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STAY KOBE《29》桜満開の有馬温泉

街と人の絵を描くイラスト作家・こもりあやみが「色々あって神戸に住むのは難しいけど、それでも時間さえあれば神戸を歩きたい」という気持ちで始めたnoteマガジン「STAY KOBE」です。神戸にいる人、神戸にいた人、神戸に行きたいけど行けない人に「今の神戸」をお届けします。(不定期更新)


無料マガジン連載「STAY KOBE」、皆様の応援のおかげで29回も続けることができました。
次回の「おわりに」を除けば、本編の記事としてりはこれが最終回となります。
ということで。
締めくくりに選んだのはこの場所でした。

有馬温泉!
先々週の土日に行ってきました。

川辺が賑やかなのは理由があって。

ちょうどさくら祭の初日だったんです。
太閤橋にはすでに多くの人がいました。

今年は桜の開花が早く、すでに満開に近い状態。
ちょうどいいタイミングでした。

と、ここで猿まわしを発見。
初めて見ましたよ。
この後場所を変えて2回の出番をこなしてました。
に、人間より働いてる……。

有馬温泉といえばこちらの小道。
観光客が一番多いエリアです。

この風情を味わいに来たといっても過言じゃありません。

細路地に入るとこんな光景が。
どこまで行っても行き止まりがない感じがします。

日帰り入浴できる金の湯と銀の湯に行きました。

こちらが銀の湯。

源泉がこんなに間近で見れるんですよ。
飲食店の窓辺からすぐの場所でもくもくしてます。

有馬温泉の礎をつくったとされる行基菩薩。
「日本三古泉」と呼ばれてるのは知ってたけどどういう成り立ちなのかはまったく知らなくて。
こういう看板を見るのもお出かけ先の楽しみだったりします。

路地の途中で見つけた「うわなりの湯」。
醜い心や悪口を言って罵れば湧きあがるというなんとも人間味に溢れたお湯です。

(えーと、また、この温泉は“きりぎりす”の治療……ん?)
※きりきずです。

さて、ここからは食べ歩き編の始まり始まり。

太閤橋と金の湯の間にある「猪名野茶房」。
上品な造りの綺麗なお店です。

お目当てはこちらの本生わらび餅。
きなこと和三盆のシロップ付きです。

見てくださいこのぷるぷる感。
ぷるぷるっていうか、ぶるんぶるんしてます。
一つ一つが大きくて、ものすごく弾力があって、粘り気もある。
これぞわらび餅の本気。

コロッケで有名な竹中商店にももちろん行きましたよ。
(写真はメンチカツ)

「日本一のジェラート」で有名な「アリマジェラテリアスタジオーネ」にも。
今回一番行ってみたかったお店です。
Tverで「新木優子のあらきあるき」を見たのがきっかけ。

湯上がりのひんやりスイーツを求めてごった返す店内。

こちら、ピスタチオと塩マスカルポーネきんかん香る甘酒仕立てです。
最高でした。今からでももう一度食べに行きたい。

ジェラート屋から少し歩いたところにある「からあげ専門店 ヤッピー」。
有馬山椒を使った特製のからあげが楽しめます。

手前が有馬山椒、真ん中がカレー粉、一番の奥があっさり白出汁。
山椒のヒリヒリ感!しばらくひーひー言ってました。
インパクトという意味ではここがピカイチかも。

「有馬庵」の「ありまん」なるものも食しました。
ただの肉まんではなく、

イノシシ肉まんなのです。
ここでも有馬山椒が登場。
口の中がトドメを刺されました。
ぶたまんとはやっぱり少し違いますね。ジビエ感あります。

そしてそして、坂を上がって「うわなり珈琲」にも行きました。

目当てはこちらの食べ歩きのサイズチーズケーキ。 
兵庫県産100%小麦粉、六甲山の牛乳から作られたクリームチーズ、そして神崎郡の養鶏場で生み落とされた卵。
兵庫の食の豊かさを感じつつコーヒーで一服しました。

温泉とグルメを堪能したところで最後に桜の写真をご紹介しますね。

善福寺の立派なしだれ桜
有馬山温泉寺にて
柔らかい光の感じが気に入ってる一枚
黄色い花とのコントラスト
 「これぞ有馬」という感じがしますよね

今回のベストショット。

ということで、桜咲く有馬温泉の風景をお届けしました。
数年前に行った時から店ならびが結構変わってることに一番驚きましたね。
今回行けなかったお店がたくさんあるんです。カレーうどんとか、他のカフェとか。
また別の季節に足を運んでみようと思います。

それでは、今回もお読みいただきありがとうございました。
ほんとの最終回「おわりに」をお楽しみに。

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ではまた神戸で会いましょう。

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