人に今回、作ったものを見て頂きました。(一旦、プロダクトの企画を説明し、見て頂きました)
 色々コメントを頂けたので書き記しておきます。
・ストーリーいい。
・自分も話の輪に入っていくの苦手な時があるからわかる。こういうのなんか好き。面白い。
・ボタンを押して再生でもいいけど、自分が話の輪に入れなくて、心臓バクバクしてるときに、そんなことしてる余裕ある?たとえば、心拍数や体温上昇とかをトリガーにして自動で発動みたいなのがあると、面白いかも。
・自分自身を励ます機能を使うときにスピーカーで音が流れるので、自分以外の人にも聞こえてしまうのでは?イヤホン等で聴けるようにするとか、あるいは逆にあえてきかせて気になって話しかけてくれるのを狙ってみる?
・双方向のやりとり、会話にしてみては?

 結構、色々と有意義なコメントを頂けた気がします!心拍数をトリガーにとかは、私も考えてた内容でもあったので、試してみたいなって思ってます。スピーカの音が回りに漏れるのは、ちょっと恥ずかしいけど、私は人に聞かれてもいいかなって思いました。

もう一つの気づき

このプロトタイプを会社の後輩にみてもらってるときにふと気づいたのですが、普段しない話をしている時点で、このプロダクトは、なんというか、もうすでに話のきっかけになってくれてることに気づきました。 
 このプロダクトって、話の輪に入れないシーンだけじゃなく、もしかしたら、話のきっかけがなくて話かけれないと感じる以前のシーンとかでも使えるのかも。しばらく話せていない地元の友人、仲直りのきっかけ、話かけずらいシーン、…。あくまでコアは話の輪に入れないシーンを軸に進めようと思いますが、そういう時にも効果を発揮できそうというのは今回、感じました。

今後に向けて

心拍センサや表情をつけたりする、プロダクトに命を吹き込む作業など、色々進めていきたいなって思ってます!


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